March 20, 2017

密かに“パチンコ長者”だった倖田來未 http://npn.co.jp/article/detail/47942564/
>芸能ネタ 2017年03月18日 21時00分
47942564 http://images.npn.co.jp/article/1/1/64/47942564.jpg
>「07年に1台目が発売されたが、今年2月に発売された『CR倖田來未5』で5台目。これまで数々の有名歌手たちがパチンコ台を発売しているが、5台目まで行ったのは倖田のみ」(パチンコ業界関係者)
>同機種に使用されている倖田の楽曲は、ブレークのきっかけとなった「キューティーハニー」、レコード大賞受賞曲「Butterfly」、バラードの名曲「you」など新規に使用された曲6曲を含む全16曲だが、ここまでホールで倖田の機種がもてはやされた理由とは?
>「ファン層のマイルドヤンキーがパチンコ店に足を運ぶ客層とかぶったのがヒットした理由。おそらく、この先も新機種が発売されるのでは」(同)

経済学や現象学の世界で一躍脚光を浴びたが一般には広まらなかった言葉「マイルドヤンキー」をこんなところで目にするとは思わなかった。それにしても、この手の音楽への興味が皆無な俺としてはマイルドヤンキー=倖田來未は理解した上で、浜崎あゆみではアカンかったのか?と。
 改めて時系列的に調べてみると面白かった。↑のように07年夏に倖田來未の最初の台が出る。2年後に後継機が出たのだから好評だったようだ。ところがさらに2年後の春、東日本大震災。日本経済大打撃、レジャー=不謹慎イメージ、ばかりか計画停電なんてものまで行われる中、石原都知事(←当時)から「電気の無駄遣い」と名指しで非難されるetc.パチ業界に重苦しい雰囲気が滞った。こんな時にはヒット作こそが一番の良薬、しかし倖田來未はまだ【2】が全国で稼働中、新作を出すタイミングではない。かくて、同じavexのあゆで…となり、秋にリリースされた「浜崎あゆみ物語」はセールス面では大ヒットを記録した。ところがエンドユーザーたるパチンカーからは「クソ台」と、もう清々しいまでに貶された。あゆ本人にその責はもちろんないし、ファン向けに「自分の預り知らないところで勝手に進められた」とツイッターでエクスキューズしてるほどだから、そもそもパチ化自体が本意でなかったのは間違いない。しかし、特にあゆファンでないパチンカーにとってはそんなもの関係ない、「あゆ=クソ台」だ。でもってSANKYOも次の台で汚名返上とばかりに力作を半年後にリリースする、それが倖田來未3で、これは大ヒットしたばかりでなくパチンカーからも好評を博した。対してあゆも、プライドが許さんとばかりに後継機が出たがやはり評価は芳しくなく、結果、パチ業界では【倖田來未>浜崎あゆみ】というヒエラルキーが出来上がってしまったのだと。当時のavexスタッフとSANKYO開発陣もつくづく罪作りだ、もらい事故とはいえあゆもとんだ災難だ。
 で。マイルドヤンキーってどっから出て来た('A`)?


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