June 03, 2011

 何かの拍子に素朴な疑問が湧いて来る事が有る。まあ検索すればアッサリ解決するものだが、そんなモン無かった昔は錆び付いた記憶を必死に手繰り寄せ、あるいは無い知恵絞って推測し…って方が脳トレになってた気がするし、時には異様な妄想が暴走し爆笑ギャグが生まれたりもしたものだ。まあとにかく、そうして社で雑談してるうち生じた疑問つうのが、中央自動車道はいつ開通したのか?っつう。
 元はといえば、いつの間にかやらなくなったけど、昔は松屋百貨店の催事場で半月前ぐらいから日本ダービー展やってたよね、と。そいでシンザンのモノクロ写真とか昔のVTRとか観れて…って話の流れで出て来たのだ。東京競馬場の南側を中央道が通ってて、だからカメラが向正面をロングで撮る時必ず中央道が映り込む、で、ダービーの中継でそうなるのは何年の何が勝った年?と。考えても埒が開かない、てんで検索してみると67年12月に調布〜八王子IC間が開通してる。て事は翌年の、タニノハローモアの時には映ってておかしくない。いや高速なんてある日当然形を見せるもんじゃない、まだ工事中の、だから67年アサデンコウ66年テイトオー65年キーストンの時にも映ってる可能性は有る(車は通ってないが)。
 おかしくないだの可能性だの歯切れが悪いのは、そもそも映り込まない様なカメラワークも可能だから。今でこそ向正面で引きの画(え)に中央道が映るのは東京競馬のお約束だが、60年代だと競馬客のアツさは今の比じゃないし中継体勢も今の様にカメラ台数多くない筈、だから当時は「そんなん要らんもっと寄って撮れや!」って方が自然に思えるのだ。東京競馬場が歌い込まれた荒井由実(←旧姓)の『中央フリーウェイ』は76年暮れのリリースで、この頃には競馬中継にも遊びの要素が出て来てもおかしくない…と思いつつ、フジの中継レギュラーは寺山修司&山野浩一だった事を思うと相応しいとは言えない。まあレースVTRそのものを検索すれば良いんだけど、さすがにそこまでするのも面倒臭い。今度から注意して見てみっか、って事で不毛な議論は幕を下ろしたのだった( ´-`)y-~~~

14番目の月

14番目の月


アーティスト:荒井由実

販売元:EMIミュージック・ジャパン

発売日:2000-04-26

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