大月隆寛

June 16, 2012

消えゆくアラブ馬 競馬界、40年で6頭に http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001206150007
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最後尾から追うザラストアラビアン=6日、日高町、杉本康弘撮影 http://mytown.asahi.com/hokkaido/k_img_render.php?k_id=01000001206150007&o_id=43763&type=kiji
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>2012年06月14日
>■アラブ馬 消えゆく運命
>■競馬界 40年で1万頭 → 6頭
>日本の競馬を支えてきたアラブ馬=キーワード=が姿を消しつつある。40年ほど前は1万頭を超えていたが、時代はサラブレッド全盛に。現役は地方競馬のわずか6頭だ。
>馬の血統登録を扱う公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルによると、戦後間もなくは、サラブレッドが足りず、観客の期待に応えられるレース編成が出来なかった。そんな中、アラブ馬は重宝な存在だった。サラブレッドと違い、気性は穏やかで丈夫、粗食にも耐えて扱いやすい。血筋から能力が読みやすく、生産農家や馬主も手堅い経営ができたという。地方競馬に詳しく、アラブ馬主でもある札幌国際大学の大月隆寛教授(民俗学)は「アラブで稼いでサラブレッドで勝負をかける生産農家は多かった」。中央では1950年代に出走馬の3割程度、地方での登録数は70年代前半までサラブレッドを上回る1万2千頭前後に上った。
>しかし、人気はスピードに勝り華やかさがあるサラブレッドに集まり、95年には日本中央競馬会(JRA)がアラブ馬単独のレースを廃止。地方競馬も追随した。国内のアラブ馬単独のレースは09年9月27日の福山競馬(広島県福山市)が最後だ。
>いまも残る現役はホッカイドウ競馬(北海道)の1頭と福山競馬の5頭。アラブの競走馬の生産は止まっていて、競馬界から姿を消すのは時間の問題だ。
>馬産地・北海道では、最後のアラブ馬が約840頭のサラブレッドに闘いを挑み続けている。栗毛の7歳馬「ザラストアラビアン」だ。今月6日夜、門別競馬場(日高町)の最終レースでは、13頭中、最下位。伊藤千尋騎手(26)は「最後は息切れしてしまった」と残念がった。
>05年に北海道門別町(現・日高町)で生まれ、当時はアラブ馬が主流だった福山でデビューした。これまで61戦15勝。3年前の国内最後のアラブ馬単独レースは、最後の直線で猛烈に追い上げて接戦を制した。その後、サラブレッドとの混成レースで2勝したが、ここ2年は脚を痛め、勝利から遠のいている。
>馬主の鳳山(とりやま)信年さん(46)=広島市=は「衰退する一途のアラブ馬の中で最強になってほしい」と願い、ザ・ラスト(最後の)アラビアンと名付けた。「アラブ馬の全盛期を知る古くからの競馬ファンは懐かしんで応援してくれる。一日でも長く走り、ファンの記憶に残ってほしい」
>(熊井洋美)
>◆キーワード
>《アラブ馬》
>アラビア半島が原産。純血馬とサラブレッドとの交配で、アラブの血が25%以上が競馬に向く「アングロアラブ」とされ、競馬でアラブ馬と言えば、この種を指す。国内では少なくとも1920年代から血統登録の記録がある。
>一方、17世紀ごろから、競走馬としての品種改良を重ねてきたのがサラブレッド。世界各国のサラブレッドは父系の血統をさかのぼると3頭に絞られる。

俺が福山競馬旅打ちして生アラブ見たのが3年前。
エトワールセト号 : 酒とワラwの日々 http://blog.livedoor.jp/ippachi_bakuchiuchi/archives/51286447.html
いよいよアングロアラブも風前の灯か。時代の流れとはいえ、アレだな…(´・ω・`)

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December 24, 2011

12歳アラブ馬、地方競馬最多勝記録ねらい奮闘中 http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111224-OYO1T00320.htm
>日本の競馬を支え、最盛期には約1万頭いた競走用のアラブ馬が、馬場から消えつつある。現役は福山競馬(広島県福山市)などの6頭。競走馬としては6〜12歳と高齢だが、サラブレッドに交じって出走し、地方競馬の最多勝記録の更新を目指す馬もいる。スピードはそこそこでも力強く走る“泥臭い姿”にファンらは声援を送っている。
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>純粋のアラブ馬はアラビア半島原産。日本では、サラブレッドとの交配種「アングロ・アラブ」が持久力に優れるとして戦前は軍馬として多く育てられた。
>地方競馬全国協会によると、戦後は各地の競馬場で活躍。地方競馬での登録数は1986年に9938頭に達したが、高速レースを展開するサラブレッドが主流になり、日本中央競馬会はアラブ馬だけのレースを95年に廃止、地方競馬も2009年に取りやめた。
>国内のアラブ馬は、乗馬用などに年10頭前後が生産されるが、競走馬は08年10月のデビューが最後。今年11月末の登録数は24頭だが、現役は福山競馬の4頭と門別競馬(北海道日高町)の1頭、荒尾競馬(熊本県荒尾市)の3頭のみだった。このうち廃止が決まり、23日に最後のレースが行われた荒尾競馬では2頭が引退、1頭が移籍を検討中だ。
>勝てなくなった馬も多い中、福山競馬では牡馬(ぼば)「モナクカバキチ」が奮闘する。12歳で人間なら50歳近いが、7月に2勝して通算54勝とし、地方競馬最多勝の新記録(55勝)を目指す。
>現在は勝利から遠ざかっているが、走る意欲は旺盛だ。元厩務(きゅうむ)員、加藤隆由さん(37)(岡山市)が開設するブログ「モナクカバキチ最多勝への道」には「アラブの心意気を見せて」「壮年パワーに元気をもらっている」などのメッセージも届く。加藤さんは「地道に勝利を重ねた姿に多くの人が勇気づけられている。少しでも長く、元気に走って」と願っている。
>「厩舎物語」の著者で、荒尾競馬の2頭の馬主でもある大月隆寛・札幌国際大教授(民俗学)は「負けん気が強く、走りに味があるアラブ馬に、日本の競馬界がどれだけ世話になったことか。最後の馬主になってもアラブの灯を消さないよう頑張る」と語る。
>(2011年12月24日 読売新聞)

大月さん馬主になってたのか。いやそれよりモナクカバキチ、まだ現役なんだよな。
地方競馬 データ情報
つくづく凄い、頑張れ…と思いつつ、こんな減っちゃってたのかアラブ馬。絶滅危惧種…や、ほとんどが人工交配で作られ(!)る生物にこの言葉は使わんか、単に売れなくなったから生産されなくなったってだけだもんな(´・ω・`)
 政治家とか実業家の二世とかの『ええトコの子』をサラブレッドと呼ぶ事が有る。これって、公営競技全盛期、電車の中で専門紙開くのは憚られる時代だったとはいえ競馬そのものはポピュラーで、その頃は地方はもちろん中央競馬でもアラブ馬の方が主流だった時代が有った事の証左だ。で、この表現はもうほとんど死語と化しつつある、いずれ消えて行くんだろうな。それはしょうがないが、JRAも馬事公苑とか競馬場の乗馬馬にアラブを1頭ぐらい残しても良い様な( ´-`)y-~~~

地獄で仏
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著 者:大月 隆寛
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