June 25, 2013

藤田伸二(番長ジョッキー)「間違いだらけの日本競馬界」 JRA批判の近著は6万部超のベストセラー http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36125
>2013年06月24日(月) フライデー
99900bc5.jpg 「間違っていることは、間違っていると言いたい」と語る藤田。ファンのためにも、競馬界の真実をこの本で伝えたいという http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/8/6/600/img_86d55e8b93f42c4df9674b02729e8894127054.jpg
>「正直言って、ジョッキーにもう未練はないんですよ。いつ引退してもいいって思ってる。それが、いつになるかは分からないけど、やめる時は突然決めることになるでしょうね」
>彼の口から飛び出した静かな言葉には、ある種の犒莪姚瓩籠もっていた。
>騎手・藤田伸二(41)。'91年のデビュー当初から、武豊に次ぐ21年連続重賞勝利を飾り、ダービーや有馬記念、天皇賞など数々のG汽織ぅ肇襪魍容澄それだけではなく、特別模範騎手賞2回、フェアプレー賞17回という前人未到の表彰歴からも分かるように、騎乗に対する姿勢で高い評価を受けている名ジョッキーだ。
>その風貌や、ストレートな言動から猗崢好献腑奪ー瓩琉枳召鮖つ藤田が、このたび新著『騎手の一分』を上梓。現在6万部を記録している。
>「引退」の二文字が浮かんだとき、これだけは言っておきたいと思った―。藤田がそう語る新著は、競馬界の危機的状況を綴る、衝撃的な内容になっている。
>「今の競馬界は、ジョッキー自身にとって魅力を感じられなくなっている。その証拠に、この30年間でJRA所属の騎手は半数近くまで減ってしまった。なにも、体力的な理由で引退する人だけじゃない。昨年はまだ20代後半の若手騎手が8人も辞めたんです。そのうえ、騎手を育成する競馬学校の応募者も最盛期の2割以下。このままでは、日本競馬界が衰退するのは目に見えている。その原因は、すべてJRAにあるとオレは思うんです」
3e6f6abb.jpg 今年のダービーではメイケイペガスターに騎乗した藤田(右)。'96年に、フサイチコンコルドでダービーを制覇している http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/7/2/600/img_721f042574536eeb745df2b467022bbf152698.jpg
>競馬界が危機的状況に陥っている原因としてまず藤田が挙げるのが、「エージェント制度」だ。
>「勝てなくなると『アイツは腕が落ちた』ってよく言われますよね。でも、競馬で勝つには強い馬に乗るのが必須条件。どんな天才騎手だって、弱い馬では勝てないのが現実なんですよ。だからこそ、騎手は強い馬に乗せてもらえるようになるために、自分で厩舎を回って頭を下げて営業し、朝早くからの調教にも参加して信頼関係を築いてきた。それが、'06年にエージェント制度が導入されたことで状況が変わってしまったんです」
>エージェント制度とは、騎手と契約を結んだ仲介者(エージェント)が、馬主や調教師からの騎乗依頼を受け、騎手の騎乗馬を調整するシステムのこと。そもそもは、騎乗依頼が殺到して自分で管理しきれなくなった騎手がエージェントを利用したことに端を発する。
>「JRAとしては良かれと思って制度化したのかもしれないけど、これが大きな弊害になっている。というのも、エージェントのサジ加減で騎乗できる馬が左右されてしまうから。現在20人ほどいるエージェントのうち、大半が競馬専門紙の記者で、それぞれ馬主や調教師と密接な付き合いがあるわけだけど、有力馬の馬主や調教師に食い込んでいるエージェントと契約しないと、強い馬は回ってこないんです。だったら、有力なエージェントと契約すればいいと思調教師や調教助手などを通じて乗る馬をまわしてもらっています。ただ、それで乗鞍が減少したのは事実。
>最近、武豊さんの勝ち星が減ったと言われているけど、それもまさにエージェント制度の影響ですよ。それは腕が落ちたからではなく、豊さんのエージェントより力があるエージェントが他の騎手と契約しているからでしょう」
>その武は、5月26日、日本ダービーでキズナに騎乗し、自身8年ぶりとなる勝利を飾った。メイケイペガスターに騎乗した藤田は11着に終わったが、レース後、武に祝福の言葉をかけたという。
