May 27, 2023

不動産ブームの陰で損失相次ぐ “生活保護アパート投資” | NHK https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230526b.html

もう本当にアタマの良い、そして法の抜け道を見付けてマネタイズするのが上手い、悪いヤツというのはいるものだ。
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普通の勤め人でも投資用マンション購入とかアパート経営なんてのが珍しくなくなってるが、問題のアパートは満室の状態で売りに出てて、その住民ほとんどが生活保護受給者というのは「?」となるが、彼らには住宅扶助も支給されてるし転居する可能性が普通の人より圧倒的に低いから、空室抱え込むリスク考えたらお買い得ですよ…と説明され納得の購入。ところが当の受給者が1年もしないでほとんど転出、オーナーは家賃値下げを余儀なくされローン支払いに四苦八苦、ライフプラン台無し…という運び。
 これだけなら「あらカワイソ」だが裏があって、このアパートの賃貸料は生活保護受給者に支給される住宅扶助限度額いっぱいの設定となってて、それは駅遠物件とあって周辺の賃貸料相場からするとかなり高かった。要は、生活困窮者を支援する団体と不動産会社が組んで、売りたい物件に自立支援名目で入居を斡旋し、生活保護を受けさせ、住宅扶助を前提に周辺相場より高額な家賃設定にして、見掛け上高利回りになるよう偽装する。物件が売れてしまえば生活困窮者をすぐさま次の物件に移し替え、また同じ事をやる。以降繰り返し。新手の生活保護ビジネスだ。受給者そのものをターゲットにしてない分だけ良心的とも言えるが、受給者をダシにカモ(ここでは投資家)から奪い取るという事に於いてはやってる事は一緒だ。いやホント、不動産って生き馬の目を抜く世界だなと(´-`).。oO
ビッグ・トゥー~ホット・ハウス
ウォーン・マーシュ~レッド・ミッチェル
SOLID/STORYVILLE
2016-03-23



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