September 18, 2018

九大「オーバードクター」の死にみる「夢のソフトランディング」の重要性(榎木英介) - 個人 - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/enokieisuke/20180917-00097118/
>榎木英介 | 病理専門医かつ科学・技術政策ウォッチャー
>9/17(月) 9:58
>九州大学箱崎キャンパスで発生した火災現場から発見された遺体の身元が、46歳の元学生であることが明らかになった。
>「オーバードクター」だった男性が死を選んだ理由はいったい何か。情報が少なすぎて断定的なことを言うことは難しいが、研究者の友人たちが、「この人は自分だったかもしれない」と衝撃を受けている。
>自分が生き残っているのは、単に運がよかっただけだと…。
>ということは、男性のような手段を取る目前で逡巡している人たちがいるということだ。
>学問を極め研究者になる夢、教授になる夢…こうした夢を持ち、それに邁進することはとても重要だ。しかし、それが全て思い通りになる人はごく一握り。多くの人はどこかで夢に折り合いをつけ、現実と擦り合わせて生きていく。
>それは研究者でなくても同じだ。スポーツ選手でも芸術家でも、ごく一握りを除いて、諦めていく。圧倒的な実力差に打ちのめされ…。
>しかし、奇しくも研究者の知人たちが「運がよかった」というように、数学や物理など一部を除いて、研究者の実力でない要素が成功を決める場合が多い。
>運はたちが悪い。いつか自分にも運が巡ってくると思って、一発逆転を願ってしまう。夢をあきらめなくなってしまう。こんなに長いあいだ時間をかけてきたことを簡単には諦められないと思ってしまう。

懐かしの名作【動物のお医者さん】で、


登場人物の菱沼聖子(H大学獣医学部の博士課程で公衆衛生学を専攻している)をライバル視する学生が居て、そのココロは菱沼が重要な発見を二度もしているから(実用化されたものもある)、でもそれって運の要素がかなりあるから…というクダリがあったのを思い出した。確かに知能とかだけでどうにかなるものではあるまい。それでも諦め切れない、「自分より才能ないアイツが何で」ってなって、挙げ句にデータを捏造したり「○○細胞はありまぁす」ってなったり、悲惨だ。
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 バクチクラスタからすると、「運」はあると思ってるし、損切りは必須心得の一つだ。でもそれも無責任な外野の雑音でしかないよなあ…('A`)

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