ツール・ド・フランス

July 07, 2017

超高速の自転車ダウンヒルバトルを制する「最強の空力ポジション」はどれなのか? http://gigazine.net/news/20170704-cyclists-the-edge/
>2017年07月04日 21時00分00秒
>世界最大の自転車レースとして知られる「ツールド・フランス」の2016年大会を制したのはイギリス人のクリス・フルームでした。ツールド・フランス2016の第8ステージで、フルームは「super-tuck」と名付けられた独特のライディングポジションでダウンヒルを独走したことで、「下りで最も速いポジションはどれか?」という議論が沸き上がっています。
>super-tuckは、ハンドルに覆い被せるようにトップチューブにまたがるスタイル。下りが得意ではないフルームがダウンヒルで猛アタックをかけた様子は、その不格好なライディングポジションも相まって、ツールド・フランス2016で最も印象的なシーンの一つになりました。なお、フルーム曰く、super-tuckは「瞬間的な出来事」とのことで、前輪の安定性を欠く恐れがある危険なスタイルであるため、他のライダーにはオススメできないとのこと。
a02_m http://i.gzn.jp/img/2017/07/04/cyclists-the-edge/a02_m.jpg

少なくともダウンヒルに於いては、いかに漕ぐ力をペダルに伝えるか…の方が空気抵抗の大小よりウエイト大なのか、と思いきや最後に大逆転。やっぱ空力の方が影響大なのね。競輪だとトゥクリップでペタルとシューズをガッチリ固定するからスーパーマンポジションは不可能で、でもその他のなら出来そうな…いや、横の動きを考えたらやっぱ無理か。まあチームスプリントであるとか、タイムトライアル系の種目ならやってやれない事もないんだろうけども(´-`).。oO


  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

April 19, 2015

翻訳は時代とともに更新されるべきなのか http://www.welluneednt.com/entry/2015/04/17/113100

 >2015-04-17
 >村上さんにおりいって質問・相談したいこと 読者
 >おばんです。
 >村上さんにちょっと質問です。
 >数年前、大学の学園祭に柴田元幸さんがいらっしゃいました(『サリンジャー戦記』にサインを頂きました)。
 >その際も質問したのですが、翻訳のアップデートの意義とは何なのでしょうか。
 >例えば、古い訳語の更新とするならば、同時に本編の方のアップデートも必要になるのでは、と思います。しかし、例えば夏目漱石の純粋なアップデートって無いですよね。新たな翻訳を重ねたアップデート版の文学的な価値は変わるものなのでしょうか。
 >柴田さんは、原理的に確実な間違いのない翻訳は無いのだから、と答えていた様に思います。
 >村上さんが翻訳する際に気をつけることは何でしょうか。そして、その際は定訳となっている日本語版は気にかけますか。教えてください。
 >(jiro_hisa、男性、26歳)

>オリジナル・テキストのアップデートは不要です。それは時代性を含んで成立しているものですから。言葉が古くなっても、表現が古くなっても、事情がかわっても、人の考え方が変わっても、それは普遍のオリジナルとして、永遠の定点として存在します。それが芸術というものです。
>しかし翻訳は時代とともに更新されていく必要があります。なぜなら翻訳は芸術ではないからです。それは技術であり、芸術を運ぶためのヴィークル=乗り物です。乗り物はより効率的で、よりわかりやすく、より時代の要請に添ったものでなくてはなりません。たとえば古い言葉は更新されなくてはなりませんし、表現はより理解しやすいものに変更されなくてはなりません。それから、以前にはわかりにくかった様々な情報が、今ではわかるようになったということもあります。
>例をひとつあげますと、フィッツジェラルドの某長編小説の旧訳に「フランス大旅行団」という言葉が出てきました。目の前を「フランス大旅行団」が通り過ぎていく。僕はこの「フランス大旅行団」が何のことだかわからなくて原文をあたってみたのですが、なんとこれが「Tour de France」なんですね。ツール・ド・フランス、もちろん自転車レースです。ツール・ド・フランスの車列が目の前を通り過ぎていったのです。この翻訳がなされた当時の日本では、ツール・ド・フランスが何かを知る人はあまりいなかったのでしょう。だから翻訳者は適当に想像して「フランス大旅行団」と訳してしまった。今ならまずあり得ない間違いです。
>チャンドラーの古い訳書に、グレープフルーツを「アメリカざぼん」、ブラジャーを「乳バンド」と訳しているものもありました。これはいくらなんでも更新しないとまずいですよね。そういうことが他にもたくさんあります。
>優れたオリジナル作品は古びませんが、翻訳は古びます。どんな翻訳だって、多かれ少なかれ古びます。僕の翻訳だっていつか古びます。翻訳は原理的に更新されることが必要なのです。
>村上春樹拝
>teamennoshita 2015-04-17 11:31


