January 24, 2015


熊谷さんは、09年の初当選当時最年少市長で、その後の政策やツイートを見ても非常に聡明、かつ合理的な考えの持ち主である事が解る。数字にも強く、だから自治体自ら収益事業を行っている事のメリット・デメリットは当然承知している筈。にも拘らずその人が廃止に舵を切った、という事実は非常に重い。

<千葉競輪廃止方針>入場者、最盛期の5% 包括委託も抜本解決ならず http://www.chibanippo.co.jp/news/politics/236725
>2015年01月23日 20:21
98c6934b.jpg千葉市が2017年度末での廃止方針を決めた千葉競輪=千葉市中央区 http://www.chibanippo.co.jp/sites/default/files/IP150123TAN000062000.jpg
>千葉市が競輪事業の廃止方針を決めたのは、レジャーの多様化でファンの固定化や高齢化が進み、入場者の減少傾向に歯止めが掛からなかったことが背景にある。1974年度に138万9千人を数えた入場者は、昨年度7万8千人とピークの5%にまで落ち込み、収支改善は極めて困難な情勢になっていた。
>市は事態を打開しようと2013年度、着順判定などを行っている日本写真判定に事業を包括委託。民間ノウハウ導入による収益力向上や、清掃、警備など個別に委託していた部門も含めて委託することによる経費節減効果に期待した。昨年度は約2億8千万円の黒字を計上したが、車券売上は依然低迷。本年度の車券売上見通しも前年度比約1割減の110億円と、厳しい状況にある。
>市の試算では、17年度までは単年度黒字が確保できるが、18年度から赤字が続く見通し。さらに事業継続に必要なバンクや土台の補修などのコストは数億円規模に上る。赤字が出れば税金での穴埋めを余儀なくされることから、事業継続は困難と判断した。
>現在の包括委託は15年度末で終了するため、16、17年度の委託事業者が選定できなければ、15年度末での事業廃止もあり得る。ただ、日本写真判定は17年度までの事業継続を前向きに検討しているという。

民間委託しているほとんど全ての場の契約内容は「売上の中から一定の割合を施行者に納める(ただし最低保証有り)」というもの。受託者は、車券が売れれば売れるほど儲かるが、思ったほど売れずに最低保証額払ったら赤字…って事も当然有り得る。対して施行者からするとノーリスクの美味しい事業で、でも千葉の場合、その程度ではバンクやスタンドの修繕費が到底賄えない、なればこそ「じゃあこの辺で」という判断に至ったと。
 これは最後の決断をしたのが熊谷さんというだけで、今までそういう費用をロクに積み立てて来なかった歴代の運営の責任だ。いや別に熊谷さんを擁護するつもりはないが、たまに、競輪(に限らず3競オート全てそうだが)を廃止した後の首長選挙で落選すると「バクチ場を潰した呪い」とか言うバカが本当に居るからねえ。名前出して悪いが、例えば今のマックの業績不振は社長一人馘にすれば何とかなる問題じゃない、企業風土そのものが改まらないと同じ事の繰り返しで、だからずっと前からその兆候っつうか病巣は有ったのだ。それと同じで、たまたまその時トップに居ただけの人が落ちたら「タマ獲ったど〜」ってアホかと。
 千葉に行けば解るが、バンクはヒビ割れてるのを上塗りでずっとごまかしてるだけ。バンクとスタンドを仕切る透明アクリル板も、汚れて見え難いのを放置したまま。その昔、別冊宝島のムックで出た競輪特集本では千葉の運営のやる気の無さを指弾されてたっけ。今回、確かに虚を突かれたけど、言われてみれば時間の問題だったのだなと( ´,_ゝ`)

Closer
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アーティスト:Paul Bley
販売元:Esp
発売日:2008-02-11

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