December 19, 2011

 競馬ファンの間で今も語り草となっているのが10年前、01年の有馬記念。凄いレース内容だったとか超大波乱だったとかではなく(大穴は大穴だったが)、マンハッタンカフェ→アメリカンボスで決まったからだ。有馬はとかく世相を反映すると言うが、9・11アメリカ同時多発テロの記憶も新しい、その3ヶ月後に行われたレースでこんな名前の馬でワンツーだもの( ´-`)y-~~~
 遡れば、オイルショックで日本中がドンヨリしてた年の有馬は断然人気のハイセイコー(=少年マガジンの表紙も飾ったアイドルホース)が3着に敗れ万馬券。今年は当然3・11東日本大震災、ストレートに出目で3=11か『夢』とか『希望』とか『絆』とかの明るいキーワードを探すか、マイナス方向の絶景見せ付けられたっつう事でブエナビスタ(=スペイン語で『絶景』の意)を買うべきか…とか思ってるトコに超巨大かつ超強烈な訃報が飛び込んで来た。同僚の間では「もうオルフェーヴルで決まりじゃん」の声が、何せ馬名はフランス語で『金細工師』の意、父ステイゴールドは一族の国家体制維持を想起させる。
 しかし一方で、有馬は非常にしばしば『復活』というキーワードで語られるレースでもある。前年の有馬で断然人気を裏切った翌年の有馬をぶっつけ本番(=1年振りの休み明け緒戦)で快勝したトウカイテイオー、天皇賞(春)&宝塚記念とGIを勝っていながら秋は着を落としたため人気の盲点になってたイナリワン。そしてそのイナリワンの勝った有馬で一番人気を裏切ったオグリキャップは、半年の休養を経て安田記念を快勝するも続く宝塚を完敗、秋もパッとせず「もうオグリは終わった」と公然と囁かれる中での勝利。今年の有馬のTVCFにも使われているこれは八百長だってこんな都合良く行かんぞっつう超スローペース、何もかもがオグリにプラスに作用したレースだったが、それでもオグリを買ってた人にとってドラマチックであった事は間違い無い。そして、その時オグリの手綱を握っていた武豊に『復活』のキーワードが被る。
 今年、豊は僅か62勝(JRAのみ)。一桁しか勝ってない騎手の事を思えばこれでも上出来だが、何せ今まで数々の記録を塗り替えて来た事を思うと何とも寂しい数字だ。長らく競馬マスコミでタブーだった豊批判も昨今は大っぴらになって来たし、JRAのGI24年連続勝利記録も今年で途絶えそうな雰囲気だ(そもそも有馬の騎乗予定馬は居なかった)。そこに前週、横山典弘の騎乗停止処分でヨコテンが乗る筈だったペルーサの鞍上が空白に→実質同馬主のレッドデイヴィスの安藤勝己をスイッチ→アンカツが乗る筈だったレッドの鞍上が空白に…っつう流れで急遽降って沸いたチャンス。競馬ムラではこの手のツキは吉兆とされ珍重される、『今の豊』が乗るというのは正直マイナス材料でしかないのだが、今回に限ってはプラスに働く可能性を捨て切れない。そして先の時事ネタに当て嵌めると、豊は三男だ。レッドは共産主義を象徴する色でもある。単にネタとして笑い話で済ませる事も出来るが、春は前述オルフェーヴルを子供扱いした馬だ。…やっぱ一枚買っとくべきか('A`)?
ミスティ・レッド
ミスティ・レッド

アーティスト:ザ・レッド・ガーランド・トリオ
販売元:BMG JAPAN
発売日:2007-04-04
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