明解だ。しかしそれにしても

 >目の前を「フランス大旅行団」が通り過ぎていく
 ↓
 >ツール・ド・フランスの車列が目の前を通り過ぎていったのです

わはははははははは。これは凄いよなあ。昭和の時代にバカにされた農協ツアーみたいな、フランスの国旗掲げたガイドにゾロゾロ付いて行くパリジャンパリジェンヌの大群。ダイナマイ!これ相当にキてる光景だ。

 >目の前を「フランス大旅行団」が通り過ぎていく

いや本当、何回見てもパンチが効いてるよなあ。
 この翻訳がなされた時代って、ひょっとしたら競輪もまだ実用車部門が有ったんじゃないか、なんて想像してしまう。つうか、そもそも実用車で競輪やる気っつうのがもう想像付かないんだけど。どこかに映像ないもんかねえ( ´-`)y-~~~

エラ・アンド・ルイ
エラ・アンド・ルイ

アーティスト:エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング
販売元:ユニバーサル
発売日:2014-11-25

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

October 20, 2014

検察がパンターニ氏の死を再捜査、謎のメモ「勝つのが怖い」 http://www.afpbb.com/articles/-/3029307
>2014年10月19日 17:00 発信地:ミラノ/イタリア
114d06c3.jpg 第82回ジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia)の第15ステージを制したマルコ・パンターニ(Marco Pantani)氏(当時、1999年5月30日撮影)。(c)AFP http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/e/3/500x400/img_e393c346e597697f707244b6c97a12c8174064.jpg
>【10月19日 AFP】故マルコ・パンターニ(Marco Pantani)氏の母親は、息子が1999年のジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia)で勝利することにおびえていたと明かし、往年の名選手が、競技とは無関係の場所で命を奪われたのではないかという話が現実味を帯びている。
>パンターニ氏の母親トニナ(Tonina Pantani)さんは、18日に発売された伊紙ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)に対し、「遺品の中から『勝つのが怖い』と書かれた紙切れを見つけた」と話した。
>「彼はいつも言っていたわ。『お母さん、分からないことがあるんだ。僕はいつも、ベストのレースをするよう教えられてきた。それなのに、今は逆のことを言われているんだ』とね」
>2004年、コカインの過剰摂取により死亡したと発表されたパンターニ氏だが、その死には不可解な点が多く、検察が2方面から捜査を行った結果、さまざまな疑惑が表面化した。
>パンターニ氏が、1999年のジロ・デ・イタリアで出場停止処分を受けることになった背景には、マフィアが運営するブックメーカー(賭け屋)の存在があり、巨額の損失が発生するのを防ぐ目的があったという。
>リミニ(Rimini)のホテルでパンターニ氏が死亡したときの状況についても再捜査が行われ、1999年の出来事の口封じをするために殺された可能性があるという。
>同年にツール・ド・フランス(Tour de France)とジロ・デ・イタリアの2冠を達成した最後の選手となったパンターニ氏は、1999年、ジロの総合2連覇目前で出場停止になった。
>表向きには、パンターニ氏のヘマトクリット値(赤血球濃度)が、国際自転車競技連合(International Cycling Union、UCI)の定める50パーセントという基準値を超えたためだとされてきた。
>自転車選手のドーピングとしては一般的なエリスロポエチン(Erythropoietin、EPO)を検出するための有効な検査は、当時まだなかった。それでも、UCIの規則に従い、パンターニ氏はレース出場停止処分を受けた。
>検察は、1999年6月5日、頭髪をすべてそり落としたやせ形のパンターニ氏が、警察に付き添われながら大会を去ることになった背景に、イタリアのマフィアの存在があったのかを捜査している。
>ガゼッタ・デロ・スポルト紙は、1999年に刑務所で服役していた人物が、ある受刑者に「パンターニに賭けてみな。レースを完走することはないよ」と教えられたという証言を掲載している。
>同紙によれば、この証言は当局によって黙殺されたという。パンターニ氏のファンも、伊紙コリエレ・デラ・セラ(Corriere della Sera)に対し、パンターニ氏が1999年大会で優勝すれば、ブックメーカーは大損することになったと伝えていた。
>「マルコがジロで優勝したら、ブックメーカーは2700億払わなきゃいけなかった」
>これがどの通貨を意味しているのかは、明らかになっていない。
>検察は、1999年のジロ・デ・イタリアと、2004年のパンターニ氏の死が関連している可能性を、除外していない。死亡現場のホテルがあるリミニの検察も、2月14日にパンターニ氏が死亡したのは、コカインの過剰摂取ではなく、殺人の可能性もあるとしている。
>捜査の結果、パンターニ氏が死亡していたホテルの部屋で、警察が重要な証拠を見落としていたことが分かったという。
>ガゼッタ・デロ・スポルト紙によれば、発見されたとき、パンターニ氏の頭部、首、脚、眉、手首に傷があったものの、両手は無傷だったという。また、ベッドの横に水と少量のコカインの入ったボトルが置いてあったとされているが、中身は「分析されていない」という。
>検察は、パンターニ氏がこの液体を飲まされた後、「故意に殺された」可能性を視野に入れて捜査している。(c)AFP/Justin DAVIS

