シーザスターズ

October 05, 2009

スターズ独走でG1・6連勝/凱旋門賞 http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20091005-551859.html
><凱旋門賞>◇4日=ロンシャン◇仏G1◇芝2400メートル◇3歳上◇出走19頭
>欧州最高峰の凱旋門賞は、M・キネーン騎乗の大本命シーザスターズ(牡3、J・オックス)が完勝した。2頭のペースメーカーが引っ張り、道中は中団。直線馬群をさばいて進出するとゴール前は独走になり、2着に追い込んだユームザインに2馬身差をつけた。英2000ギニー、英ダービー、エクリプスS、英インターナショナルS、愛チャンピオンSに続きG1・6連勝。母アーバンシーは93年に勝っており、デトロワ−カーネギーに続く史上2組目の母子制覇となった。
>ユームザインは3年連続2着。6戦全勝で臨んだ3歳牝馬スタセリタは鎖骨骨折のルメールから、電撃復帰したスミヨンに乗り替わったが7着に終わった。
><凱旋門賞成績>
>(1)シーザスターズ(56M・キネーン)2分26秒30 (2)ユームザイン(59・5K・ファロン)2馬身 (3)キャバルリーマン(56L・デットーリ)頭 (4)コンデュイット(59・5R・ムーア)頭 (5)ダーレミ(58J・フォーチュン)1馬身
>[2009年10月5日10時31分 紙面から]

映像視たが、こらブエナビスタ出てたらトンコロ食ってたろ。出んで正解('A`)
 凱旋門賞は3歳馬に極めて有利な斤量設定になっている事から「日本馬が本気で凱旋門賞狙うなら3歳時に行くべき」という論をたまに見聞きするが、凱旋門賞は天皇賞(秋)より1ヶ月、菊花賞よりも3週間も早い。札幌記念とかで3歳馬が古馬に勝つ例は有るが凱旋門賞はヨーロッパ最大のGI、古馬にとっても目標であり、それこそ札幌記念とは違いキッチリ仕上げて来てる。それを打ち負かすのは並大抵の事ではない。つか、ローテーション逆算すると日本ダービー(牝馬ならオークス)後に放牧出して緩めてる時間はない(ごく短期のそれなら有りだが)、ぶっつけ本番か、1戦挟めるかだ。ダービー馬のその後のテイタラク、は先月ぐらいにネタにしたが、だからダービーをキッチリ仕上げて使うのでなく8割程度で使うのが前提。って馬主怒るだろ。同世代間で抜けて強い馬、というのは十年に一頭ぐらいは現れるがそれでも競馬は水物、必ず勝てるとは限らん以上余力残しなんて甘っちょろい事言わんと目の前のダービー獲りに行け海外はその後!っのが普通のだろう。
 でもって、その同世代間で抜けて強い十年に一頭の馬が居たとして、でもそれが海外通用するかっつうとレース映像等の『情報』しか判断材料がない。ダービー以前にヨーロッパでレース使ってれば判断材料にはなるが、地理的要因や検疫の問題からそうホイホイ遠征出来るものではない。強いて挙げればUAEダービーだが、例えば今年のアースリヴィングが(同馬はUAEオークスだったが)仮に圧勝して「さあ秋は凱旋門賞だ」ってなった場合、日本帰らずそのまま滞在してた方が率は高い筈。で、そういうのを「頑張れ日本馬!」って応援出来るかっつうと、ちょっと懐疑的にならざるを得ない。
 まあそれでも凱旋門賞獲って、それで日本競馬にフィードバック出来るものが有るなら良いけど、無いでしょ実際。3歳で凱旋門賞獲るって事は、前述したが放牧で一夏越えての成長度とかじゃなく春、遅くとも夏までに完成し切ってる事が必要だ。即ち早熟血統で伸びシロがあまり期待出来ない、でもってもう凱旋門賞馬って評価が定まったのに以後レースを走らせるメリットは?入着賞金と、もし負けた時に相手馬の評価をただで上げてやってしまうリスクや、現役生活続ける事で故障するリスクの比較は?欧米の馬主だったら100人中100人が凱旋門V即引退、遅くても年内引退の途を選ぶだろう(シーザスターズも既に引退表明している)。日本人だったら50人ぐらいかもしれない。でも残りの50人も、もう年内引退→繁殖は決まってて「日本の皆さんに顔見せしたいから一度使うだけ、壊さないようにソーッと回って来ます」だろう。十年競馬歴有る人だったら『ジャパンカップの外国馬で、日本人にトレードされて来年から種牡馬入り決まってる馬は無条件消し』って格言覚えてる筈だ、それと同じで。
 凱旋門賞本気で獲りたいから3歳のうちから…ってトコだけ見ればそれは間違いではない。でもそれが日本競馬活性化に繋がるという意見はハッキリ間違いだ。そういう『外野』を巻き込む気なら、むしろ日本国内で充分な実績挙げてファンの後押しが有る古馬が遠征して、不利な斤量克服して勝つ方が遥かに効果的というものだろうよ( ´,_ゝ`)

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