中山グランドジャンプ

May 25, 2018

障害界の絶対王者オジュウチョウサン、平地の福島500万特別に武豊で参戦へ 平地重賞視野に異例の”二刀流” : スポーツ報知 http://www.hochi.co.jp/horserace/20180523-OHT1T50146.html
>2018年5月23日19時44分 スポーツ報知
20180523-OHT1I50115-L オジュウチョウサン http://www.hochi.co.jp/photo/20180523/20180523-OHT1I50115-L.jpg
>障害でG1・5勝を含む重賞9連勝中とジャンプ界の絶対王者に君臨するオジュウチョウサンが、2歳時以来となる平地競走への出走を目指すことが23日、明らかになった。次走は7月7日に福島で行われる開成山特別(3歳上500万、芝2600メートル)に武豊騎乗で登録する方向という。
>異例の決断について管理する和田正調教師は「オーナーが(前走の)中山グランドジャンプのレースを見て、平地競走の可能性をお考えになった。持っている身体能力はすごいものがあるので、通用する可能性はあると思う」と経緯を説明した。従来のレコードを3秒6も上回る4分43秒0での大差勝ちは、オーナーサイドに期待を抱かせるのに十分だったようだ。
>障害では20戦12勝ながら、平地では2戦0勝の未勝利馬。平地収得賞金が0円のため、古馬になった現状では重賞への出走は規定によりできない。和田正師は「500万を勝ちたいのではなく、(賞金を得て)大きいレースに出られるようにするのがポイント。フルゲート割れになれば、G1やG2にも出られるので」と説明。次走の結果次第となるが、異例の挑戦が話題を呼ぶことは間違いない。

稀にだが、一昔前までは障害馬が休養明け緒戦に平地レースを使うケースがあった。中山大障害を3勝したポレールがその一例だが、
競走成績:全競走成績|ポレール|JBISサーチ(JBIS-Search)
カルストンイーデンの阪神大賞典とかバローネターフの天皇賞(秋=当時は三二)とか。しかし現行制度では、記事にあるように平地未勝利馬は平地重賞に出走出来ない。ならば非・中央場で格上挑戦扱いとなる500万下に出て勝てば道が開ける→行くぞ!と。首尾よく勝ったアカツキにはアルゼンチン共和国杯とかステイヤーズステークス、果ては有馬記念まで夢が広がりんぐ。
 解る。解るんだけど、引っ掛けるのが、何か一つ極めた馬が次なる戦地を求めて…っていうのはそのほとんどが失敗に終わるばかりか、戻って来ても「オメーの席ねえから」になってしまうという過去例から。ガーネットS→根岸S→フェブラリーS(コースレコード!)とブッコ抜いてダート界の頂点に立ったメイショウボーラーは、皐月賞とNHKマイルカップ3着がある事から芝路線を諦め切れなかったのか高松宮記念に出走し、2番人気に支持されたにも拘らず哀れシンガリ負け。それでリズムを崩したのか、以降は1勝も出来なかった。
競走成績:全競走成績|メイショウボーラー|JBISサーチ(JBIS-Search)
他にもこういう例は、もう佃煮にするほどある。他にも、久々の平地競走で脚ヤッたら…とか、ユタカが嫌な訳ではないが石神じゃイカンかったのか?とか。俺が、生地がネガティヴだからってのももちろんあるんだけど、とにかく無事に回って来れば良いね…って感想しか出て来ないんだよな('A`)
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高中正義
ラグーンレコード
2005-10-19



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April 26, 2014

エノン騎手が再び体重調整出来ず騎乗停止 http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20140426-1291431.html
>短期免許で来日中のリチャード・エノン騎手(34=オーストラリア)が27日から5月26日まで30日間の騎乗停止となった。
>福島5Rで体重調整ができず、公表された馬体重で騎乗できなかったため。騎乗したオウケンウッドは本来は60キロの予定だったが、0・5キロ重い60・5キロで出走することになった。エノンは12日の福島4Rでも体重調整の失敗による脱水症状で乗り替わり、19、20日の2日間の騎乗停止処分を受けたばかりだった。
>[2014年4月26日17時39分]