『ゴッドファーザー』とかの影響で俺はイタリア=マフィアって感覚が凄く有って、だからこれも、実際はどうだか判らんが、それでも「さもあらん」と納得させられてしまうのだ。で、こういうのが出るに連れ、やっぱ競技者でない第三者をギャンブルに介在させるのは良くないなと思う。

 >「マルコがジロで優勝したら、ブックメーカーは2700億払わなきゃ
  いけなかった」

そりゃあ考えるよな。
 日本の3競オートだって八百長を全滅させる事は不可能だが(競馬の『ヤラズ』なんか今でもあるし)、それでも、ブックメーカー方式よりは圧倒的に安全性は高い。バクチ客に要らん邪推を招かせないための配慮として、やはり現行のパリミュチュエル方式であるべきですよ( ´-`)y-~~~

ダンス・ウィズ・デス
ダンス・ウィズ・デス

アーティスト:アンドリュー・ヒル
販売元:ユニバーサル ミュージック (e)
発売日:2012-08-21

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

July 25, 2014

つれづれイタリア〜ノ<32>イタリアスポーツ界に歴史的な変化? スポンサーになるならサッカーよりも自転車レース! http://cyclist.sanspo.com/144969
>2014/07/25 06:00更新
>FIFAワールドカップブラジル大会が閉幕し、ツール・ド・フランスが終盤にさしかかっています。絶対的な力を見せつけている28歳のイタリア人選手、ヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナ プロチーム)効果で、イタリアでツール・ド・フランスの平均視聴率は連日30%を超えています(Auditel調べ)。まさにニバリフィーバーが起こっています。
>しかし自転車レース観戦が盛り上がっている裏で、イタリアスポーツ界で大きな騒ぎが起きています。100年以上の歴史を誇る2つのサッカーチーム、2013-14シーズンは2部にあたるセリエBに所属していたACシエナとACパドヴァが消えることになりました。両チームとも経営陣が来シーズンのリーグ登録に必要な資金を集めることができず、チームが消滅するという残念な結果になりました。サッカーはイタリアの「国技」と呼ばれているだけあって、多くのサッカーファンにとってショッキングなニュースでした。
>なぜこのような事態が起きているのでしょうか。主な原因は3つだと考えられています。それは「経済危機の影響」「サッカーのファン層の変化」「スポンサーの意識の変化」です。
>2008年にリーマンブラザーズの倒産から始まった世界的な経済不況の影響は、ヨーロッパのスポーツ界にも大きな打撃を与え続けています。業績悪化に苦しむスポンサーたちが、スポーツのチームや大会、また文化イベントへ投じる予算を大幅にカット。スポンサーの援助なしで生きられない多くのチームは活動停止や廃部をすることになりました。
>2000年代までは、イタリアではサッカーが不動の人気を誇っていました。しかしその理由は、多額の賞金を与えるサッカーくじ人気にあったといってもいいでしょう。2000年まで国はギャンブルを強く規制し、サッカーくじ、競馬、ナンバーズ、宝くじなど、ごく一部の賭け事の販売しか認められていませんでした。そもそもイタリア人の大半が、試合の内容よりサッカーくじに直接つながる結果にしか興味がなかったものです。
>しかし、くじの自由化に伴って次から次へ新種のくじが現れ、知識がないと簡単に遊べないサッカーくじの人気は急速にかげりをみせ、サッカー離れが加速し始めました。
>実際、サッカーくじを買わず、他のスポーツに目を向ける若者たちが増えています。
>現在、サッカーを支えていた様々なスポンサーは自転車競技へシフトしています。2012年からジロ・デ・イタリアにおいてマリアローザのメーンスポンサーになったバロッコ社社長のアルベルト・バロッコ氏は、ガゼッタ・デッロ・スポルト紙のインタビューに対し、次のように述べています。
>「2008年にサッカー・セリエAの強豪チーム、ユヴェントスのスポンサーになりました。しかし2008年の当社の売り上げ高は6000万ユーロにとどまり、サッカーに投資しても目に見えるような変化はありませんでした。その後、その後、ジロ・デ・イタリアのスポンサーシップを始めてから2年がたち、売り上げは確実に、急激に伸びています。2013年は売上高が1億5000万ユーロを超えました」
f8d867af.jpg ナイロアレクサンデル・キンタナが獲得したマリアローザ。胸元に「バロッコ」のロゴ(ジロ・デ・イタリア2014) http://cdn.cyclist.sanspo.com/photos/2014/07/italiano_32_2.jpg
>「自転車競技のスポンサーシップへのシフトは大きな転換となりました。サッカーの場合は、ファンたちが一つのチームに対する愛着が強く、スポンサーとしては限られた効果しか得られません。しかし自転車競技のファンたちは、もっと広くスポンサーを意識しているからだと考えています」

