旧八大競走

December 12, 2009

テイエムプリキュア、有馬記念へ参戦決定! - SANSPO.COM(サンスポ)http://www.sanspo.com/keiba/news/091212/kba0912120502001-n1.htm
>2009.12.12 05:01
>エリザベス女王杯2着のテイエムプリキュア(栗・五十嵐、牝6)が11日、有馬記念(27日、中山、GI、芝2500メートル)への参戦を決めた。当初は来週の愛知杯(GIII)に出走する予定だったが、10日に発表されたファン投票最終結果で1万8815票(23位)を集めたため、関係者が協議した結果、グランプリ出走に踏み切ることになった。

阪神大賞典→天皇賞(春)&京都大賞典、というかつて王道と言われたローテーションを歩んだ馬は今年、意外にもプリキュア(牝馬!)1頭だけ。いかにホースマン達の旧八大競走への意識が薄れて来たか、っつう証左だ。

JCダートステップに11月「みやこS」新設 - SANSPO.COM(サンスポ)http://www.sanspo.com/keiba/news/091119/kba0911190419000-n1.htm
>2009.11.19 05:04
>18日、東京のJRA六本木事務所で経営委員会が開かれ、2010(平成22)年度の事業計画および収支予算が原案通り承認された。
>★重賞の本賞金減額
>中山グランドJ、中山大障害のJ・GIの1着分が8000万円から7500万円に500万円減額。平地では1600メートル以下のGIIや牝馬限定、ダート重賞が減額となる。主なレースではマイラーズC、セントウルSの1着分が6000万円から5800万円と、200万円減額となっている。
来年G2以下の賞金ダウン 格差明確、2歳G1はアップ http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/race/news/CK2009111302000116.html
>2009年11月13日 紙面から
>一方、クラシックに直結する2歳のG1は増額される。朝日杯FSの1着本賞金は6300万円から7000万円に、阪神JFは6000万円から6500万円にアップ。
>除外馬が多いダート競馬の距離増し手当や、他の各種手当ても削減。

売上減→賞金総額減となるのは理解出来る。そしてクラシックの権威は守る=クラシック路線保護→削るのはそれ以外の部分=短距離とダート戦と障害っつう事になる。それでもダート重賞を新設(オープン特別を格上げ)するのは、JBCの中央馬出走枠の少なさに対する救済措置という意味が多分にあろう。
 俺もかつて一口馬主やってたが、出資したのはダートの短距離血統ばかり。実際やってる人やペーパーオーナーゲームやってる人なら意図がすぐ理解出来るだろう、少しでもリスクを少なく、堅実に馬主続けたいっつう事だ。短距離血統なら早熟だから計算立て易いし、ダートは脚元に負担が掛かり難く数多く使える=出走手当込みでペイし易い。で、そういうのばっかだとJRAは困ってしまう。「そら馬主サンそういうのが米ビツなのは解るけど限度っつうモンがあんでしょ、そんなんばっかじゃクラシックどうなんのよ」と。あと、真面目にクラシック路線目指す馬主に対する優遇策でもある。要は、改めてクラシック至上主義をJRAは宣言しましたよ、っつうこっちゃな( ´-`)y-~~~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

April 30, 2009

 日本人はとかく熱し易く覚め易い、一たびブームになるとアッという間に敷衍するが下火になるのもまた早い。ブームになり消えていったものは枚挙にいとまが無い、昨今のお笑いブームの中で脚光を浴びたのにもう消えてしまった芸人、すら何組も居る始末。
 一方、そんな日本人気質であるが故に、敢えてアンチテーゼとして『伝統』を売りとした商品というのも高い訴求力を持っている。京都・奈良・浅草・歌舞伎・落語・大相撲・和菓子etc.皆景気の波に左右されたりしつつも、ニッチビジネスの一言で到底片付けられない巨大なマーケットを誇っている。これらもこれらなりに新しくなってはいるのだが、しかし本質的な部分に手を加える事は決してしない。それがマイナスに働くのが自明だからだ。
 例えば大相撲を純粋に一スポーツ、sumo wrestringと捉えるならば、不合理な点はたくさん有る。横綱や幕内力士の入場セレモニーもそうだが何で髷を結わねばならんのか、競技とヘアスタイルに何の関係が有るのか…それは、元が神事だったから。そこに手を加えると、大相撲が一スポーツに成り下がって(!)しまうから。未だに土俵に女性を上げないのもそう、単に男女同権がどうとかいう問題じゃない。理屈を超越した伝統、というものが有るのだ。
 世界の競馬はスピード化の方向に働いている。旧八大競走からのファンは以後新設されたGI、わけても二歳戦やスプリントのそれを「水増しGI」「上げ底GI」ととかく軽視しがちで、平成競馬、21世紀競馬を短距離偏重と捉えるが、しかしそれが世界の流れなのだからしょうがない。オーストラリアなど日本なんかメじゃない短距離偏重、ほとんど全レースがスプリント的競走体系になっている。しかし、かの国の最高峰レースであるメルボルンカップは三二。競走体系から掛け離れてるし種牡馬選定レースとしても機能していない。では何故距離短縮をしないか?答えは「それが伝統だから」だ。
 欧米では、チャンピオンディスタンスは二四から二千という認識に既になっている、しかし凱旋門賞を距離短縮しようという声は挙がらない。ホースマンの認識の方が変化し、例えばかつてセント・ジョージ競走が軽視されていった様に、将来的に凱旋門賞が「二四なんて時代遅れの距離使っても…」といった時代が遠からず来るだろう、しかしおそらく、それでも距離短縮はされない公算の方が強い。そしてそれらと同じ理由で、天皇賞(春)も距離短縮される事はないだろうししてはいけない、何故なら、それが伝統だからだ(俺的には今でも4月29日に開催するべきだと思っている)。春シーズンに中距離チャンピオンを決めるレースとしては、GI宝塚記念が既に有るではないか。
 今の宝塚が、必ずしもそういう位置付けがなされてないのは確かだ。しかしこれは、特に今の時期に施行された事で顕著になった。かつては3回阪神と2回中京(今年度の3回中京に相当)が入れ換わってて、これは夏競馬の活性化と二連続開催で傷んだ芝の回復を意図したものだが、どちらも有効に機能してはいない。前者は暑さが厳しい時期のため一流馬ほど無理遣いしたくない(=馬は暑さに弱い動物である)事や、秋競馬への間隔が詰まるから敬遠されがちだし、後者は1、2回阪神での芝コース施行数を制限&仮ラチのさらなる有効活用をすれば良いだけだ。マイルGI安田記念共々、施行時期を大幅に前倒しすれば全て丸く収まる、もう「春天を二四に!」などといったバカげた声も収まるに違いない( ´-`)y-~~~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック