August 23, 2021

競走馬の見た目を変えて「遅い馬の替え玉」として出走させるイカサマで大勢をだました男とは? - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20210822-horse-racing-cheat-painting-trick/
>2021年08月22日 12時00分
>競馬で、人気がある馬は的中時の払い戻しが少なく、人気薄の馬は的中時の払い戻しが多くなるというオッズの仕組みを利用し、「実力馬を人気薄の馬に誤認させる」という大胆な詐欺で競馬界に混乱をもたらしたのが、ピーター・クリスチャン・バリーという男です。
History’s Greatest Horse Racing Cheat and His Incredible Painting Trick https://narratively.com/historys-greatest-horse-racing-cheat-and-his-incredible-painting-trick/
>バリーは1888年にスコットランドで肉屋の息子として生まれ、成人後にオーストラリアへと渡って、1914年9月にオーストラリア帝国軍の第6軽騎兵連隊に入隊しました。当時の入隊書類には、バリーが動物の歯科医として働いていたことや、イギリス海軍補助艦隊で馬の世話をしていたことなどが経歴として記されているとのこと。
>1919年から1920年にかけて、バリーは仲間たちと共に「替え玉」を使ってイングランドの競馬界を荒らし回りました。バリーの用いた手口は以下の通り。
>・1:「速い競走馬」と「遅い競走馬」を用意し、遅い競走馬の名前でレースにエントリーする。
>・2:レース当日、「遅い競走馬に見えるようにメイクアップした速い競走馬」を出走させる。イカサマの仲間であるギャングたちは「人気のない遅い競走馬」に大金を賭ける。
>「馬の見た目を変える」という点においてバリーは特異な才能を持っており、漂白剤・アンモニア・ばんそうこう・硝酸銀・ヘナといった道具を使い、馬の見た目を自由自在に変えることができました。
>後年、バリーがDaily Newsの記者に語ったところによると、まずは馬をシャンプーして目の上に保護テープを貼り、毛を漂白剤で脱色することから始めていたとのこと。この漂白作業は非常に重要であり、程度を誤ると皮膚が傷ついて馬の足が遅くなってしまったり、あるいはその後のヘンナによる染色作業がうまくいかなくなったりしたそうです。脱色してからヘンナを使って模倣したい競走馬の毛色に染色した後、白い斑点がある場合は対応する部分を再漂白しました。
>毛色以外の部分も似せる必要がある場合、バリーは耳の腱を切ったり尻尾の毛を抜いたり、たてがみをカットしたりして、モデルの馬に近づけました。また、去勢されてない馬を去勢されている馬に見せかけたい場合、レース前に氷のブロックを睾丸に当てて収縮させ、去勢されているように見せかけることもあったとのこと。時にはかつて動物の歯科医として働いた経験を生かし、ナイフやドリルを使って歯を削ることもあったそうです。

百年前の話かよ。せめて4〜50年前なら日本の競馬でも参加出来るのに。まあ毛を染めるだの切るだのいうトコまでは行かないけども。
22050125_m
この本には



似た馬を出走させようとして獣医に見破られ、「疾病のため出走取消」として処理されたエピソードが出て来る。また、この本ではないが、トレーニングセンターの運用が今みたいにカッチリしてなかった時代、何とかギリギリ見える早朝に実力馬を秘密裏調教した後に、よく似た走らない方の馬(!)をダミーとして追い切って他馬陣営を欺く手が使われていたとも。まあいずれにせよ今じゃ不可能な昔話、ヨタ話でしかないけども(´-`).。oO
Fake Standards
Rodrigo Rodrigues
Rip Curl Recordings
2007-04-06



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