May 04, 2011

サマータイムでナイター廃止 http://www.tokyo-sports.co.jp/writer.php?itemid=13492
>2011年05月03日 09:57
>サマータイム制の導入を巡り、論議が活発化していますね。企業がそれぞれに導入するこの形、節電の意味ではとてもいいことだと感じます。私は密かに、時計を4時間早めるサマータイム制がいいと思ってます。9時の業務開始が、サマータイム前の朝5時になるわけです。そうなると5時の業務終了は、サマータイム前の午後1時になります。
>アフター5が“アフター1”になると、いいことがいっぱいあります。プロ野球はサマータイム前の午後2時にプレイボール。最長試合時間を4時間とすれば、日没前にゲームセット。ゴルフ場が近くにあれば、1ラウンドも可能ですね。平日のプレー代は安いですから。この話をすると、「いいですね、それ〜」と乗ってくる人、多いんです。
>初めてサマータイムへの切り替えを実体験したのは、1987年の春でした。4月の第1土曜日。マスターズ3日目の取材を終えて帰る私に、大会ボランティアのおばさんが「今のうちに、時計を1時間早めておきなさい」と声をかけてくれたのです。それから3年連続を含み5回マスターズを取材しましたが、土曜日夜、東スポ臨時支局で手作りのカレーを食べながら、スタッフや特派員仲間と時計を1時間早めたことが何度かありました。これを忘れていると大変です。お目当ての選手が8時半にスタートするので間に合ったと思ったら、実際は1時間前にスタートしていて5番ホールをプレー中、なんてことになるからです。もし選手がこのミスを犯してスタート時間に遅刻したら競技失格ですから、シャレになりません。
>サマータイム制導入によって、2000年問題のような大混乱を心配する声がありますが、私はそこまではいかないと思います。アメリカでは、サマータイムのことをデイライト・セービング・タイムと呼びます。サマータイムを導入するための条件は日本よりはるかに厳しい。とにかく国土が広く、国内にも時差があります。本土だけでもイースタン、セントラル、マウンテン、パシフィックと時差が4分割されている上、アリゾナ、インディアナ州がサマータイム制から除外されていました。それでも人々はたいした混乱もなく生活していたからです。私は通算7年半、アメリカで1週間ごとにトーナメント会場を渡り歩く生活をしていて、1984年の5月には岡本綾子選手が優勝したメイフラワー・クラシック(インディアナ州インディアナポリス)も取材しました。この時は移動中の機内でアナウンスがあり、時計を1時間戻すことで対応できました。むしろアメリカの人たちはサマータイムをうまく活用していて、仕事が終えるとそのままゴルフ場に直行。トランクから自分の手引きカートとクラブを引っ張り出して、プレーしてました。そんなアメリカ人たちの生活をうらやましく思ったものです。
>しかし今の日本でサマータイムへ移行する場合、保育所の対応や在宅介護など、受け入れ側の調整が必要な分野が多くあるのも事実。政府主導の環境づくりが必要だと思います。個人的にはサマータイム制の導入が、フレックス制や在宅勤務など、多様な勤務形態をさらに浸透させるキッカケとなってほしいと思っています。本当の意味でのサマータイム制のよさも、アメリカのような柔軟な勤務形態でこそ、さらに生きてくるからです。

結構突っ込みドコロの多い記事だ。業務開始朝5時って事は電車通勤は不可能だし、現状金融機関のコアタイムが9→15時である以上、2時間以上の前倒しは事実上不可能。独自に1時間前方スライドを採用した企業は既にいくつか有って、これは東京の殺人的朝ラッシュの緩和策となる(=仕事能率の向上にもなる)が、国策としてのサマータイム制度だと皆並行移動、ラッシュ緩和にならない。欧米と違い緯度が低い日本では日没時刻もそれほど遅くなる訳ではなく、アフターの充実ってお題目の説得力もちょっと薄れる。
 何より、欧米の様に車で1時間走ったら時差境界線跨ぎで腕時計進ませる(or遅らせる)習慣の無い日本で導入するには周知徹底が必要、少なくとも「今年からやります」ってのは要らん混乱を招くだけだ。それでも3競オート的にはメリット大、とは何度か書いた、けど…( ´-`)y-~~~


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