October 23, 2014

【高橋昌之のとっておき】朝日・毎日への反論(11) 「反対ありき」のカジノ反対報道は読者を欺いてはいまいか? http://www.sankei.com/politics/news/141022/plt1410220001-n1.html
>2014.10.22 11:00更新
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カジノ解禁をめぐる連載を開始した16日付朝日新聞朝刊と、カジノ解禁反対の社説を掲載した13日付毎日新聞朝刊(栗橋隆悦撮影) http://www.sankei.com/images/news/141022/plt1410220001-p1.jpg
>カジノを含む特定複合観光施設(IR)の整備推進に向けた「IR法案」が今国会で本格的に審議されるのを受けて、新聞各紙はこの法案を積極的に報道するようになってきました。しかし、その焦点はカジノ解禁の是非に矮小(わいしょう)化されているうえ、朝日、毎日両新聞をはじめとするカジノ解禁反対論は、法案の内容を無視した「反対ありきの反対論」なので、今回はこれをテーマに書きたいと思います。
>中でも最も強く反対論を展開しているのは毎日です。毎日は13日付で「カジノ法案 解禁ありきに反対する」と題した社説を掲載しました。一方、朝日は法案が提出された先の国会中の6月23日付で「カジノ解禁? 危うい賭けには反対だ」、10月20日付で「カジノ法案 懸念材料が多すぎる」とそれぞれ題した社説を掲載しました。
>朝日は16日付から3回にわたってカジノ解禁の「深層」を探るという企画を連載しましたが、その内容は海外のカジノをめぐる現状や国内の誘致活動を、どちらかといえば言い古されてきた負の側面を紹介しただけで、肝心の「IR法案」についての解説はありませんでした。これでは読者は「日本でカジノができると問題ばかりが起きる」と思い込んでしまいます。そういう意図をもってのことなのかもしれませんが、企画の中で法案の内容に一切触れられなかったことから、私は「できの悪い企画だな」と思ってしまいました。
>一方、読売は17日付で「カジノ解禁法案 弊害の議論が浅薄では困る」と題した社説を掲載しましたが、これはきちんと法案が「ギャンブル依存症の拡大への懸念を踏まえ、日本人の利用制限を政府に義務づける規定を加える」ことなどを紹介しています。主張を掲げるなら、このようにまず事実を踏まえたうえで議論を展開すべきです。
>産経新聞は私が中心となって、カジノを含むIRについて、議連が発足した平成22年から丹念に取材し、議論の内容や法案の全容を詳しく報道してきました。これに対し、他紙は実現性がないとみていたのか、議連が報道陣に公開して議論してきたにもかかわらず、全く取材をせず、報道もしてきませんでした。
>それを法案が国会に提出されてから、慌てたかのように無知な報道を展開するのは、報道機関としていかがなものかと思います。報道するなら、改めてしっかり取材をし、法案の内容や議連の基本的考え方を踏まえたうえで行うべきです。もし今国会で法案が成立したら、反対論を展開している朝日、毎日などは「議論不足」とか「拙速」といった批判を展開するかもしれません。しかし、議論してこなかったのはあなたたちの方であって、そんな批判をする資格はありません。
>大体、朝日や毎日などがギャンブルを「悪」としてとらえる論調を掲げるなら、競馬などの公営ギャンブルやパチンコなども止めるべきだと主張すべきです。しかし、競馬などは自分たちの新聞で予想や結果を掲載しているではありませんか。また、新聞には多くのパチンコ店のチラシが毎日のように入っているではありませんか。ギャンブルに反対するなら、その新聞はこれらを止めるべきです。それを棚に上げて何を言っているのかと言いたくなります。(長野支局長 高橋昌之)

この記事は、直接的には左右のイデオロギー闘争で、その一環としてカジノ論争をネタにしているだけなのだが、それにしてもこのマスコミべき論は痛快だ。

 >ギャンブルを「悪」としてとらえる論調を掲げるなら、競馬などの
  公営ギャンブルやパチンコなども止めるべきだと主張すべきです



ほんこれ。今さら「パチは法律上『遊戯』だから」なんて言い訳を強弁するヤカラは単に現実に目を潰るだけの、それだけで信用ならない手合いだ。また、バクチに反対するなら競馬などを記事にしないのはもちろん、「朝日杯フューチュリティステークス」「毎日王冠」といったJRA重賞、「朝日新聞社杯競輪祭」といった競走に社杯授与してるのもただちに取り止めるべきだろう。何たる二枚舌、このダブルスタンダード振りよ。
 いかな左派でも、この記事にはぐうの音も出まいて。本当、「マスゴミ」とはよく言ったもんだわさ( ´,_ゝ`)d8a9e0e4.jpg



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