August 04, 2017

道路舗装でクールダウン? 対ヒートアイランド特殊舗装、渋谷スクランブル交差点にも | 乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/77893/
>2017.08.03 乗りものニュース編集部
>近年加速する都市部のヒートアイランド現象に対し、これを緩和するといわれる道路舗装があるといいます。
>「遮熱性舗装」「保水性舗装」という舗装技術があるそうです。その詳細について、道路の施工と舗装を手掛ける世紀東急工業(東京都港区)に聞きました。
170720_heat_01 遮熱性舗装の施工例、渋谷駅前スクランブル交差点。交差点内の灰色の部分が施工部分(画像:世紀東急工業)。 https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/004/958/170720_heat_01.jpg
>――「遮熱性舗装」とは、どのようなものなのでしょうか?
>遮熱性舗装は、「遮熱性塗料」と呼ばれる特殊な塗料を舗装体表面に塗布することにより、太陽光のなかの近赤外線を反射し、熱エネルギーの吸収量を一般的な舗装よりも減少させることで、夏季の舗装体の温度上昇を抑制し、蓄熱量を低減させることができます。
>――舗装を行うことで、道路に対してどのような効果があるのでしょうか?
>一般のアスファルト舗装(密粒度アスファルト舗装)に比べて、夏季における昼間のアスファルト舗装の路面温度を10度以上低減できます。
170720_heat_02 実際の舗装路とサーモグラフィー画像との比較。各画像内の左半分が遮熱性舗装を行っている路面(画像:世紀東急工業)。 https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/004/958/170720_heat_02.jpg
>――一般的な舗装技術と比べた際の、メリットとデメリットを教えてください。
>メリットは、舗装本体の温度上昇を抑え、舗装の変形に対する抵抗性を高められることです。舗装はもともと熱に弱く、高温に長い期間さらされると、わだち掘れ(道路の走行部分に、縦断方向に連続して生じた凸凹)などを発生し、舗装路面の耐久性を低下させてしまいます。デメリットは、施工費が一般のアスファルト舗装と比べて約4倍かかることです。
>【了】

こういう記事が出ると、反射的にオートレースの走路に導入出来ないかと考えてしまう。今の時期の熱走路を思うと10度の差は優位な筈、施工費用が掛かっても走路自体がロングライフ化するのなら ━ 摩擦係数さえ通常のアスファルト走路と同等程度の数値を出せてる(=グリップする)なら価格4倍でも ━━ と思ってはみたのだが、表面部にだけ塗料を塗るのなら、落車事故で走路が削れた時に黒い地肌が出現するんだな。その補修だけでも大ゴトになる、これは現実的とは言えないか。んー、そう上手くは運ばんか('A`)


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