トウホクビジン
December 04, 2014
笠松のトウホクビジンが引退へ http://race.sanspo.com/nationalracing/news/20141203/nranws14120316400018-n1.html
>2014.12.3 16:40
>笠松のトウホクビジン(牝8)=笹野博=が、1月中旬をメドに引退、繁殖入りすることになった。管理する笹野博司調教師が3日、明らかにした。同馬は全国へ遠征を重ね、同日のクイーン賞が161戦目(5着)だった。重賞は2013年シアンモア記念など5勝を挙げている。笹野師は「開業してすぐに重賞を勝ってくれた思い入れのある馬。寂しい気持ちもあるが、繁殖に返すことができてホッとしている。丈夫な仔を産んでほしい」と話した。今後、数戦したのちに北海道のビッグレッドファームに移動する。
>同日のクイーン賞が161戦目(5着)
レース成績表
2番人気の中央馬カチューシャに先着、ばかりか掲示板に乗り、賞金を105万も咥えて来たのだから大したものだ。1月中旬って事はラストランはTCK女王盃だろうか、それまで…モトイ、それ以降もずっと無事だと良いな、と。
さて、キャリア161戦(今のところ)っつうのは中央しか競馬をやらん人間からしたら驚愕ものだ。「単純に毎レースマイル戦としてもここまでの走行距離約260キロ、笠松からなら姫路とか、静岡の先の新富士まで行ける…ってスゲー」ってなりそうだし、ひいては「酷使」「虐待」っつう声すら出るかもしれん。とはいえ、これは可視化出来る部分をカウントしただけで、中央みたく中2〜3週開けてたところで普段の調教で距離を走ってるし、放牧に出たら出たで放牧地でどれだけ駆け回ってるか。だから「何キロ走った」なんてのはナンセンスで、ビジンの使われ方が非難されるには当たらない。
その中央流に、中2〜3週開けた使い方をしてれば持てる競走能力をフルに発揮出来て、重賞タイトルのもう2つ3つ獲れてたかも…という可能性は確かに有る。有るが、その(ビジンが送って来たよりは)ハードな調教に耐えられず故障だとかの最悪の事態を迎えてた可能性だって有る訳で、この手のタラレバは議論する意味がそもそもない。同馬主のエレーヌが可哀想な最期を迎えてしまったため、どうしてもこの馬主やその使い方に対しては批判的な声が強くなってしまいがちだが、少なくともビジンに関しては悪い方には出なかった(もちろん、「だから全馬こうしろ」となどと言うつもりはサラサラない)。
中央で2桁着順(=着賞金ゼロ)ばかり、でも脚元に不安なし…って馬を地方の、預貸料の安く、かつ、どこに遠征するにも便の良い名古屋か笠松に移籍させ、この馬主のような使い方をすれば、馬主業それ自体が営業活動として成り立つという事が示されたのは事実だ(ビジンは違うが)。そりゃ心情的には、やっぱ引っ掛かるけども( ´-`)y-~~~
スリーピング・ビューティ
アーティスト:サン・ラー・アンド・ヒズ・アーケストラ
販売元:Pヴァイン
発売日:2014-10-28
>2014.12.3 16:40
>笠松のトウホクビジン(牝8)=笹野博=が、1月中旬をメドに引退、繁殖入りすることになった。管理する笹野博司調教師が3日、明らかにした。同馬は全国へ遠征を重ね、同日のクイーン賞が161戦目(5着)だった。重賞は2013年シアンモア記念など5勝を挙げている。笹野師は「開業してすぐに重賞を勝ってくれた思い入れのある馬。寂しい気持ちもあるが、繁殖に返すことができてホッとしている。丈夫な仔を産んでほしい」と話した。今後、数戦したのちに北海道のビッグレッドファームに移動する。
>同日のクイーン賞が161戦目(5着)
レース成績表
2番人気の中央馬カチューシャに先着、ばかりか掲示板に乗り、賞金を105万も咥えて来たのだから大したものだ。1月中旬って事はラストランはTCK女王盃だろうか、それまで…モトイ、それ以降もずっと無事だと良いな、と。
