北野武

February 25, 2012

たけし分析「芸人の実力が人気に追いつくとブームは終わる」 http://www.news-postseven.com/archives/20120224_90587.html
>2012.02.24 16:00
>太平シローが死んじゃった。まだ55歳だぜ、早すぎるよな。「ツービート」と「太平サブロー・シロー」は、『THE MANZAI』や『オレたちひょうきん族』でも一緒だった。いろんな思い出があるけど、シローちゃんは実力のある芸人だったからね。いい芸持っていたのに、ホントに惜しいよ。
>今回の訃報をきっかけに、サブロー・シローの漫才がテレビでけっこう流れてたけど、やっぱり面白いんだよな。話術も巧みだし、モノマネも笑えるよな。今の流行とは全然違う、懐かしい「味」みたいなものがあってさ。
>まァ、シローちゃんもオイラも、80年代の漫才ブームで世に出てきた人間でね。今も第何次だかわかんねェけど漫才ブームだろ。正直、今の若手のほうがオイラたちの時と比べて技術的にはだいぶ上だと思うんだけど、それが人気や視聴率に比例するかっていうと、そういうワケでもないんだよな。
>それが“ブーム”ってヤツの怖いところでね。技術的にはデタラメでも、芸の衝撃度とか物珍しさがあればブームになって、視聴率も上がるんだよ。だけど、芸人の実力が人気に追いついてきて「いい芸してるね」「技術があるね」なんて批評されはじめた頃には、もうブームは終わりに向かってるってことなんだよな。
>これがエンターテインメントってものの難しいところなんだけど、実は技術的にうまいか下手かというのは人気商売ではあまり問題じゃなくてさ。要は、衝撃的で、新鮮で、もう1回見たいと思えるかどうかってポイントに尽きるんだよ。「うまい漫才」を見たいってんなら、オイラより年上の大御所の漫才師たちが視聴率20%以上バンバン取れなきゃおかしいわけだけど、そうはいかないだろ。
>今のプロレスを見たってそうだよ。力道山が空手チョップで敵役のレスラーを張り倒していた頃には、プロレスの技術は低くても、今とは比べものにならないくらいの国民的な人気があったワケだよ。だけど、最近じゃいろんなプロレス団体が、アクロバットみたいなことをやったり、WWEみたいなドラマ仕立てのショーをやったり工夫してるけど、戦後の頃の客入りにはゼンゼンかなわない。まさに「成熟はブームの終わり」で、すべてのエンターテインメントってのは、技術が上がれば上がるほど食えなくなるという矛盾と戦っていくしかないんだよな。

この『エンターテイメント』には、当然3競オートも含まれる訳で。馬にしろ競輪選手にしろ、いわゆる公営競技最盛期より確実に強くなってる筈だ。而るにブームは?と。これ、考えてみるとなかなか興味深いテーマではある。まあ俺の愚鈍アタマではロクな結論を導けんのだがorz

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February 04, 2010

シネカノン落日…映画業界は悲鳴「入るのはアニメとテレビドラマ」 http://www.zakzak.co.jp/entertainment/movie_music/news/20100201/mov1002011242003-n1.htm
>2010.02.01
>「フラガール」で国内の映画賞を総ナメにした映画会社「シネカノン」が負債総額47億300万円を抱えて東京地裁に民事再生法を申請した。
>会社名は知らなくても、作品は雄弁だった。蒼井優(24)の出世作で、常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)を舞台に福島県いわき市の街おこしにもなった「フラガール」をはじめ、「のど自慢」、沢尻エリカ(23)の好演が光った「パッチギ!」などが話題に。2001年に韓国映画「シュリ」を配給、韓流ブームに火を点けたのも、シネカノンだった。
>「映画賞を獲った佳作を公開しても客が入らない。入るのはアニメとテレビドラマのような映画」(都内のシネコン支配人)という惨状も首を絞めたようだ。

同社倒産直接の理由は映画館経営と韓国での投資の失敗からだが、そこは略した。それより最後の一文が俺的にはツボで、考えさせられる。そういえば今年の東スポの正月特別版で、ビートたけしが『たけしの恒例 2010年こうなる大予言』と題して、映画界について触れている。

 >今の人は、劇場で映画を見ることと、家庭でDVD見ることとの違いに
  気づいてない。もしくは違いに気づいても、その違いがどうでも
  よくなってるというね。映画はでかいスクリーンで、フィルムで
  陰影がついて、グラデーションがちゃんとあって、サラウンドシステムで
  映画を見るべきだって思うんだけどさ。テレビで見たら、画面に香りが
  ないんだよね。一部の人にとってはそんなのどうでもいいわけ。
  DVDで見て、ストーリーが分かればいいんだよ。
 >確かに時間もないわけだし、レンタルでDVD借りて、自分の部屋で
  見ちゃいけねーって理由はない。食べ物で言うと、ジャンクフードの
  ハンバーガーでおいしいと思って、満足してるようなもんだけどね。
  もうちょっといい店でいいもん食わなきゃって欲望がなくなってる。
  「私はこのハンバーガーでいい」って言われりゃ、そうだねって
  言うしかない。
 >低予算で多作のVシネマ、ビデオ映画って、意外に正しかったのかも
  しれない。作り手の思惑とは別に、見る方はどんな映画もはなから
  Vシネ扱いかもしれないよ。

うーむ。俺なんかTVを14インチから26インチのに買い換えただけで、『水曜どうでしょう』DVDの『ヨーロッパ』の、バックに映るアルプスの山肌の描写が全然違ってて、その情報量の違いに愕然としたものだ。ましてや映画館のスクリーンのあのサイズだったら。大画面故の情報量の多さ、家庭じゃ出せない大音量、音場感でなければ得られない感覚。それは確かにあって、でも3Dじゃないアニメだったらそんな差異はないに等しい。わざわざ映画館行かんでもTSUTAYAでエエわ、ってなるのも頷ける。今日出た日経トレンディの今月号で『超激安テレビの画質は、満足できるか』って特集やってて、「映画以外の番組ではさほど気にならないだろう」って評されてるのは「(実写以外の)映画」って意味だろうが、「想像していたより画質は悪くない」ともあり、て事は充分実用になるんだなと。
 とはいえやはり画質は良いに越した事はない。3〜4年前か、山陽オートのスピード王決定戦の優勝戦、1位入線の松尾(←兄弟どっちか未だに解らない)が内線突破の疑いで審議になり、結果セーフ判定だったのだが、オンデマンドだとアウトにしか見えず、2ちゃんねるのオート板でプチ祭りと化した、のはケータイで知ってた。ところが帰宅しCSのダイジェスト(←この頃はまだやってた)視たら内線ちょっと踏んだかな、ってだけの余裕でセーフ。この一件で、PCの小さなモニターで見る画質の悪いオンデ映像だけで判断しちゃ絶対にいかん、と固く心に誓った次第( ´-`)y-~~~

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