January 21, 2014

長塚ら新選手会断念 制裁受け入れ復帰へ http://www.nikkansports.com/race/public_race/news/p-rc-tp1-20140121-1246887.html
>日本競輪選手会(日競選・佐久間重光理事長)は20日、東京・板橋区の同本部で開催された理事・支部長会で、新選手会SS11(エスエスイレブン、理事長・伏見俊昭)への移籍を企図していた村上義弘(39=京都)、長塚智広(35=茨城)、成田和也(34=福島)、平原康多(31=埼玉)、新田祐大(27=福島)らSS班5人を含む全23選手の除名処分を撤回した。長塚らSS11移籍を表明した選手数人が同会に出席し、全選手の復帰意思を伝え、混乱を招いたことを深く謝罪した。これを受けて同会は除名処分は相当でないという意見をまとめ、今日21日に開かれる臨時選手総会の議題に付議しないことを正式決定した。
>KEIRINグランプリ直前の昨年12月19日に18選手が日競選脱会を表明して記者会見を行った。SS11サイドは20年の東京五輪へ向けた自転車競技の選手育成や自転車を通じた社会貢献など設立趣旨を説明。その後、賛同した5選手が加わり、全23選手となった。
>日競選側は一切の事前連絡や協議がないまま一方的な退会届を送付した点などに猛反発した。退会を認めず、同27日に緊急の理事・支部長会を開き、全会一致で除名処分を決定していた。
>今回の内紛劇で競輪界全体に混乱を招いたことに対して、ペナルティーを含めた強硬な意見も出されている。今後、綱紀審議委員会で処分が協議され、脱退を表明した全選手に対して、出場自粛措置などの制裁が科されることになる。
>◆選手会復帰メンバー 稲垣裕之、稲村成浩、稲村好将、牛山貴広、岡田征陽、小野大介、川村晃司、佐藤慎太郎、佐藤友和、鈴木謙太郎、武田豊樹、豊岡哲生、長塚智広、成田和也、新田祐大、平原康多、藤木裕、伏見俊昭、古川功二、村上博幸、村上義弘、山崎芳仁、渡辺一成(五十音順)
>[2014年1月21日10時18分 紙面から]
年末に決起も急転直下…新選手会経緯 http://www.nikkansports.com/race/public_race/news/p-rc-tp1-20140121-1246891.html
>【新選手会の経緯】
>▼13年12月19日 東京都内のホテルで武田豊樹、村上義弘らが新選手会SS11立ち上げの記者会見を行う。
>▼12月27日 日競選理事・支部長会でSS11に移籍を企図した選手の退会を認めず除名処分を決定。
>▼14年1月9日 除名処分に対する異議申し立て期間終了。
>▼1月11日 SS11の一部選手が日競選復帰の意思を表す。
>▼1月20日 日競選理事・支部長会でSS11側23選手全員の謝罪を受け入れ、21日の臨時選手総会での除名処分議決が回避される。
>[2014年1月21日10時17分 紙面から]
中野浩一氏 選手会内紛で「混乱と迷惑」 http://www.nikkansports.com/race/public_race/news/p-rc-tp1-20140121-1246889.html
>◆中野浩一(58=日刊スポーツ評論家) 選手会内部で起きた騒動でファンならびに業界関係者に多大な混乱と迷惑をおよぼした。SS11の選手たちは社会人としてもっと慎重な行動をすべきだった。個人的な意見を述べさせてもらうと、彼らの気持ちは分かる部分もある。除名処分とならなかったことは良かったと思っている。今後はご迷惑をかけたファンや関係者のため真摯(しんし)に競走で応えていくしかない。
>[2014年1月21日10時14分 紙面から]

