June 12, 2016

14歳のSS産駒ビュレットライナーが今期初V! - SANSPO.COM(サンスポ) http://race.sanspo.com/nationalracing/news/20160611/nranws16061114480007-n1.html
>2016.6.11 14:48
>現役最年長のサンデーサイレンス産駒ビュレットライナー(水沢・佐藤雅彦厩舎、牡14歳)が、11日の盛岡5R(C2十三組、ダート1200メートル)で5馬身差の圧勝。デビュー162戦目にして、区切りの通算20勝目を飾った。
>主戦の高松亮騎手を背に今年8戦目に臨んだ老雄は、好スタートからハナを奪い、後続を離した逃げを打つ。直線に入っても脚いろは全く鈍ることなく、終わってみれば2着馬に5馬身差をつける完勝だった。
>昨年5月11日以来のVに、佐藤調教師もホッと胸をなで下ろした。この日も装鞍所で馬っ気を出すなど元気いっぱい。トレーナーは「14歳といっても、14歳に見えないくらい。レース後も全然大丈夫です」とタフな愛馬を称えた。
>ビュレットライナーは2002年生まれで、GIを7勝したディープインパクトと同世代。5月16日のレースでは中央競馬のルーキー藤田菜七子騎手とコンビを組んで話題になった。次走からはクラスが上がるが、前向きな気性と陣営のケアが続くかぎり、活躍はまだまだ続きそうだ。
レース成績表

口さがない人は「これ14歳に5馬身千切られる他の馬の方が問題だろw 」って言うだろう、「1着賞金10万ってどんなレヴェルだよ、そりゃ14歳でもサンデーなら勝つわw 」と。それは確かにそうで、でも14歳というオジサン、いやもう爺さんか、そんな高齢馬が勝ち星を上げた事自体は素直に賞賛されるべきだろう。では14歳馬を現役競走馬として走らせてる馬主ってどうなの!?って声も挙がりそうな。
 でもぶっちゃけ種牡馬のメなんてない。あまりにもSSが大成功を収めてしまい猫も杓子もサンデーサンデー、かくてnotサンデーを探す方が苦労するほどに「血の飽和」が進んでしまい、重賞獲ってるサンデー産駒だけど種牡馬になれないなんて珍しくも何ともないし、当の社台だってサンデーの血を含まない牝馬や種牡馬の導入に必死だ、そんな状況下で、この成績この血統の同馬が種牡馬入りしたところで、ねえ。馬主自ら牝馬に付けるために…ってならありだけども。理想や仮定の夢物語はナンボでも拡げられるけど、現実は現実だ。
 だったら、どこも怪我してなくて走れるのならずっと競走馬登録しといて、走れるトコ走らせましょう…ってのは虐待でも何でもない。好きで飼うったって犬猫と違って馬は体力もスキルも、何よりカネが桁違いだ。それだったらプロである厩舎に預けて(もちろん然るべき預託料を払って)、競走に出ていくばくかの賞金を咥えて帰って来るってのはwin-winだろう。
地方競馬 データ情報
大したもんじゃないか。でもってこうして記事になって広く知らしめられて、多くの人の記憶にも残る。うん、幸せな馬だよ( ´∀`)

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