さて、キャリア161戦(今のところ)っつうのは中央しか競馬をやらん人間からしたら驚愕ものだ。「単純に毎レースマイル戦としてもここまでの走行距離約260キロ、笠松からなら姫路とか、静岡の先の新富士まで行ける…ってスゲー」ってなりそうだし、ひいては「酷使」「虐待」っつう声すら出るかもしれん。とはいえ、これは可視化出来る部分をカウントしただけで、中央みたく中2〜3週開けてたところで普段の調教で距離を走ってるし、放牧に出たら出たで放牧地でどれだけ駆け回ってるか。だから「何キロ走った」なんてのはナンセンスで、ビジンの使われ方が非難されるには当たらない。
その中央流に、中2〜3週開けた使い方をしてれば持てる競走能力をフルに発揮出来て、重賞タイトルのもう2つ3つ獲れてたかも…という可能性は確かに有る。有るが、その(ビジンが送って来たよりは)ハードな調教に耐えられず故障だとかの最悪の事態を迎えてた可能性だって有る訳で、この手のタラレバは議論する意味がそもそもない。同馬主のエレーヌが可哀想な最期を迎えてしまったため、どうしてもこの馬主やその使い方に対しては批判的な声が強くなってしまいがちだが、少なくともビジンに関しては悪い方には出なかった(もちろん、「だから全馬こうしろ」となどと言うつもりはサラサラない)。
中央で2桁着順(=着賞金ゼロ)ばかり、でも脚元に不安なし…って馬を地方の、預貸料の安く、かつ、どこに遠征するにも便の良い名古屋か笠松に移籍させ、この馬主のような使い方をすれば、馬主業それ自体が営業活動として成り立つという事が示されたのは事実だ(ビジンは違うが)。そりゃ心情的には、やっぱ引っ掛かるけども( ´-`)y-~~~
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アーティスト:サン・ラー・アンド・ヒズ・アーケストラ
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ippachi_bakuchiuchi at 20:39│コメント(0)
April 26, 2010
昨日の佐賀競馬、ル・プランタン賞は四頭出しの笠松・山中輝厩舎が表彰台を独占した
笠松から春の旋風、水沢に続いて佐賀も席捲 http://www.keiba.go.jp/furlong/2010/tokusyu/gdj_data/03-100425.html
>これまで九州地区の3歳牝馬重賞として行われてきたル・プランタン賞は、今年は世代別牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)」3歳シーズンの第3戦に位置づけられ、地方全国交流競走に衣替え。
>1〜3着は日高賞と同じ順位となった。
>山中輝久調教師
>輸送はいつもやっているので別に堪えていないとおもいます。テンに行けなかったのは疲れもあるのかもしれませんが、2連闘までは慣れているので、このあと脚元さえよければ、2頭とも次はのじぎく賞へ向かう予定です。
が、記事にも有る様にこの四頭、先週の水沢からの連闘使い。
直線楽に抜け出し重賞3勝目、笠松勢が上位独占 http://www.keiba.go.jp/furlong/2010/tokusyu/gdj_data/03-100419.html
>今年の留守杯日高賞は、世代別牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)」3歳シーズンの第2戦になり、笠松、山中輝久厩舎から4頭が参戦。いずれもが豊富な遠征実績を持っており、地の利で対抗する岩手所属馬との力比べという構図になったが、その4頭が上位独占を決めるという驚きの結果となった。
>レース後の検量所周りは笠松勢の笑顔また笑顔。「厩舎にはハードなスケジュールに耐えられなかった馬も何頭かいるが、この馬たちはそれにこたえてくれた」と山中調教師。
>山中輝久調教師
>今日出走したうちの何頭かは、佐賀のル・プランタン賞へ向かう予定です。
ハードなローテだっつう自覚は有るんだな。普通の感覚だと酷使、人によっては虐待にすら映るかもしれない。でも、同厩舎の看板馬の一頭であるトウホクビジンの使い方にしてからが、こう。
トウホクビジン - 地方競馬 データ情報
