February 13, 2012

 同僚の話だが、ホイットニー・ヒューストンの急死を伝える昨日のNHKニュースの字幕がただ『W・ヒューストンさん』だったため「誰や!」と。アナの原稿読みですぐ把握したが、それまでの一瞬の間に宇宙飛行士かメジャーリーガーかノーベル賞学者か…等と思い巡らせたのだとか。言われてみれば、確かに前フリなしで『W・ヒューストン』って出されてスッと「W→ホイットニー」とは出ないよな。『ホイットニーさん』だったら一発だがファミリーネームなしにファーストネームだけってのは表記としてはおかしい、マスコミ的原則に照らし合わせると全部カタカナ表記がベストだが字数食うし、やっぱ『W・ヒューストン』しかないってのは解る、けど、なあ…('A`)
 バクチ的名前表記話では、競馬関係者のが切実だ。アンカツこと安藤勝己騎手は笠松時代『安藤勝』と表記されてて(実兄の安藤光彰が居たため)、中央や南関東の交流競走にもしばしば出走していたため関東の競馬ファンにもその名は広く知られていた。ところが中央移籍後は当然『安藤』表記となってしまうため、ファンは非常にモヤモヤというか収まりの悪さを感じさせられた。同様の事は柴田善臣にも言える。デビュー以来ずっと『柴田善』表記だったのだが、叔父の『柴田政(柴田政見の現役時は『柴田人』表記だった)』が引退した後はただの『柴田』表記で、やはり何とも言えないモヤモヤを感じさせられたものだ(柴田大知・未崎兄弟のデビューにより再度『柴田善』に戻った)。当時、競馬マスコミの中から「『イチロー』の様に登録名制度を取り入れたらどうか」っつう声が挙がったほどだ。地方競馬では人名表記に関する取り決めがあるが、
地方競馬情報サイト TOPICS-2003 3文字略称の付与方法の統一化及び変更について(お知らせ) http://www.keiba.go.jp/topics/2003/0326-topics.html
中央に関しては特になく、JRAと競馬マスコミの間で話し合いが持たれ何となく決まる。前述の安藤光彰は今月一杯での引退を表面したが、

JRA現役最年長騎手、安藤光が引退 http://www.sanspo.com/keiba/news/120209/kba1202090501000-n1.htm
>2012.2.9 05:00
c914af15.jpg 2月末で引退することになった安藤光彰騎手 http://www.sanspo.com/keiba/photos/120209/kba1202090501000-p1.htm
>JRAの現役最年長ジョッキー、安藤光彰騎手(53)=栗・フリー=が、今月末で引退することが8日、明らかになった。3月から調教助手に転身する。安藤光騎手は「自分がけがをしたら、調教助手として、いい馬を鍛えることもできないからね。最後までけがをしないようにがんばりたい」と語った。
>安藤光騎手は76年に地方・笠松競馬でデビュー。弟の勝己騎手に続き、07年にJRAに移籍した。地方通算1万5589戦2818勝。JRA通算2150戦68勝で、うち重賞は2勝(6日現在)。なお、安藤光騎手の引退後は、弟の安藤勝己騎手(51)=栗・フリー=が現役最年長ジョッキーとなる。
>(紙面から)

これでアンカツはまた『安藤勝』から『安藤』になる訳だ。今から考えただけでもう…(´・ω・`)
 オートレースでは田中哲問題が。
田中 哲 - 選手プロフィール
デビュー以来『田中さ』表記だったのは同じ字の田中哲(てつ)選手が居たため。
田中 哲 ・ タナカ テツ - 選手プロフィール
出走表はどうだか忘れてしまったが、専門紙やCS中継の字幕はずっと『さ』表記だった。テツ選手は3年前に引退したが、直後に『さ』を『哲』表記に変更すると旧テツと誤認する恐れがあるためそのまま『さ』で通し、現在に到る。競輪選手には同姓同名が何組か居る。…アレだ、やっぱ登録名制度とか、競艇みたく登録番号を前面に打ち出すとか、何らかの手は打つべきじゃないか('A`)?

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