July 11, 2017

向井地美音「スピリッツ」表紙にスマホ写真 http://natalie.mu/music/news/240139
>2017年7月10日 11:22
news_large_cover32「週刊ビッグコミックスピリッツ」32号の表紙。(c)小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ http://cdn2.natalie.mu/media/1707/0710/extra/news_large_cover32.jpg
>本誌では「彼女をスマホで撮りたくて」と題した特集を展開しており、表紙およびグラビアページの写真はすべてスマートフォンを使って撮影された。撮影および解説は写真家の青山裕企が担当しており、向井地を被写体に“彼女を100倍キレイに写すスマホ術”を紹介している。

これ、「○○の新製品●●はスマホなのにこんなにキレイな画質で!」っていうタイアップものだと思ってたが実誌では特定の機種名は出してなくて、本当に汎用的なスマホ撮影術だったので驚いた。
 問題の画質だが、全く気にならない。スマホで撮ったのと一眼レフのを紙焼きして大伸ばししてAB比較すれば一目瞭然だろうが、今回は印刷物だし、しかも全カットB5サイズではなく1ページに複数ショット使われてる ━━ 写真はその分だけ小さくなる ━━ のもあるんだから、カメラマニアかつ向井地さんのガチヲタでもない限りこの画質で充分だ。それにこの向井地さんも誌面で語ってたが、スマホ向けられてもガチのカメラと違って「撮られてる感」があんまりしないから自然な感じに映るってのも、スナップ写真としてプラスに働く。
 ではカメラ不要論…というのはさすがに早計に過ぎる。コンパクトカメラですらあのサイズである事からしても、スマホカメラのレンズの設計に無理があるのは自明だ。デジタルズームは拡大するほど画質が悪くなるため、ちゃんとした望遠レンズには絶対に敵わない。逆に寄りの撮影でも、出走表のようなものだと歪みがよく判る(俺のスマホは、糸巻き型の収差が強く出る)。プログラムAEだから絞りやシャッタースピードを任意に設定する事が出来ない。要するに、3競オートに限らないが、撮影者の意図を反映し辛いという事だ。もちろんスマホでも競馬場のパドックの写真を見事に決める人は居るし、場内グルメだったらそれほど不利ではない。ファン感謝祭みたいなイヴェントで憧れの選手とツーショット、なんて時は、カメラを第三者に委ねるのだからスマホの方がむしろ便利だ。でも、全体としては圧倒的にレアケースだもんなあ(´-`).。oO


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