下級条件なら、出走手当目当てに皆勤賞な調教師も全国珍しくないが、オープン馬でもこれをやるのは信念以外の何物でもなかろう。あるいは、これ以外のやり方を知らないのかもしれない。常識的には「これだけの素質有る馬なら、きちんと間隔開けて目標定めて使えばもっともっと大きなトコロだって」となるのだが、それはあくまで常識論であって、本当にその馬にマッチしてるかっつう保証は無い。新しい調教方を導入するのだって、勇気の要る行為だ(中央競馬ですら、強い関西馬の確立に多大な貢献を果たした坂路コースが出来た当初から取り入れた調教師は数えるほど、むしろ変わり者呼ばわりだったのは当時の報道が証明している)。別な調教だったらどうなってたか、はゲームの様にリセットして検証する事も出来ないし、何より馬主がこの使い方を許してる以上関係者一同これで良し!と意見が一致してるのだ、「見果てぬ夢(本当に叶うのか?)よか目先の小銭」と。ならば外野がとやかく言うのは失礼というものだろう。でも、それでもどうしても、拭い去る事の出来ないモヤモヤは残るんだけど…( ´-`)y-~~~
笠松から春の旋風、水沢に続いて佐賀も席捲 http://www.keiba.go.jp/furlong/2010/tokusyu/gdj_data/03-100425.html
>これまで九州地区の3歳牝馬重賞として行われてきたル・プランタン賞は、今年は世代別牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)」3歳シーズンの第3戦に位置づけられ、地方全国交流競走に衣替え。
>1〜3着は日高賞と同じ順位となった。
>山中輝久調教師
>輸送はいつもやっているので別に堪えていないとおもいます。テンに行けなかったのは疲れもあるのかもしれませんが、2連闘までは慣れているので、このあと脚元さえよければ、2頭とも次はのじぎく賞へ向かう予定です。
が、記事にも有る様にこの四頭、先週の水沢からの連闘使い。
直線楽に抜け出し重賞3勝目、笠松勢が上位独占 http://www.keiba.go.jp/furlong/2010/tokusyu/gdj_data/03-100419.html
>今年の留守杯日高賞は、世代別牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)」3歳シーズンの第2戦になり、笠松、山中輝久厩舎から4頭が参戦。いずれもが豊富な遠征実績を持っており、地の利で対抗する岩手所属馬との力比べという構図になったが、その4頭が上位独占を決めるという驚きの結果となった。
>レース後の検量所周りは笠松勢の笑顔また笑顔。「厩舎にはハードなスケジュールに耐えられなかった馬も何頭かいるが、この馬たちはそれにこたえてくれた」と山中調教師。
>山中輝久調教師
>今日出走したうちの何頭かは、佐賀のル・プランタン賞へ向かう予定です。
ハードなローテだっつう自覚は有るんだな。普通の感覚だと酷使、人によっては虐待にすら映るかもしれない。でも、同厩舎の看板馬の一頭であるトウホクビジンの使い方にしてからが、こう。
トウホクビジン - 地方競馬 データ情報
下級条件なら、出走手当目当てに皆勤賞な調教師も全国珍しくないが、オープン馬でもこれをやるのは信念以外の何物でもなかろう。あるいは、これ以外のやり方を知らないのかもしれない。常識的には「これだけの素質有る馬なら、きちんと間隔開けて目標定めて使えばもっともっと大きなトコロだって」となるのだが、それはあくまで常識論であって、本当にその馬にマッチしてるかっつう保証は無い。新しい調教方を導入するのだって、勇気の要る行為だ(中央競馬ですら、強い関西馬の確立に多大な貢献を果たした坂路コースが出来た当初から取り入れた調教師は数えるほど、むしろ変わり者呼ばわりだったのは当時の報道が証明している)。別な調教だったらどうなってたか、はゲームの様にリセットして検証する事も出来ないし、何より馬主がこの使い方を許してる以上関係者一同これで良し!と意見が一致してるのだ、「見果てぬ夢(本当に叶うのか?)よか目先の小銭」と。ならば外野がとやかく言うのは失礼というものだろう。でも、それでもどうしても、拭い去る事の出来ないモヤモヤは残るんだけど…( ´-`)y-~~~