December 23, 2016

 寝耳に水な情報で昨日Twitterで話題となったのがこれ。

関東バス、東京〜大阪間で完全個室の夜行バス 全11室、運賃は大人2万円 http://www.traicy.com/2016222-kantobus
>2016年12月22日 7:33 pm Traicy編集部
>関東バスは、業界初となる完全個室型の夜行高速バス「DREAM SLEEPER東京大阪号」を、2017年1月18日より池袋駅西口〜なんば(OCAT)・門真車庫線で運行を開始する。
kantobus2 http://i0.wp.com/www.traicy.com/wp-content/uploads/2016/12/kantobus2.jpg
>片道の総額は大人20,000円、小児15,500円となる。
>■ダイヤ
>池袋駅西口7番のりば(22:50)〜なんば(OCAT)(06:40)〜両備バス門真車庫(07:30)
>両備バス門真車庫(21:50)〜なんば(OCAT)(22:40)〜池袋駅西口7番のりば(06:40)

高っけぇΣ(゚д゚)! …とは言うものの、3列独立シートのバスは縦10列配置がデフォ。トイレユニットの大きさなどで多少の違いはあるが定員は28人前後、ならば定員僅か11人のこのバスはそれらの2.5倍は運賃取らないと採算取れない訳で、2万÷2.5=8千円、なら東京〜大阪間のバスとしてはボッタクリどころかむしろ良心的な価格設定に思える。
 …と、これはもっぱら供給側の理屈。需要はあるのか?という点が問題となるが、これはある。新幹線のぞみの東京行き最終は新大阪21:23発、新大阪行き最終も東京21:23・品川21:30発。って事は大阪ドームや東京ドームで野球とか、味の素スタジアムにサッカーとか観に行って延長戦に入ったら一巻の終わりだ。そういう試合ならまだ良いがコンサートは絶対無理、アンコールも物販もあったもんじゃないからこの1時間半の差は途轍もなく大きい。じゃあ泊まれば…って、そもそも休み取れるんだったらハナからそんな綱渡りに気を揉んだりしない、翌日もしっかり仕事なり何なりスケジュールがあるから悩ましいのであって、しかし1泊して始発ののぞみで戻るにしても東京08:23着・新大阪08:16着というのはちょっと厳しい時刻だ。ここにも1時間半の大きな差が存在する。
 まあ、だったらこのバスでなく他の夜行バスという選択肢もあって、しかし、ではそのバスでちゃんと寝れるのか…っていう夜行バス永遠の課題がある。その答としてありやなしや?席数からするとシートピッチはたっぷりある、ならばおそらくビジネスクラス並のフルフラットシートに近いタイプだろう、寝心地は良さそう。とはいえ車両自体は普通のバスと一緒だから、騒音や震動も変わらない筈で、あまり過大な期待を掛けるのもどうか。やっぱ2万は、ちょっとお高く映る。しかし帰りだけの片道利用なら価格ハードルも下がるし(実際、そもそも往復割引が設定されてない)、バス会社もおそらくそこをターゲットにしてるのだろう。なら決して、なくはない。もっとも、俺が使うとしたら阪神&園田競馬に旅打ちした帰りしかチャンスはないんだけども(´-`).。oO

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