December 05, 2016

2016年の選考結果|三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2016」 http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2016/2016Best10.html
>その年の新語や流行語を順位づけする試みは、ほかにも複数あります。その中で、私たちのイベントの特徴と言えるのは、なんと言っても「今後定着しそうなことば」を選んでいる点です。
>一過性のことばのランキングにも意義があるのは否定しません。後で振り返ったとき、それらのキーワードによって、当時の空気がありありとよみがえるからです。でも、私たちの狙いは別の所にあります。
>昔はなかったことばや、ほとんど使われなかったことばが、いつの間にか広まって、日常語として当たり前に使われるようになる。「ことばの定着」という、この興味深い現象に光を当てたいと考えるのです。
>「そう言えば、このことば、自分も今年あたりから特によく使うようになったな」
>今回選ばれた10語の中に、あなたがそう感じることばは、はたして入っているでしょうか。以下、詳しく見ていくことにしましょう。

オッサンばっかの会社だから6位の「スカーチョ」はマジで初耳だし、逆に8位の「食レポ」9位「エゴサ」は今年じゃなくずっと前からあった言葉だろ…と思うが、それでも先に発表されてかなりの反感を買ったユーキャンの新語・流行語大賞に比べれば納得は行く。まあ、人が審査するというシステムを採用してる以上、恣意的な結果になってもそれ自体は非難されるべきではない。セレクトのセンスの良し悪しはともかく。単に人々が口にしたってだけならグーグルやヤフー、ツイッターなどの検索数といった指標があるが、ではその結果が誰にでも納得の行くものかというと、やはりそうではあるまい。コンピュータ万能!とは残念ながら言えない。
 競馬新聞やスポーツ紙の競馬面にはコンピ指数とかCPU値とか能力IDとか、載ってる会社がある一方で載せてないものもある…って事は競馬ファンの大半は特段重視し活用してる訳ではないという事だ。スピード指数とかタイム値とか言われるものは数値化するに際し人の手が大きく介入する、純粋なコンピュータ能力とは言えない。JRAを初めとする競馬会の発表するレーティングや、週刊競馬ブック誌上で発表されるフリーハンデは読めばなるほど納得させられるが、これらも担当者による合議制で、やはりコンピュータとは関係ない。
 AlphaGoだけ見てもコンピュータが人間を越えるデータ処理能力を持っているのは明らかだが、それは膨大なデータ量の勝負になった時であって、例えば馬券脱税裁判の人は確かに大幅なプラスを計上したが、プログラミングして大量のレース数をポートフォリオ組むような買い方だ、特定の狙いレースをバシッと決め打ちするにはまだまだのようだ。…ことギャンブルに限れば、ビッグデータってまだまだ発展途上って事なのかねえ('A`)?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字