January 26, 2016

別府市、生活保護の実態調査強化 受給者の遊技施設出入りなど 大分 - 産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/160123/rgn1601230037-n1.html
>2016.1.23 07:03更新
rgn1601230037-p1インタビューに応じる長野恭紘・別府市長 http://www.sankei.com/images/news/160123/rgn1601230037-p1.jpg
>大分県別府市の長野恭紘(やすひろ)市長は22日、生活保護法に基づく受給者への調査や指導を強化する方針を明らかにした。対象とするのは、市内のパチンコ店や市営競輪場などを訪れている受給者で、3月までに本年度2回目の実態調査を行う。平成28年度に担当ケースワーカーを増員し、体制を強化することも検討している。
>生活保護法は被保護者(受給者)の義務として、「生計の状況を適切に把握し、支出の節約を図り、生活の維持および向上に努める」ことを明記している。
>別府市は、この条文を根拠として、生活保護申請者に「遊技場(パチンコ、競輪場など)に立ち入る行為は、浪費を助長するため、慎む」などとする誓約書の提出を求めている。
>別府市は平成27年10月、ケースワーカーら35人が市内のパチンコ店13店と市営別府競輪場を5日間巡回し、受給者25人に対して文書で指導した。調査期間中に再び店にいた9人については、生活保護法に基づき、保護費の支給を1〜2カ月間停止した。
>26年度も、同様の調査を行い、6人に対して支給を停止した。
>【長野恭紘市長インタビュー】
>別府市は数十年前から、パチンコ店や競輪場における調査をやっています。ただ、その調査自体や結果を公表することはありませんでした。
>昨年12月、初めて市議会で調査を公表しました。それは受給者の方にギャンブルに行くことを自制してもらう効果があると思ったからです。
>ギャンブルはお金を失う、負ける場合がほとんどです。生活保護は健康で文化的な最低限度の生活を保障するための制度です。果たしてギャンブルは、最低限度の文化的生活を送るために必要でしょうか。市民感情、国民感情に照らし合わせても、ギャンブル費用を税負担しているということは理解を得られないと思います。
>調査を公表したことで、マスメディアから批判的に書かれることもありましたが、市へ寄せられる声の多くは、市の姿勢を評価する声だと聞いています。
>生活にまったく楽しみがないのはおかしいと思いますが、酒とか、たばことかおいしい食事とは違う。繰り返しますが、ギャンブルはお金を失うことがほとんどです。
>とはいえ、生活保護が本当に必要な方が、周囲から攻撃されることは、あってはなりません。
>そのためにも、不正などには厳しい措置も辞さないという姿勢を、行政がぶれずに貫くということが大事だと考えています。
>生活保護受給者への支援は大切です。
>生活保護は、生活困窮者の「セーフティーネット」とよく言われますが、私は単なる「ネット」ではなく、トランポリンのように従来の生活に戻れるような仕組みにしたいのです。(中村雅和)

人はパンのみにて生きるに非ず。「衣食住足りてます」っていうだけでは文字通りに最低限の生活であって、文化的生活というのはそれだけでなく、それに関心や興味のない人には全くのムダとしか思えない事にカネを投じられてこそ、そう言えるものだ。そしてそのムダは、生活保護受給者にも等し並に与えられている権利だ。では、その「ムダ遣い(←敢えてこう書く)」はどこまで許されるか。例えば大分トリニータの試合を観に行くのは娯楽として許されるのか。許されるなら、クラブユニフォームやタオルなどのグッズを買うのはどうか。ホーム戦のたびスタジアムに入り浸るのはどうか、年間何ゲームまでならOKなのか?サッカーでなく寿司はどうか?回転寿司ならOKなのか。家族で50皿も食ったらどうか。
 …結局、こういう線引き行為は、誰にとっても公平というものなど出来ない。ならば全部ダメで現物支給方式にするか、逆に全て個人の裁量に委ねるかしかなかろうて。
 まあ、この事案が先月話題になった時点で俺もネタにはしたんだけど、
バクチ打ちの理屈:酒とワラwの日々
結果として負ける事も多いがギャンブルそれ自体は投資、利殖行為であり、単に趣味や娯楽に興じるよりよほど有意義な、趣味娯楽に先んじて認められるべきものだと思っている。とはいえ、世の中にはギャンブルやる人間よりやらない人間の方が遥かに多い訳で ━━これについても文句はある。「大学複数受かったけどどっち入ろう」なんてのだって実人生を賭けたギャンブルだ。突き詰めれば、人生に於ける選択は全てギャンブルであり、「ギャンブルやらない人間」などどこにも居ない筈なのだ━━ だからまあ「他人のカネでバクチ打つなど不届き至極!」という声が出るのも解る、百歩譲って趣味娯楽より下だという事に合意するとしよう。
 しかし、であるならば、ここでまた重大な問題が生じる。

 >ギャンブルはお金を失う、負ける場合がほとんどです

そのギャンブルを、当の別府市自身が施行してるのだ。で、生活保護に関係なく競輪場に来てる客に対しても「競輪なんて儲かんないのにアンタも酔狂だねえw 」つっちゃってるのだ。
 全国一、二を争う知名度を誇る温泉に、全国ばかりか海外からも観光客が訪れる、その落とす額に比べれば端下金だろうが、それでも競輪だって半世紀以上に渡って別府市の財政に貢献して来た(そして今もしている)、その競輪事業部の中の人にしてみたら心中穏やかではないだろう。「市長何余計な事を…」と苦虫噛み潰してるだろう。でもって、昭和の公営競技全盛期なら自場開催に来る客に相手するだけで左ウチワだったが、今はそうではない。一般開催はミッドナイトなどの僅かな例外を除き赤字、年に一度の記念(ないしG1orG2)を全国広域場外発売し全国の競輪客に買ってもらう事でその穴を埋めるばかりか一年分の利益を出すのがビジネスモデルとなっている(ミッドナイトだって、全国のWEB投票客を相手に成り立っている)。そういう、非・別府市民である全国の競輪客を相手にしてこそ成り立つ競輪事業であるにも拘わらず、それを思いっ切り馬鹿にした市長の発言の影響力たるや!少なくとも俺は、さらに少なくともこの人が市長やってる限りに於いて、「誰が別府の車券なんぞ買ってやるもんか、もうビタ一文買わんわヴォケヽ(`Д´)丿 」って気持ちになっている。さて全国の競輪客の今後の反応やいかに?

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