>「もちろん、参戦する以上はオレも勝ちたかった。でも、勝ったのがダービージョッキーにふさわしい豊さんで、心から嬉しかったですね。ましてや、外国人騎手じゃなくて良かったなって」
>藤田がこう言うのには深いワケがある。近年、日本競馬界では外国人騎手の台頭が目覚ましい。それまでコツコツと調教し騎乗してきた日本人騎手から、来日した海外のトップジョッキーに乗り替わるケースが増えている。現在、外国人騎手は3ヵ月間の短期免許での騎乗がルールとなっているが、近い将来、通年で騎乗できる道が整備される見込みだというのだ。
>「豊さんはじめ、一流のベテラン騎手は、馬の状態や次のレースを考えながら乗っている。でも、一部の大手クラブの馬主やエージェントが、目先の勝利だけを考えて外国人騎手に乗り替えさせれば、馬の調子にも関わるし、日本人騎手はお払い箱になってしまう。そうやって日本人騎手が減れば、ますます外国人騎手の騎乗数が増える。だったら、もう競馬学校なんて必要ない。安易に外国人騎手に乗り替えられるようじゃ、若い騎手が夢を見られなくなってしまうし、若手を一から育てようという調教師もいなくなる。
>そんな現状を見ると、近年、JRAが叫んでいる犢餾櫺臭瓩辰董結局は外国人騎手を山ほど受け入れることなんじゃないかと思ってしまうんです」
>外国人騎手の登録について何か打開策はないのかと尋ねると、藤田からは次のような答えが返ってきた。
>「現状では難しいでしょうね。だって、大手クラブが外国人騎手の身元引受人になっているケースが多いから。今の競馬界で、大手クラブや一部の有力馬主の影響力は絶大なんです。なかには乗り替わりなどに注文をつける馬主もいる。もちろん、キズナの生産牧場社長の前田幸治さんのように、騎手の指名は調教師に任せて、一切口を出さない人もいますよ。オレが前田さんの所有馬に乗せてもらった時は、騎乗方法も任せてくれました。オレは大手クラブや馬主を批判しているワケじゃないし、外国人騎手が嫌いなワケでもない。外国人騎手だって、賞金など魅力的な面があるから来日するんでしょうしね。あくまでも問題なのは、この現状をJRAがどう考えているのかということなんです。
8346b0fd.jpg 北海道は藤田の生まれ故郷でもある。親しい騎手仲間と一緒に、札幌で飲むこともあるという http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/2/c/250/img_2ccfbba09bc03df5f7ece0fce6fb10a955457.jpg
>馬場についても納得できない面がある。日本の馬場は芝が短く固い高速馬場。コースレコードを出すためかもしれないけど、この馬場では馬の脚が痛んでしまう。犢餾櫺臭瓩鯡椹悗垢覆蕁▲茵璽蹈奪僂稜肋譴里茲Δ房任鮨ばして馬脚を大切にするべきです」
>藤田は、他にもJRAに訴えたいことがあるという。その一つが裁決制度だ。
>「実は、レースをジャッジする裁決委員は、騎手未経験者ばかり。レースをしたことがない人に正しいジャッジができるとは思えない。審議の際は、被害騎手、加害騎手の両者を裁決室に呼んで事情を聞くシステムなんだけど、結局、判定を下す権限があるのは裁決委員だけ。ならば、最初から裁決委員だけで決めればいい。つまり、自分たちでは分からないから、事情聴取しているんじゃないかと思うんですよ。あまりにも納得がいかない裁決が多いから、裁決委員の世話にならないためにも、オレは人一倍フェアプレーにこだわってきたんです」
>現在は、家族とともに札幌市に住み、レース時のみ、各地の競馬場へ移動する生活を送っている藤田。引退後のプランはまだ定まっていないという。
>競馬界を牽引し続けてきたトップジョッキーの最後の訴えを、JRAはどのように受け止めるのだろうか―。

この藤田の主張を「時代の変化に対応出来なかった者の恨み節」と斬って捨てる事は出来る。俺も全ての主張に賛同する訳ではない。が、過去に著作多数、その評判も良かったとはいえ、この出版不況の折に6万部売れるだけ藤田の主張は受け入れられているという事実は、潜在的にしろ今のJRAに不満を覚える競馬ファンがそれだけ居るという事だ。特に、若い騎手が騎手という職業に希望を見出せなくなって来ている点だけ見ても、JRAの病巣は深い。どうにかならんもんかねぇ('A`)

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