 >※バロッコ(BALOCCO)
 >イタリア、ピエモンテ州の菓子メーカー。2013年からフェッレーロ社のブランド「エスタテ」に変わって、ジロ・デ・イタリア総合優勝のシンボル、マリアローザのメーンスポンサーを担っている

3939f728.jpg 表彰式のシャンパンファイトで使われる「アストリア」のスプマンテ(ジロ・デ・イタリア2014) http://cdn.cyclist.sanspo.com/photos/2014/07/italiano_32_3.jpg
>ジロ・デ・イタリアの表彰式で使う発泡酒を提供しているアストリア社も、5月にヴェローナ市で開催された「Vinitaly(イタリア最大のワインフェア)」に自転車ブースを置き、全面的に自転車競技をアピールしました。さら広報担当者は「ジロ・デ・イタリアのおかげで、肌で感じられるほどの売り上げアップにつながった」と述べています。
>たしかに、自転車競技における宣伝効果の影響は大きい。私もスーパーで買い物をしていると、特定のメーカーの製品に自然に手が伸びていて、自分で驚くことがあります。洗脳に近いものですね(笑)。
>さて、ツール・ド・フランスの閉幕まであと少し。マルコ・パンターニ以来、16年ぶりのイタリア人総合優勝を願って、スプマンテを用意しました。
>「Che vinca il migliore(誰であれ、優勝した者に乾杯)」。
>文 マルコ・ファヴァロ
>イタリア語講師。イタリア外務省のサポートの下、イタリアの言語や文化を世界に普及するダンテ・アリギエーリ協会で、自転車にまつわるイタリア語講座「In Bici」(インビーチ)を担当する。サイクルジャージブランド「カペルミュール」のモデルや、Jスポーツへ「ジロ・デ・イタリア」の情報提供なども行なう。東京都在住。ブログ「チクリスタ・イン・ジャッポーネ」


 >2000年まで国はギャンブルを強く規制し、サッカーくじ、競馬、
  ナンバーズ、宝くじなど、ごく一部の賭け事の販売しか認められて
  いませんでした。そもそもイタリア人の大半が、試合の内容より
  サッカーくじに直接つながる結果にしか興味がなかったものです。
 >しかし、くじの自由化に伴って次から次へ新種のくじが現れ、
  知識がないと簡単に遊べないサッカーくじの人気は急速にかげりをみせ、
  サッカー離れが加速し始めました。

くじの自由化で逆にサッカーくじ離れっつうのは、より高配当を…っつうのが裏目ったパターンだろうか?まあイタリア人の国民性からするとそんな気もするが、とにかくサッカーくじ離れっつうのは他のギャンブル業界にとっては降って湧いたビジネスチャンスな訳で、しかしその顧客を競馬はものに出来なかった。それはやがてミルコ・デムーロのJRA受験とかにつながる訳だが、何とかモノに出来んかったのかねえ(´・ω・`)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