平地と比べると減量が遥かに楽な障害で調整失敗ってどういう事だ!?とつい思ってしまいがちだがそこはガラパゴスジャパン。日本と他国では、障害レースの成り立ちから認識から何から異なる。

▼大舞台への道のり(山田理子) http://www.keibabook.co.jp/homepage/freeweekinfo/yomimono/hensyuininfo.aspx?subsystem=0&kind=0163
>快足で鳴らしたコウエイトライは06年から08年に阪神ジャンプS(3390m、3140m)3連覇を達成し、10年にはグランドマーチス、バローネターフを抜いて障害重賞最多勝(8)の新記録を打ちたてた障害界の名牝だが、阪神3900mは4度挑戦しながら2、2、2、14着と結局勝てず終い。重賞3勝を含むオープン8勝の実績を誇り、今回3番人気に推されたテイエムハリアーにしても4走して7、落馬、落馬、8着だから、同型アドマイヤツバサに絡まれる展開が応えたにせよ、本質的に適した条件ではないのだろう。3400mの平地重賞ウイナーであり、初障害の時からうまく息を入れてセンスを示していたケイアイドウソジンが、使われている強みと斤量差の利もあって、実績馬を捩じ伏せたのは頷ける結果だと思う(印を△にとどめたのは大失敗)。
>日本の障害競走は世界水準で見ると異質なほどペースが速く、以前ジョッキーたちが「あんなスピードで飛んでるのは日本だけ」とその恐怖感を語り合っているのを聞いたが、関東より関西の方がいっそうシビアな傾向があり、京都、小倉の重賞レベルとなると見るからに速い。その路線で最前線を走ってきたのがコウエイトライ、テイエムハリアーであり、追いかけてくる方がバテてしまうほどのスピードを武器に京都、小倉または阪神でも3140mの距離でキャリアを積み上げた。ただ、その代わり、いくらGタイトルを集めても、J・GIの舞台に上がる選択肢は取られなかった。なぜなら、速い=飛越が低いということであり、障害が大きくて起伏の大きい中山コースは向いていないからだ。
>栗東編集局 山田理子

 >日本の障害競走は世界水準で見ると異質なほどペースが速く、以前
  ジョッキーたちが「あんなスピードで飛んでるのは日本だけ」と
  その恐怖感を語り合っているのを聞いた

いわゆる『ジャンプ』と『ハードル』は全くの別物で、日本的感覚だとタフな中山や阪神3900ですら外国人騎手や外国馬陣営からするとクレイジーなスピードレースであるという事実。いかな外国競馬コンプレックスの持ち主でも「日本馬もグランドナショナルに挑戦せい!」てなスットコドッコイはさすがにおるまいが、とにかく日本と外国の障害競走は別物なのだ。…という事を踏まえて、中山グランドジャンプを3連覇したカラジやロシェル・ロケットの偉業が解るし、エノンの体重調整失敗はもちろん誉められないが、本国では普段こんな軽量(!)で乗らない事を思うと同情の余地は有る。つっても、処分明けても騎乗依頼はもうないだろうなぁ( ´-`)y-~~~

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アーティスト:デクスター・ゴードン
販売元:ユニバーサル
発売日:2014-05-06

