August 09, 2011

“有事の金”を世界一安く買えるのは「超円高」のいまの日本 http://www.news-postseven.com/archives/20110808_27955.html
>2011.08.08 07:00
>「リーマンショック以降、金相場は5〜6か月のサイクルでしたが、今年7月に高値を更新したことから、さらに5か月に縮まった可能性も高い。今後、急角度のトレンドを描くことも考えられ、年末にかけて1800〜2000ドルになることも予想されます。
>そもそも『有事の金』の本来の意味は、何かありそうな時に備えて金を買い進め、実際に有事となった場合に高値で売ること。欧米の経済有事が完全に解消されてない以上、まだまだ高値が望めます」
>ましてや、われわれ日本人には、この「超円高」が追い風になっているという。
>「円建ての金価格も上がっているとはいえ、30年前につけた1グラム=6495円が最高値で、現在は4000円前後で推移しています。これは為替の影響にほかならない。いわば昨今の円高によって世界中で一番安く金を買えるのが日本なのです」(小野氏)
>いうまでもなく、現在の円高は輸出産業が主力の日本経済を苦しめる大きな要因となっている。だが、金が輸入品である以上、円高はその価格を引き下げてくれるという恩恵をもたらしているというのだ。そして、将来的に円安に転じれば、金価格の上昇と為替差益のダブルでリターンを得ることも期待できるのである。
>金の動向に詳しい「マーケット・ストラテジィ・インスティチュート」代表の亀井幸一郎氏もこうアドバイスする。
>「もはや金は国籍のない通貨と考えるべきでしょう。円を金に替えるのは、外貨建て投資のひとつなんです。円以外の分散投資先として金を加える。資産の10〜15%は組み入れてもいいと思います」
>※週刊ポスト2011年8月19・26日号

まあ大局観としてはそうなんだろうけどさ。じゃあ相場シロートが「そうか、金を買ったら儲かるお(^ω^) 」となるかっつうと、当然だが甘かぁない(ラッキーで勝てる可能性はもちろんあるが)。金相場がジリ高・為替も円高で推移するとして、でも金の上げ幅以上に円が上がっちゃったら資産は目減りする。この辺はデリケートで、プロやセミプロも簡単に考えはしないところだ。

 >円以外の分散投資先として金を加える。資産の10〜15%は組み入れても
  いいと思います

あくまでポートフォリオの一部ならっつう事だ、一本勝負だと裏目った時に身ぐるみ剥がされる。
 もう一つ、金でもFXでも株でも何でもそうだが、相場っつうのは反対売買してくれる人が居て始めて成り立つマネーゲームだ。一番解り易いのは株だと思うが、俺が今東京電力の株を買うとする。売ってくれた人は「もう充分値幅取れた(=売れば、買った時との差額が利益として確定する)から良いや」なのか「もうこれ以上上がらんやろ」なのか、売ると損だけど何らかの売らなければならない事情があったのか、理由はともかく売ってくれる人が居たから買えた。で、買ったのはもちろんこれからまだ上がると思ってるからで、上がったので売って、俺(゚д゚)ウマー で、俺から買った人はさらに上値があると思ってるから買った訳で、上がったトコで売って…っつう無限ループはいつか必ず破綻する。要するに、目論見とは裏腹に下がって泣きを見る人が必ず出る。そういう『誰にババを掴ませるか』っつうチキンレースな訳だ。で、相場やってる(やってた)人の経験則として、こういう風にアナリストとか評論家が広く一般に推奨してる時が相場のピークやろ?と眉に唾してしまうのだ。ホルダーが大量に持ってるの知ってる上で御用学者よろしく、あるいは自分が持ってる状態でこういう事言ったり書いたりして、読者に買わせて自分は売り逃げ…とちゃうんか?と。
 3競オートやってると、新聞雑誌に書いてる事を一旦咀嚼して、自分のものとしてから投資し自己責任で車券馬券舟券を買う(それでも外れたら「○○のクソバカタレが」と記者に転嫁する手合いが大半だが)。しかし一般マスコミが、バクチ免疫ない人に向けてこういう記事書くっつうのは…と、ね( ´,_ゝ`)

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