September 16, 2022

今こそ「夜行列車」の復活を! 高速バスも車中泊も安眠には程遠い、「快適旅」という原点に立ち戻れ | Merkmal(メルクマール) https://merkmal-biz.jp/post/20550

ヒドいと話題になってる記事を読んでみたがなるほどヒドい、チラシの裏に書いとけ(←古典的ネットスラング)だ。
 自分で運転して車中泊というのと違って、夜行列車は ━━ バスでも飛行機でもそうだが ━━ 寝てる間に目的地に着けるという利点がある。需要は確実にある。ではなぜJRがそれらのほとんどを廃止したかというと、採算が取れないからだ。
 「起きて半畳寝て一畳」という言葉があるが、実際人間は横になると場所を取る、だから寝台列車の1両当たり定員は昼行列車の座席定員の半分程度か、下手すりゃそれ以下だ。
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JRとしては当然それに見合った収入(倍ぐらい、あるいは倍以上)を得らなければならないが、現行の運賃制度では深夜バス運賃倍額とかタクシーやファミレスの深夜割増料金みたいなものは認められてないし、寝台料金は距離に関係なく一律だ。とすると、然るべき寝台料金を取らないとビジネスとしては成立しない。

 >車中泊や高速バスといった、安価だが辛い手段しか残されていない今こそ、
  夜行列車の復活を歓迎する人は多いだろう。豪華な寝台列車はいらない。
  いつでも乗れる、庶民的な夜行列車が必要とされているのだ。

そりゃ利用客にしてみりゃ、そういう夜行列車があれば諸手を挙げて歓迎するに決まってる。俺だってそうだ。旅打ちガンガン捗るし。でもひとたびJRの立場になってみれば、それがいかに身勝手な要求であるか解るだろうに。それでなくともJR各社がローカル線区間の大赤字垂れ流しアピールし、それ以前には大都市圏での終電繰り上げを実施し
2021年3月13日(土) 首都圏における終電繰り上げ等のお知らせ:JR東日本 https://www.jreast.co.jp/railway/shoshuden/index.html/
鉄道会社や夜行列車を取り巻く環境が極めて厳しい中での「JRもっとサーヴィスせんか」アピール。マトモな神経の持ち主とは到底思えないし、こんな低レヴェル(←敢えてこう表現する)な文章を掲載するサイトの感覚すら疑う。重ねて書く、これはヒドい( ´,_ゝ')
ナイト・トレイン
ジミー・フォレスト
Pヴァイン・レコード
2012-09-19



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