March 16, 2011

 我が身可愛いってのは全ての動物に本能として備わってるものだと思うが、にしても人間の興味っつうのはどうしても身近な方へ身近な方へと向かってしまうもので、普通の東京住民の感覚としては原発大丈夫か電車動くのか物売ってねーぞっつう事への焦燥感が優先し、地震や津波で被災した人達の事をもう忘れがちになってしまっている。恐ろしい事だ。改めて、被災者の皆さんにはお見舞い申し上げます。
 さて、復興支援をするに当たって、大事なのは経済を回す事だ。てな事言うと「被災者苦しんでるのに不謹慎な」とか目ェ吊り上げる手合いが必ず居るものだが、ただ自粛するだけなら富裕層以外皆干上がってしまう。ましてや支援ってのは、1回寄付したから良いやってものではない。ある程度継続的にやらなければならないものだし、なればこそ、より多くの人がより無理なく出来る形であるべきだ。もちろん寄付出来る余裕の有る人はザンザカ寄付してもらいたいし、それは素晴らしい行為だ。が、経済を回す事でも、多くの人々にカネが回りそれはより多くの支援に繋がるのであり、だからこそ被害を受けなかった人達は、被災者の事を気に掛けつつもいつもと変わらない生活をする事に努めるべきだ。お笑いでもコンサートでもプロ野球でも、物理的に可能かつ無理の掛からない範囲である限りやるべき、「やっても構わない」じゃなく「積極的にやるべき」だ。それは復興目的でなくても全く構わないし「一時の快楽に身を委ねてる」と一方的に叩かれる謂われも無い。ブラックなギャグとか食べ物粗末にする系とか、本当に自粛するべきものももちろん有るが、過剰な自粛は良くない。
 っつう訳で3競オート。JRAは阪神・小倉での開催と北海道・西日本での発売を公式にアナウンスした。

3月27日(日)までの中山競馬の開催中止について
>2011/3/15
>東北地方太平洋沖地震の影響により、中山競馬場での安定的な競馬施行に支障が生じるおそれがあることから、
>3月19日(土)、20日(日)、21日(祝・月)、26日(土)及び27日(日)の中山競馬の開催は中止いたします。
>なお、これに伴い、3月27日(日)までの競馬開催は、次のとおりといたします。
>○ 3月19日(土)
>第1回阪神競馬第7日及び第2回小倉競馬第7日
>○ 3月20日(日)
>第1回阪神競馬第8日及び第2回小倉競馬第8日
>○ 3月21日(祝・月)
>第1回阪神競馬第5日(代替競馬)
>○ 3月26日(土)
>第2回阪神競馬第1日及び第2回小倉競馬第5日(代替競馬)
>○ 3月27日(日)
>第2回阪神競馬第2日及び第2回小倉競馬第6日(代替競馬)
http://jra.jp/news/201103/031602.html>【ご注意ください!】3月末日までの発売・払戻のご案内 http://jra.jp/news/201103/031602.html
>2011/3/16
>3月末日までの発売・払戻につきましては、次のとおりといたしますので、お知らせいたします。
>皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
>1.競馬場・パークウインズ・ウインズ・エクセル・臨時場外発売所
>(1) 発売・払戻場所
>北海道地区および西日本地区の競馬場・パークウインズ・ウインズに限定して行います。
>※ 北海道地区を除く東日本地区につきましては、東北関東大震災の影響により、お客様への安全面の考慮や安定的な発売・払戻に支障が生じるおそれがあることから、発売・払戻を見合わせることといたしました。
>※ 2011年1月8日(土)から3月6日(日)までにご購入された勝馬投票券の払戻等の有効期限は、5月31日(火)まで延長いたします。
>2.インターネット投票
>(1) 発売方法
>IPAT(パソコン)方式に限定して発売を行います。※ IPAT(携帯電話)方式および電話投票(ARS及びPAT方式)での発売は行いません。
>※ IPAT(パソコン)方式を除く各方式につきましては、被災地での電話回線等、通信ネットワークの確保を考慮し、発売・払戻を見合わせることといたします。
>なお、4月以降の発売・払戻につきましては、決まり次第改めてお知らせいたします。

これで良いと思う。また大規模な余震とか来て回線繋がり難くなる…とかの負担を考慮すると、本場開催ばかりか投票手段までも絞ったのは正解。
 にしても東日本で本場開催(JRAに限らず)が再開されるのはいつの日か。幸か不幸か今は公営競技全盛期ではない、JRA以外だと1万人がせいぜいだから良いが、日本ダービーで10万人の観客が電車で帰るなんつったら、計画停電の影響で電鉄各社間引き運転中、相当な負担だ。「今年の東京優駿は第7競走として行います」なんて事になるのか?