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April 14, 2013

【中山GJ】ガラリ一変!ブラック外国馬3頭目V - SANSPO.COM(サンスポ) http://race.sanspo.com/keiba/news/20130414/ope13041404040001-n1.html
>2013.4.14 04:03
ope13041404040001-p1 名手ウォルシュに導かれ、中山グランドJを制したアイルランド馬ブラックステアマウンテン(右)=中山競馬場(撮影・佐藤雄彦) http://race.sanspo.com/keiba/images/20130414/ope13041404040001-p1.jpg
>第15回中山グランドジャンプ(13日、中山11R、J・GI、障害4歳上オープン国際、定量、4250メートル=直線芝、1着本賞金6500万円 =出走16頭)ルビー・ウォルシュ騎乗、8番人気の愛国馬ブラックステアマウンテンが、最終障害飛越後に先頭に立つと、2番人気のリキアイクロフネの追撃を1/2馬身差で振り切って快勝した。タイム4分50秒5(良)。外国馬の勝利は2002年セントスティーヴン(豪州)、05〜07年カラジ(豪州)に続く3頭目(のべ5勝)となった。1番人気バアゼルリバーは6着に敗退した。
>「勝てて非常にうれしい。ペガサスJSは残念な結果だったが、そのときの経験をしっかりと生かせた。距離延長も良かったが、きょうは前回と全く別馬だった。最後の障害を跳んで勝てると思った」とルビー・ウォルシュ騎手が喜びを爆発させる。
>2000年にパピヨン、05年ヘッジハンターで障害レースの最高峰といわれる英国のグランドナショナルを制した手腕は異国の地でもさえ渡った。
>追走一杯だった前走とは違い、スタート直後から中団を進んだ。大竹柵、大土塁はもちろん、ハードル障害でも1度もミスなく安定した飛越。前走はあくまでも試走、これが本来の姿だったのだ。直線の最終障害をクリアして先頭に立つと、ジョッキーの大きなアクションにこたえて押し切った。
>ウィリアム・マリンズ調教師は「(12月の)中山大障害は自国でもシーズン中のため、参戦は難しいかもしれないが、来年の中山GJにはぜひ参戦したい」と連覇に向けて早くも意欲を見せていた。(片岡良典)

まんまとしてやられた。外国馬が初めて参加したのは第2回か、その時は高難易度とされてる大障害コースはヨーロッパ基準では大した事ないし、むしろスピード重視のレース形態に合わす速さ負けした…っつう陣営のコメントに驚かされたものだ。田中剛が日本の障害第一人者としてバリバリだった頃の海外研修でグランドナショナルに乗せてもらえる事になって、最初の障害で落馬した…っつう話を当時は笑ったけど認識を一変させられた、本当全然違うんだよな。アメリカンダートとジャパニーズダートぐらい別物で、だから海外競馬通ぶって「日本馬もグランドナショナル挑戦するべき」なんつう発言すると屁が出るほど笑われるし、逆に外国馬も日本競馬にきちんと対応出来る馬でないと勝ち負けなどまず無理だ。で、そのブラックステアマウンテンの来日緒戦見たらまず買えないもの。きっちりアジャストしてくるとはねぇ。今にして思えば勝算なきゃ来ないか。

 http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/ngj/result/ngj2013.html>JRAホームページ|データファイル 第15回中山グランドジャンプ(J・GI)の結果 http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/ngj/result/ngj2013.html
 >勝馬の情報
 >勝 馬 [外]ブラックステアマウンテン
 >[せん8・鹿毛]
 >戦 績 30戦11勝(内障害26戦8勝)
 >日本  2戦 1勝(内障害 2戦1勝)
 >海外  28戦10勝(内障害24戦7勝)
 >獲得賞金 92,160,000円
 >日本   65,560,000円
 >海外  約26,600,000円

今まで稼いだ賞金の2.5倍を一走で得ちゃうんだもんな、そりゃ平地組が冷やかしでジャパンカップに出るのとは本気度が違うわ。…にしても、その田中剛が今や調教師で、でもって旧八大競走の一つである皐月賞を管理馬で制しちゃうんだもの。俺も歳を取った(´・ω・`)
http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/satsuki/result/satsuki2013.html>JRAホームページ|データファイル 第73回皐月賞(GI)の結果 http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/satsuki/result/satsuki2013.html

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