July 29, 2017

英競馬で出走予定外の馬が勝利、オッズ51倍 http://www.afpbb.com/articles/-/3137330
img_0477b530878a91ed11401aa2eb94420a253928 競馬場を走る馬(2017年4月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/OLI SCARFF http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/0/4/-/img_0477b530878a91ed11401aa2eb94420a253928.jpg
>2017/07/28 11:41(ロンドン/英国)
>【7月28日 AFP】英国の競馬場で行われたレースで27日、出走予定以外の馬が入り込み勝利するという出来事があった。経緯を調べるための調査も行われているという。
>英東部ヤーマス(Yarmouth)競馬場での第1レースで、チャーリー・ マクブライド(Charlie McBride)氏が調教した「マンダリンプリンセス(Mandarin Princess)」が、オッズ50‐1(51倍)で勝利し、会場は歓声に沸いた。だが、実際に勝利したのはマンダリンプリンセスと同じ厩舎(きゅうしゃ)に所属する別の馬「ミリーズキス(Millie's Kiss)」だった。
>出走馬の確認で誤りが生じたレースとなったが、結果は有効となる見通し。(c)AFP

元記事は翻訳文特有のこなれてない文章でゲンナリしたが、要約すると、1Rと4Rに出走する馬を連れて来た調教師が1R前にバタバタしてて、本来4Rに出走させる筈だった馬に鞍を付けそのままレースに行ってしまったのだと。同レースをミリーズキス号が勝ったという結果はスポーツとして尊重されるべきだ…とするBHAの考えは一応理解出来るが、馬券買ってた人はたまったもんじゃないわな。そりゃイギリス馬券客のほとんどは場内じゃなくブックメーカーで買ってるだろう、それにローカル場の平日の1Rともなれば売り上げなんてないに等しいだろうけど、でも、それでもゼロって事はさすがにないだろう。日本だったら…払戻金発表後だったら、こんな不祥事は隠蔽しちゃった方が早いか。隠蔽し切れば大丈夫なんだから。
 で、こういう事例は実際あった。しかもこういう過失ではなく故意の、カネ目当てのヤツだ。昔読んだ本の中でも昔あった話として紹介されてたのでコトは70年代とか60年代とかだろうが、ある厩舎に毛色も白斑もよく似た馬が居て、出走前の馬体検査で獣医が「あれー○○(←調教師の名前)、●●ってこんな馬だったっけか。ちょっと見てみろや」とすり替えを看破され、同馬は発走除外に(公式には右前寛跛行の発表だったとの由)。すり替える予定だった馬は2クラス上の馬だから回って来るだけで勝てる、しかも出馬登録してた馬の方はかなりの人気薄だったから、決まっていたら結構な馬券をキメれただろう…というものだった。
 時代は下って、それでも漫画アクションが週刊だった時代だから結構な昔だが、血統評論家の田端到さんが連載してたコラム(後に単行本化された)で、今は亡き荒尾競馬に旅打ちに行ったら馬すり替え事件で開催自粛中だったため急遽熊本競輪に予定を変更した…というクダリもある。すり替えって、ハマると美味しいんだろうなあ(´-`).。oO


  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメントする

名前
 
  絵文字