July 18, 2012

AUTHOR’S INTERVIEW ママチャリ文化にみる日本の危機:世界最強の自転車メーカーGIANTに学ぶ http://wired.jp/2012/07/17/giant/
>パナソニック7,721億円、ソニー4,566億円、シャープ3,760億円。日本を代表する電機メーカー3社の赤字額(2012年3月期決算純損益)は日本のものづくりがいかに危機的な状態にあるかを物語っている。だがこの数字を見てさほど驚かないのは、その不調がいまに始まったことではないとどこかで感づいているからだろう。
>では衰退の始まりはいつだったのか、そんな日本の状況を尻目に世界ではどこが成功を収め、発展していったのか。それは誰の手によってどのような考えのもとで成されたのか。もっと世界へ目を向けてみると、何かヒントが見えてくるかもしれない。
>日本の目が世界に向いていない証拠のひとつとして「ママチャリ文化」がある。男性が何も恥ずかしがることなくママチャリに乗っている国は日本くらいであり、外国人からするとその光景は奇妙に見えるという。だがその「ママチャリ文化」の裏には日本の自転車業界が衰退した理由が潜んでいる。またそれを糸口として、世界の自転車産業の盛衰に目を向けていくと、ほかの産業にも通じるアイデアが見えてくる。
>異邦の地においてその「ママチャリ文化」の奇妙さに気がついただけでなく、運命的に世界最強の自転車メーカーと出合ったひとりの新聞記者がいた。彼は言う、日本の「ガラパゴス化」は実は自転車から始まっていたのだと。
>その新聞記者の名は野嶋剛。彼は2007年に朝日新聞の特派員として台湾に赴任した。当時、4年に1度の総統選挙が1年後に迫っていた。そのため、馬英九候補が選挙運動の一環として挑戦した、「自転車で台湾を縦断する」というニュースを取材した。
>そこで思わず馬候補が乗っていた「台湾国産メーカーの自転車」が目に留まった。自転車にはそれほど縁のない人生を送ってきた野嶋は、そのとき初めて「GIANT」という自転車メーカーの名前を認識したそうだ。
>その後、GIANTの創業者である劉金標の活動を追ったり、台湾でヒットした自転車がテーマの映画『練習曲』を観たりするうちに、次第に関心が高まっていき、ついには一冊の本を書いてみたいと思うまでなったという。そうして、先月出版されたのがこの『銀輪の巨人』である。

 銀輪の巨人
 
銀輪の巨人

 著 者:野嶋 剛
 販売元:東洋経済新報社
 発売日:2012-06-01
 クチコミを見る
 >自転車メーカーとして世界最強のポジションに昇り詰めた台湾の「GIANT」。
 >世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」の制覇を繰り返し、伝統の欧米市場で急拡大するとともに、中国市場でも圧倒的存在感を示す。そんな彼らの実態に手練れのジャーナリストが鋭く深く切りこんだ一冊。
 >「GIANT」のブランド名は広く知られているが、それを作っている会社の実態はほとんど知られていない。そのヴェールが暴かれていく爽快感の一方で、かつてかつて世界に君臨した日本の自転車産業が、いまや決定的な空洞化に陥っている現実が戦慄を伴って描かれる。
 >ジャイアントの「明」と日本の「暗」は、電機や半導体など日本の基幹産業が陥りつつある危機と二重写しになって、本書を実に興味深い「産業論」としても成立させている。

>日本は人口が1億3千万人もいて、少なくともいままでは日本だけでも十分やっていけるマーケットではあったんですね。一方、台湾は人口2,300万人ですから、ひとつの企業が台湾のマーケットだけで生存していくことは不可能です。そのため、創業時の段階から彼らは海外に目が向いています。
>GIANTは自分たちの作る製品が世界で売れなければ生きてないと初めから考えていて、グローバルスタンダードとなるようなモデルをいかに作ろうかと必死になってやってきたわけです。
>一方で、日本の自転車メーカーは1980年代以降、世界をリードする自転車を作れていません。その理由というのは、日本の市場で売れる自転車の9割がママチャリなので、それを作り続けていれば一応会社の経営規模としては安定することができていたからなんです。そのため日本のメーカーは厳しいグローバルマーケットでの競争に打ってでなかったのです。90年代はそれでもなんとかなったのですが、いずれ中国が質のいい自転車を作れるようになってからは、安い中国製のママチャリが洪水のように日本に入ってくるようになってしまいました。すると日本企業は収入源であったママチャリが売れなくなってしまいました。続きを読む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