経緯は当時書いたが、
選手会の存在意義 : 酒とワラwの日々
大見得切ったイレブンのこのザマはあまりにお粗末、稚拙としか言いようがない。
 2020年東京オリンピックでケイリン(≠競輪)でメダルを獲る事が競輪選手の地位向上やギャンブル競輪の人気復興にもなる、しかし競技に注力する事と競輪選手の両立は極めて困難で云々、という主張には俺は必ずしも全面同意はしないが、それでも一部の人を取り込むだけの説得力はあった(いみじくも中野浩一が「個人的な意見を述べさせてもらうと、彼らの気持ちは分かる部分もある」と述べたように)。でもそれすらも、こうなってしまってはどこまで本気だったか極めて疑わしい。
 中央競馬の厩務員組合は3つだか4つあるのだから、競輪の選手会が複数あっても構わんと思う。このように不満分子を生んだ現選手会にも責任の一端は確かにある。ただ、現選手会から脱会して新団体を興すというなら、既存の団体とどう違いどう正統性があるかを訴え、競輪ファンや非・競輪ファン(=要するに世間一般)を味方にしないと新団体は【力】を持てない訳で、しかし現実にはそのような主張は見る事が出来なかった。あるいはイレブンが個別にブログやツイッター、フェイスブックなどで発信してたのかもしれないが、少なくとも俺は見聞きしてない、その程度の情報量という事だ。イレブンでない選手と各記者も当然話題にしていたと思うがやはり公にはなってない、04年のプロ野球再編問題絡みのストライキ騒動での選手会の意思表示やマスコミ報道の量を思えば、イレブンのそれはあまりに過少だ。
 オフシーズンのない競輪という競技の性質上、選手自ら広く情報発信する事は難しかったのかもしれないが、だったら契約してる税理士から弁護士のような人を紹介してもらうとか、政界を目指した事もある長塚がそのラインで学識経験者とかマスコミ関係者とかを引っ張って来るとかして、その人を代表に据えるべきだった。結局、帝国ホテルの旗揚げ会見一発きりで、それでどっちに理があるかを外野がどう判断しろというのか。外野は想像するしかない…のを良い事に選手会=諸悪の根源・イレブン=正義の味方、的妄想を繰り広げ毒電波撒き散らしてる人が居たのは今見ると失笑ものだが、少なくとも俺はイレブンの肩を一方的に持つ気にはなれなかった。挙げ句にこのザマだ。

競輪新選手会設立は撤回…23選手が謝罪 http://race.sanspo.com/keirin/news/20140120/krnnws14012020170008-n1.html
>2014.1.20 20:17
>競輪を統括するJKAは新選手会の発足に際して「選手登録をしている以上は従来通りにやっていくつもり」と新団体の選手にも斡旋をしていく方針を表明していたが、現実には問題が多く、異なる選手会で同じレースに出走することは不可能とみられていた。

これで初めて慌てたのかもしれないが、大の大人のやり口としてはアタマ悪過ぎ。ひょっとしてちゃんとした計画なんか最初から何もなくて、飲みの席とかで

 「もう年金制度破綻してるのに払わされるの腹立つわー」
 「じゃあ脱会して新しい選手会でも作っちゃいますか」
 「おーそれ良い!やろうやろう」

とかの軽いノリで出来たんじゃないのか、という気すらして来る。
 一説によると、既に契約が結ばれてる出場斡旋を考慮し、選手会によるイレブンへの処分は実効的には3月以降になるそうな。本件は対外的には選手会と選手の争いで、だから施行者やJKAにまで問題が飛び火するのは避けたい…という選手会の分別なのだろう。それでイレブンに下される処分だが、前述の通り選手会と選手の間の問題であるから、場によるイレブンの斡旋拒否とかJKAによる斡旋停止やGI出走権利剥奪とかはなく、選手会からイレブンへの出走自粛だけだろう。とはいえ、謝罪し選手会に戻して欲しいと言って来たのなら、選手会による処分はどのようなものであれ受け入れるのが筋だ。
 で。俺は競輪選手じゃないし親族にも知己にも選手は居ない、一車券客に過ぎないから、やはり本件には利害関係はない…訳では断じてない!競輪は単純に速い者が勝つ競技ではない、作戦次第で能力差を引っ繰り返せるからこそギャンブルとして成立するし、それを踏まえて各選手がどう動くかを推理するのが車券戦術だ。そのレースにこんなアタマ悪い(つうかない)のが1人でも混じってたら展開予想もヘッタクレもない、危なっかしくて車券なんか買えたモンじゃない。車券客の一般的感覚は違うかもしれないが、少なくとも俺はそうだ、イレブンにレースに出られる事は迷惑以外の何物でもない。だから、出走自粛期間はとことん長くして欲しいと思う。たかだか十数年に過ぎない車券キャリアだが、それでも本件で水を差されて初めてグランプリの車券を買わなかった俺としては、イレブンには絶対に今年のグランプリに出て欲しくない。だから何月からでも良いがそこから年内一杯出走自粛、これが希望する処分の最低ラインだ。全日本選抜を優勝すれば来年3月の日本選手権もギリ出場可能なのだからこれでも精一杯の譲歩だ、気持ち的には全員に引退勧告して欲しいのだからして。悲願のグランプリ誘致を実現した岸和田は村上兄弟や稲垣といった選手に出て盛り上げてもらいたかったろう、それは気の毒だが、だからこそ逆にグランプリは汚されたくなかろう、要らん邪推を招きたくなかろう。
 とにかくこのイレブンの名を全員デスクに貼って、こいつらの出るレースの車券は未来永劫、ビタ一文買わない。今までは好きだった選手もこの中に居るのだが、本件で心底愛想が尽きた。

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