August 16, 2015

東京都競馬、ハイテク化でじわり復活 客離れによる25年の苦境から脱せるか http://toyokeizai.net/articles/-/80252
>平松 さわみ :週刊東洋経済編集部 記者
>2015年08月16日
>「東京シティ競馬(TCK)」の愛称で知られる大井競馬場。この大家として施設の賃貸を行っているのが東京都競馬だ。その社名が示す通り、公営競技の施設提供のため、1949年に設立された。レースの運営などは特別区競馬組合が担うが、馬券(勝馬投票券)の売上高の4.5%が賃貸収入となるため、競馬人気の動向はきわめて重要だ。
>大井競馬場はここ25年ほど、長きにわたる苦戦を強いられてきた。若者などを中心に競馬離れが進み、馬券の売上高や大井競馬場への入場者数が激減していたためだ。
>ところが、ここにきて好転の兆しも見え始めている。2014年度は、競馬事業が想定以上に好調で、売上高は前年比9.9%増(178億円)、営業利益も同59.4%増(43億円)と、予想を上回る業績を叩き出した。2015年度も、上期までの競馬事業が好調で、通期の利益計画を上方修正した。大井競馬場に、いったい何が起こったのか。
>収益のピークは、バブル期終盤の1991年だった。週末にレースを開催する中央競馬協議会のレースと違い、地方競馬は原則平日の開催となる。1986年に、大井競馬場は日本初となるナイター競馬「トゥインクルレース」を導入。食堂や売店などの設備も刷新した。仕事帰りのサラリーマンやOLの“夜遊び需要”をつかみ、客層を広げる狙いだった。
>このナイター競馬が大ヒット。ギャンブル色が強かった競馬場のイメージを大きく変えた。それまで収益が伸び悩んでいた大井競馬場だが、馬券の売上高・入場者数ともV字回復を果たし、1991年には昼間・夜間を合わせた馬券の売上高が約2000億円、入場者数は約320万人に達した。一時は東京ドームなどを抑え、“日本一ビールを売る場所”となった。
8c1b342c.jpgナイター競馬は女性からの人気も高い。近年はレディースデーも導入 http://tk.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/640/img_9239153aa3d6c30e5f6ccd3ace4a4b3f2469295.jpg
>しかしその後は長期の苦境に陥る。1992年以降は馬券の売上高、入場者数ともに右肩下がりに。ナイター競馬のブームが去り、レジャーが多様化したことも背景にある。
>同社の稼ぎ頭は競馬に代わって、勝島・平和島地区での倉庫賃貸事業(1984年参入)に移り、ここ数年間は、営業利益の6〜7割以上を倉庫が生み出していた。

競馬打ち的には周知の事実ばかりで、目ぼしいものはそれほどない。しかし

 >馬券(勝馬投票券)の売上高の4.5%が賃貸収入となる
 >一時は東京ドームなどを抑え、“日本一ビールを売る場所”となった

これはひょっとすると初見かもしれない。今後、何かの役に立つかもしれないので、覚え書きとして上げておく。
 しかしそれにしても、20年以上売上減に悩んでたんだなあ。いや、それ以上の長きに渡って低迷から抜け出せない場や種目の方が圧倒的に多いのだから、大井凄し!って素直に褒め称えるべきなんだけどもさ( ´-`)y-~~~

シティ・ライツ
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アーティスト:リー・モーガン
販売元:EMIミュージックジャパン
発売日:2009-12-09

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