坂田博昭の「馬のない日はつれづれ」 ■2011/03/15 (火) 「自分が出来ること」をやります http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=178058&log=20110315
>そこには確かに、レース場とレースがありました。
>レースを楽しみにする、お客さん方の姿がありました。
>「日常」を楽しみつつ、今回のこと、被災地のことを気にかけている、至極自然な姿でした。

>園田競馬場で、ジョッキー達が突然パドックに現れて募金を募り始めたとき、パドックサイドで募金箱を持つ係の方の元にお客さんが文字通り殺到して、先を競うように募金箱に募金をする光景を見たとき、じーんと胸が熱くなりました。
>競馬場の普通のおっちゃんが自ら募金箱に募金したあと、傍らの別のおっちゃんに「あんたは入れんのか?」などと言い、言われたおっちゃんも「あ〜そうやな〜」などと言いつつ募金箱に向かう。仕事をする側も、客も、皆が一体となって「出来ること」の認識と、行動のエネルギーとを束ねた瞬間。
>いま必要とされているのはまさにこういう活動なのだと、私は確信しました。

>ほんの僅かですが、写真を楽天競馬のリレーブログに掲載しておきました。
2011年03月15日 災害支援競馬場行脚 [ 坂田 博昭 ] http://plaza.rakuten.co.jp/dailykeiba/diary/201103150000/

阪神大震災の恩返し!園田から被災地に届け http://www.daily.co.jp/horse/2011/03/16/0003869862.shtml
>震災の被災地支援のために‐。兵庫県競馬組合は15日、第25回園田競馬の3日目を開催。中央競馬だけでなく競輪、ボートレースなど公営競技の開催中止が相次ぐなかで、「東日本大震災被災地支援シリーズ」としてレースが行われた。場内では正入場門、東入場門の2カ所に募金箱を設置し、各騎手も来場したファンに支援への協力を呼びかけた。
>被災地支援のために、園田競馬は開催に踏み切った。第1Rの前にウイナーズサークルで騎手が整列して黙とう。半旗が掲揚されるなかで、レースは行われた。
>もちろん、関係者の中からも「開催を自粛するべきでは?」という意見もあった。しかし、兵庫県騎手会会長を務める三野孝徳は話す。
>「僕らも(95年の阪神淡路大震災で)被災したときに助けてもらっている。家でニュースを見て“かわいそう”と言っているだけでは何も変わらない。僕らはプロの選手。一生懸命にプレーをして開催をやってこそ、ファンが来てくれて、その一部でも募金をしてくれる人がいる。ならば協力できることはしたい」。
>三野の呼び掛けにより、リーディング上位の6騎手は勝負服のズボンに「がんばろう東日本」、「ひろげよう支援の輪」との文字を付けて騎乗した。兵庫県競馬組合は場内に募金箱を設置。8R終了後と全レース終了後には、騎手たちもパドックやウイナーズサークルに立ち、ファンに募金への協力を呼びかけた。
>来場するファンも、熱戦に見入った。月1回ぐらいのペースで来場しているという大阪市在住の会社員、浅田宏郷さん(36)と千香さん(43)夫婦は「日曜に(JRAの)阪神が中止になっていなければ来なかったかも。義援金も受け付けているし、テレビのニュースを見ていて暗い気持ちになっていたので、馬を見て癒されたいと思った」とレースを観戦した。
>場内の予想屋「大黒社」の田中義彦さん(74)は「JRAの開催が2日間なかったから、中央のファンも来ているみたい。お客さんは普段より、ちょこっと多い。多いけど、なんだか活気がない感じはするなあ」と来場者の様子を眺めていた。
>(3月16日)

(´;ω;`)イイハナシダナー …ね。やっぱやるべきですよ、基本的には。

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