July 14, 2009

日本人が2日連続入賞の歴史的快挙なのに (ゲンダイネット) http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story/14gendainet07027840/
>●CS放送
>世界的には大きな話題になっている「ツール・ド・フランス」。日本ではほとんど報じられないので、先週の続報を。
>ツール106年の歴史で初めて日本人が10位入賞を果たした。それも2日連続の快挙。いや、たまげた。
>まず、第2ステージで新城幸也(ブイグテレコム)がゴールスプリントで惜しくも5位。新城はステージ優勝を狙ったそうで、喜ぶどころか、悔しがったから、二度ビックリ。続く第3ステージ。別府史之(スキル・シマノ)が8位ゴール。スカパーの解説者は両日とも「歴史的瞬間」と声が震えていた。
>それと、復活した“鉄人”ランス・アームストロング(アスタナ)が早くも本領を発揮。第4ステージのチームタイムトライアルで所属するアスタナが勝ち、総合2位。第7ステージ時点でトップから8秒差の総合3位。ターミネーターみたいだ。週末の第8、第9ステージは2000メートルを超える山岳ステージ。308チャンネルで放送。
>(日刊ゲンダイ2009年7月11日掲載)
>[ 2009年7月14日10時00分 ]

こういう、世界的に人気なのに日本ではまだ人気化してないもの(or人)って、多々ある。で、そういうのを部外者に説明する時「世界では…」と、『世界という権威』を使って説得しようという姿勢が、俺には物凄くビンボ臭く思えて、ヤだ('A`) じゃあ世界中で人気ある訳じゃないけど日本国内だけでは大人気なもの(or人)は『下』なのかと。違うだろと。例えば俺が山下洋輔の音楽を好きなのはヨーロッパで熱狂的人気を誇ってるからではないし、が〜まるちょばのパフォーマンスを好きなのも『Newsweekが選ぶ100人の日本人』に選ばれてるからではない。で、世界が認めた、という価値観が唯一の評価軸であるならば、美空ひばりも松田聖子も桑田佳祐も福山雅治も山下洋輔より下!という事になってしまうし、あきれたぼういずもクレイジーキャッツもコント55号もザ・ドリフターズも中田カウス・ボタンもツービートも、やはりが〜まるちょばより下になってしまう。もちろん、そんな筈はない。
 物の価値観を決める物差しは一つではない。例えば競馬で、全馬券客の物差しが一つだったらオッズが成り立たない。「楽に逃げられれば」「調教動いた」「鞍上強化で」「脚抜き良い馬場で」「前崩れの展開になりそう」など、物差しが客の数だけあるからバクチとして成り立つのだし。音楽や芸の話と同じ事だ。まあ『何であれ物差しはただ一つであるべき主義者』というのも現実には居て、これは要するに視野狭窄に陥ってるのだが、当人は自覚がないし指摘しても頑として認めない。困ったチャンだわな('A`)
 話モトイ。ツールドフランス。記事に出て来た日本人選手には頑張って欲しいと思うが、俺は競輪競技は好きだがロード種目を面白いとは全く思わないので、単に同胞意識から来る応援でしかない(そして多くの国民もそう思ってる、からこそ現状不人気種目なのだ)。で、前述の通り、価値観つうのは多様化するものであって、だから俺はその事をヤマシイとか気が引けるとかは当然だが思ってない。競輪と自転車競技で、どっちが上とか下とか思ってないのだ。だから競輪選手が仮にツールドフランスやオリンピックや世界選手権のような場でバリバリ活躍したとして、それは凄いと尊敬はするが、それが競輪人気復興に繋がるとも、当然だが全く思ってない。単に世間の耳目を引きたいだけなら、はんにゃ金田辺りに「競輪面白いですよ」か何か言わせた方が遥かに早いし、効果的だし。うん、そんな風です( ´-`)y-~~~

イン・ザ・ワールド(紙ジャケット仕様)
イン・ザ・ワールド(紙ジャケット仕様)

アーティスト:クリフォード・ジョーダン
販売元:Pヴァイン
発売日:2006-12-01

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック