チャーチルダウンズ競馬場
November 07, 2010
早くに目が覚めた。二度寝を考えたが、グリーンチャンネルノースクランブル放送でブリーダーズカップ視られるのを思い出し、CSを点けた。何か有った訳でもないのに発走5分遅れという辺りがいかにもアメリカ、でもって19戦無敗の女傑・ゼニヤッタの引退レース(最終決定ではないがほぼそうだと言われている)とあって番組作りもゼニヤッタ一色、他11頭が映った時間全部合わせてもゼニヤッタ1頭に敵わない。その中ではエスポワールシチーが一番取り上げられてたが、アメリカやアメリカ競馬に対する真摯な姿勢、リスペクトが伺えるから紳士的扱いをしてくれてるが、本音は『物好きにも遠く日本からをやって来たドン・キホーテ』に過ぎない。とにかく主役はゼニヤッタ、他の馬を本命視した解説者にMCが「全ての視聴者が君の予想が外れる様祈ってるよ」なんて言うんだから、フジテレビも裸足で逃げ出す傾倒振り。フジの競馬中継批判する人は何とも思わんのか?
レースは前4頭、離れて7頭、さらに離れてポツンと単騎ゼニヤッタ。エスポワールシチーは逃げ馬の直後を外併走、揉まれず砂も被らずの位置、4コーナー回って逃げ馬がズリ下がりエスポが一瞬先頭に立って直線向く、しかしそれもほんの一瞬で、一気に後続馬群が迫りエスポは飲み込まれた(10着)。中からブレイムが抜け出し外からゼニヤッタが猛追、しかし僅かに届かず2着。
現実は皮肉に出来ている。いわゆる評論家の人ではない、市井の競馬ファンのブログや掲示板見てると、ゼニヤッタの敗北を予想してた人は結構居た様だ。曰く「オールウエザーで弱メン相手ばかりに勝って記録作って来ただけのラキ珍馬、ダートで本当の一流馬とやるのは今回が初めて」と。しかしチャーチルダウンズに足を運んだ人の、非ゼニヤッタ関係者のほとんど誰もがゼニヤッタの勝ちを信じて疑わなかった訳で。場内はディープインパクト3歳時の有馬記念をハーツクライがブチ壊した時の様な、いやタイキシャトルのスプリンターズステークスの方が適当か。とにかくお通夜状態。
ブリーダーズカップターフ(G1)、クラシック(G1)の結果 http://jra.jp/news/201011/110708.html
>2010/11/7
>11月6日(土)にアメリカ合衆国ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で行われたブリーダーズカップターフ(G1)、およびブリーダーズカップクラシック(G1)の結果をお知らせいたします。
>なお、日本馬のエスポワールシチー号は、10着でした。
>安達 昭夫調教師のコメント
>「日本との条件の違いはありましたが、正直力負けという感じでした。ただ、ここを目標にずっと調整してきましたし、すごく頑張って走ってくれたと思います。」
>佐藤 哲三騎手のコメント
>「自分たちの競馬をして、このような結果になったので、力不足ということでしょう。日本に戻って、また頑張っていきたいと思います。」
さてエスポ。結果的にはハイペースを深追いして自滅だが、では控えて斬れた保証は無い(そもそもそんな競馬を今までした事が無い)、『後方まま』で終わってしまう危険性を思うと、敢えてリスクテイクしても(千六までしか経験無いのに)いつも通りの競馬をして、走法改造してまで勝ちに行った姿勢は評価すべきだろう。
BC馬場検証 エスポワールなら対応可能 http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20101103-697597.html
>【ルイビル(米国)2日=鎌田優】エスポワールシチー(牡5、栗東・安達)が出走するBCクラシック(G1、ダート2000メートル、6日)の舞台チャーチルダウンズ競馬場は、深さがあって砂地の日本とは完全に別物。
>下地は野球のグラウンドに似ている。その特徴を検証すべく、実際に馬場を踏み、触ってみた。基本的にサラサラで、佐藤騎手の「歯が出てない日本の鉄では前に進まず、コーナーでは横に流れてしまう。アメリカはスパイクをはかないと、どうしようもない」という言葉通りのイメージだった。
>もともと、スピードと耐久性を兼ね備えているエスポワール陣営が、あえてピッチ走法へのフォーム改造、装蹄に工夫を施したのは、この馬場に対応するため。10月、現地で調教に騎乗した佐藤騎手の「スパイク鉄を含めて動きは悪くなかった」という感触からも、今のエスポワールなら対応する可能性は高い。
>[2010年11月3日9時51分 紙面から]
問題はこれから。アメリカ向けに走法改造して、日本に戻ってまた元のスタイルに戻せるのか?あるいは、これによって一段と強くなれて、日本でnewエスポの強さを見せ付けられるのか?今回の挑戦で、かつての輝きを取り戻す事なく終わってしまう危険性すら、実は有る。そういう点で、エスポの次走は大いに注目だ。どっちに転んでも美味しい馬券になりそうな予感(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
レースは前4頭、離れて7頭、さらに離れてポツンと単騎ゼニヤッタ。エスポワールシチーは逃げ馬の直後を外併走、揉まれず砂も被らずの位置、4コーナー回って逃げ馬がズリ下がりエスポが一瞬先頭に立って直線向く、しかしそれもほんの一瞬で、一気に後続馬群が迫りエスポは飲み込まれた(10着)。中からブレイムが抜け出し外からゼニヤッタが猛追、しかし僅かに届かず2着。
現実は皮肉に出来ている。いわゆる評論家の人ではない、市井の競馬ファンのブログや掲示板見てると、ゼニヤッタの敗北を予想してた人は結構居た様だ。曰く「オールウエザーで弱メン相手ばかりに勝って記録作って来ただけのラキ珍馬、ダートで本当の一流馬とやるのは今回が初めて」と。しかしチャーチルダウンズに足を運んだ人の、非ゼニヤッタ関係者のほとんど誰もがゼニヤッタの勝ちを信じて疑わなかった訳で。場内はディープインパクト3歳時の有馬記念をハーツクライがブチ壊した時の様な、いやタイキシャトルのスプリンターズステークスの方が適当か。とにかくお通夜状態。
ブリーダーズカップターフ(G1)、クラシック(G1)の結果 http://jra.jp/news/201011/110708.html
>2010/11/7
>11月6日(土)にアメリカ合衆国ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で行われたブリーダーズカップターフ(G1)、およびブリーダーズカップクラシック(G1)の結果をお知らせいたします。
>なお、日本馬のエスポワールシチー号は、10着でした。
>安達 昭夫調教師のコメント
>「日本との条件の違いはありましたが、正直力負けという感じでした。ただ、ここを目標にずっと調整してきましたし、すごく頑張って走ってくれたと思います。」
>佐藤 哲三騎手のコメント
>「自分たちの競馬をして、このような結果になったので、力不足ということでしょう。日本に戻って、また頑張っていきたいと思います。」
さてエスポ。結果的にはハイペースを深追いして自滅だが、では控えて斬れた保証は無い(そもそもそんな競馬を今までした事が無い)、『後方まま』で終わってしまう危険性を思うと、敢えてリスクテイクしても(千六までしか経験無いのに)いつも通りの競馬をして、走法改造してまで勝ちに行った姿勢は評価すべきだろう。
BC馬場検証 エスポワールなら対応可能 http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20101103-697597.html
>【ルイビル(米国)2日=鎌田優】エスポワールシチー(牡5、栗東・安達)が出走するBCクラシック(G1、ダート2000メートル、6日)の舞台チャーチルダウンズ競馬場は、深さがあって砂地の日本とは完全に別物。
>下地は野球のグラウンドに似ている。その特徴を検証すべく、実際に馬場を踏み、触ってみた。基本的にサラサラで、佐藤騎手の「歯が出てない日本の鉄では前に進まず、コーナーでは横に流れてしまう。アメリカはスパイクをはかないと、どうしようもない」という言葉通りのイメージだった。
>もともと、スピードと耐久性を兼ね備えているエスポワール陣営が、あえてピッチ走法へのフォーム改造、装蹄に工夫を施したのは、この馬場に対応するため。10月、現地で調教に騎乗した佐藤騎手の「スパイク鉄を含めて動きは悪くなかった」という感触からも、今のエスポワールなら対応する可能性は高い。
>[2010年11月3日9時51分 紙面から]
問題はこれから。アメリカ向けに走法改造して、日本に戻ってまた元のスタイルに戻せるのか?あるいは、これによって一段と強くなれて、日本でnewエスポの強さを見せ付けられるのか?今回の挑戦で、かつての輝きを取り戻す事なく終わってしまう危険性すら、実は有る。そういう点で、エスポの次走は大いに注目だ。どっちに転んでも美味しい馬券になりそうな予感(0゚・∀・) ワクワクテカテカ