January 07, 2017

チェーンソー脅迫YouTuber逮捕、収入は7年半で約45万円 ネットは「勝者総取り」、参入はリスクだらけ https://abematimes.com/posts/1855206?categoryIds=70273
>2017.01.06 08:39
>公務員や会社員など、安定職業を選ばず、ややギャンブラー的人生を選ぶと考えた場合、2つの考え方からどちらに足を踏み出すかが重要になる。

 >【1】とんでもなく稼ぐ人間がいる業種に参入し、自分もそうなれることを目指す
 >【2】まだ参加者があまりいない上に、大きく稼げるかはわからない業種にとりあえず参入する

>私はあまり人に助言はしないが、もしも子供がいた場合は【2】を目指せ、と言うことだろう。YouTuberはもう競争が激し過ぎる。もはや参入しても勝てる勝負をするのは難しい。これは宝くじにも同じことが言える。2016年の年末ジャンボは、1等7億円が25本、1億5000万円の前後賞が50本。2等が1500万円なだけに、1億円以上は75本ということになる。そして発行枚数は5億枚。1億円以上が当たる確率は0.000015%である。かつて宝くじが趣味だったという女性がある時宝くじをやめた理由を語った。

 >「昔、宝くじを印刷している場面を見に行ったんですよ。すると、ダーーーッと一斉に刷られた宝くじがとんでもない枚数出てきて、この時私『あっ、こりゃ当たるワケない』と思いました。毎回3000円分買っていたのですが、その年から『買ったつもり』で3000円の寿司のセットを食べることにしています」

>彼女は宝くじのことを【1】だと認識し、「勝てない勝負からはさっさと降りる」という判断をしたのである。というわけなので【1】のようなものに参入する場合はあくまでも趣味と割り切り、人生を賭けるほどのものにしないのが吉である。
>文/中川淳一郎(ネットニュース編集者)


この記事の主眼は、チェーンソーで宅配業者を脅した様子をYouTubeで動画公開した男が逮捕されたという騒がせたバカニュース、そこから「先行者利益」というものが極めて大きいネット社会に於いてビッグになる事の難しさを説いたものだが、しかしこの宝くじの女性の話にはキちゃうなあ。確かに1億以上が当たる確率0.000015%って言われても小さ過ぎてピンと来ないけども。10枚買って、ジャンボは年5回発売だから先の確率は50倍になって、それでも0.00075%。これ雷に打たれて死ぬ確率なんかより低いんじゃないのか?そういう確率ばかり集めた記事だかサイトだかを見た記憶がある、で、検索してみたら

 ●他人に殺される確率:0.03%
 ●雷にあたって死ぬ確率:0.0012%
 ●スズメバチに刺されて死ぬ確率:0.0012%
 ●乗った飛行機が墜落する確率:0.0009%
 ●山で熊に殺される確率:0.00046%
 ●隕石が当たって死ぬ確率:0.0004%

50倍でやっと熊以上、それでも飛行機以下だ。立場が違って、大金払わなければならない火災保険とか自動車保険だったら確率的には大して違わなくてもなら加入する意義もあるけども、実にどうも、宝くじには絶望しかないな。こういうのは10枚とか3枚とか買っといて「当たったら○○するんだ〜」って発表まで夢を見るためのもの…って割り切ってるんだったら良いけど、少なくとも本気で狙うもんではないよなあ。
 改めて、「当たるんです」の発売に際し「宝くじよりずっと確率面で有利」って言われてたけど、実際8の4乗だから1/4096=0.024%。これだって素直に有望とは言い難いけど、でも雲泥の差だもんな。いや〜、つくづく宝くじはないわ( ´,_ゝ`)


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