December 17, 2011

asahi.com(朝日新聞社):競輪・オートレース払戻金5%減へ 赤字対策で経産省 http://www.asahi.com/politics/update/1216/TKY201112160751.html
>2011年12月16日23時36分
>公営ギャンブルの競輪とオートレースの売り上げが低迷しているため、経済産業省は16日、法律で定める当たり券の払戻率を引き下げる方針を固めた。自転車競技法と小型自動車競走法は、勝者を予想する車券の売り上げの75%以上を、当たり券の払戻金に充てると定める。これを「70%以上」へ引き下げるほか、開催回数の下限と上限を定めた国の規制もやめ、効率的な運営を促す。
>来年の通常国会に改正案を出す見通し。払戻額や開催回数が減れば客離れが進む恐れがあるが、経産省は、自治体など運営側の裁量が増え、収支改善につながると期待する。
>経産省によると、競輪は昨年度、運営する48自治体のうち15が赤字。1991年度の売り上げと比べて競輪は3分の1以下、オートレースは4分の1以下に減った。客層の固定化や高齢化が原因だという。

(ノ∀`)アチャー これマズいよなあ。3競オートの中でも競輪は最も客の年齢層が高く、だからちょっとぐらい控除率上げても客そんな離れんやろ…っつう発想は解る。控除25%が30%になるっつうのは施行者にとっては2割増、いや各種経費や経産省に収める分を引いた純利益なら倍増とかまで有るか。売上減でも増収になるなら良しっつうのは解るし施行者バンザイしちゃったアカツキにはこっちゃバクチ打てんくなる、だから控除率引き上げは嫌だが一定の理解はする。その上で、だ。
 払戻金=購入金額×オッズ。そのオッズの計算方は(売上高−控除額)÷的中票数、但し小数点以下第一位まで求めそれ以下は『切り捨て』る(四捨五入ではない)。例えば3.75以下略となった場合、100円に対する払戻金は375円ではなく370円となる。切り捨てられた端数金(この場合は5円分)は別途積み立てられ最終的には収支に合算されるのだが、毎レース発生するこれは単純平均で一レース辺り5円。これがレース毎にカスられてる訳で、つまり実質的には今でも30%控除されてるんであって、これを30%と明文化したところで増収策として機能するのか?でもってネット世論見るとそこに気付いてる人は皆無、競輪\(^o^)/オワタ って意見が圧倒的だ。『タウリン1000mg配合』ってのと『タウリン1g配合』ってのはイコールだが後者の方がショボく感じる、それと一緒で『控除率25%(1円単位切り捨て)』ってのと『控除率30%』ってのはイコールだが後者の方が圧倒的に渋く映る。…単に競輪オートのイメージ悪化にしかならん様に思えるんだが('A`)?
【追記】
 冷静に考えるに、端数切り捨ては的中票数で割り切れるかどうかの問題だから、控除率関係無く発生するんだよな。

 >増収策として機能するのか?

ここの部分は完全に俺の勘違い、ああ恥ずかしorz
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