August 21, 2015

一抹の寂しさを感じた小倉競馬場 http://www.daily.co.jp/horse/2015/08/21/0008321669.shtml
>2015年8月21日
b6fc2b97.jpgダートコース内からスタンドを仰ぎ見る。トレセンより浅く、じゃりじゃりした感触が伝わる=小倉競馬場(撮影・石湯恒介) http://daily.c.yimg.jp/horse/2015/08/21/Images/08321671.jpg
>立秋を目前に控えた8月6日、数年ぶりに小倉競馬場での調教取材に訪れた。
>調教前に厩舎地区へ向かってみたが、馬場が開く直前で、広場には最も人馬が集まる時間帯にもかかわらず、まばらな人影、思わず「少なっ」と言葉が漏れてしまう。
>輸送事情が良くなったために滞在が減ったとは耳にするが、中国道の全線開通はもう30年以上前の話。それ以降も滞在数が減り続けているのは他の理由もあるはずだ。
>厩舎の方に聞いてみるとやはりというべきか、まず施設の充実度が挙げられた。トレセンには坂路やプール、逍遙馬道といった設備が備わっているが小倉ではそうはいかない。
>そして何より馬場が芝とダートのみでウッドチップコースがないのがネックだという。固い芝コースを普段の調教で使うことは少なく、ダートが中心となるのだが固い・柔らかいとは別に砂質、目の粗さが問題となる。
>「蹄なくして馬なし」という言葉が示すとおり競走馬にとって蹄は生命線。蹄鉄をはいて保護はしているがその内側、蹄底と呼ばれる部分が摩擦で削られ、すり減ってしまうのだ。
>そんな馬の状態を内外からチェックしてくれる獣医もいない。いないと言えば語弊があるか。JRAの診療所には獣医が常駐しているので診てはくれるが、トレセンではいわばかかりつけ医のような人が毎日厩舎に来て診てくれるのだ。緊密さで両者は比べるべくもないだろう。
>ここまでデメリットを書いてきたが、もちろん良いところもある。まずは輸送減りの心配がないからしっかり乗り込めること。イメージとしては1本多く乗れる感覚だそう。そして特に若駒にとっては環境に慣れて落ち着きが出ること。さらに予定の微調整が効きやすいこと。トレセンでは開場から4時間で乗り手の都合や施設の混雑、馬場状態の変化などを考慮して約20頭のトレーニングを終えなければいけない。小倉滞在だと2頭ないし4頭で3時間半使えるのだ。
>美点欠点を列挙したが、どちらが良いかは結局のところ馬によるのだろう。(写真と文=デイリースポーツ・石湯恒介)

ある程度予想出来たままではあったが、改めて、トレセン設備充実は大きいんだな、と。…いや待て、坂路だってそれくらい歴史なかったっけか?

 栗東トレーニング・センター - JRA http://www.jra.go.jp/rittou/intro/index.html
 >昭和60年11月 坂路調教馬場(394m)完成
 >昭和63年 8月 競走馬スイミングプール完成
 >平成元年 9月 ウッドチップコース(2,063m)完成(後のD・Wコース)

ほら、やっぱり坂路もプールもウッドも30〜25年ぐらいのタイミングで出来てる、って事はこの数年で如実に小倉滞在馬が減った理由とはならない、明らかに別の理由がある。
 素人考えだが、外厩設備の充実と、そこでの調教や厩舎との馬の入れ換えといったノウハウの蓄積の結果ではないか。口さがない人に言わせると、大手馬主の手による外厩のスタッフは下手な調教師よりよほど腕が良い、そこでシッカリ調教や調整出来るなら調教師は不在でもやって行けると。もっとハッキリ言えば、実際その手腕を疑問視されてる調教師も少なくのだとも言う。うーむ。結局「大手馬主=金持ち勝つ」ってなってしまうのかねえ('A`)

Moon & Sand
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