March 09, 2011

舞の海氏:「八百長なかった」発言撤回を…執行部に苦言 http://mainichi.jp/photo/news/20110309k0000m050084000c.html
>大相撲元小結でスポーツキャスターの舞の海秀平氏(43)が8日、大阪市内のホテルで開かれた関西プレスクラブで講演し、春場所中止に追い込まれた八百長問題について「放駒理事長の『過去に(八百長)はなかった』という発言も問題を大きくしている。執行部は発言を撤回し、もう一度出直す覚悟が必要だ」と持論を展開した。
>八百長力士への糾弾で厳しい目が向けられる中、「相撲は伝統芸能、神事、格闘技の要素を融合させ、先祖が知恵を絞って引き継いできたもの。単なるスポーツとして(改革を)推し進めれば必ず廃れる」と本来持つあいまいさを強調。「金銭のやり取りというシステム化は許されないが、人情相撲という言葉があるように、武士の情けが取組に出てしまうことはある」と自らの経験を振り返り、「相手がこの一番に負ければ十両陥落の瀬戸際では、仕切りで『頼むぞ』という目でのぞき込んでくる。こちらは勝つんだと思っていても、思わず相手の家族の顔が浮かんでしまうことはある」と明かした。
>その一方で、大相撲の再出発については、「中途半端に本場所開催ありきでは、また(世論に)たたかれかねない」と早計な夏場所開催には慎重な姿勢を示す一方、日本相撲協会の今後について、「公益法人ありきを返上し、相撲らしく裸一貫で勝負するノウハウを蓄積すべきだ」と提言した。【和田崇】
>毎日新聞 2011年3月8日 21時03分

大相撲の一連の八百長騒動だが、ネット住民の怒りのほとんどは「八百長などない」という建前を前面に打ち出し公益法人というポジションを得て税制優遇措置を受けて来た(=税金逃れしてた)事に対する批判であって、「八百長は許せない!」って顔真っ赤にしてるのは専ら既存マスコミの方だ(今まで気付かなかったって節穴にも程があるだろうに。せっかく今までスルーしてやってたのに…と、自身のメンツ潰された事の方が重要なんだろう)。
 まあとにかく、相撲が今後取るべき道は二通りあって、一つは八百長撲滅、もう一つは舞の海が言うように「人と人が戦う以上『情』が入るのは避けられない(出稽古に行けばチャンコをご馳走になる、その部屋の力士と話もするのだから)、所詮今まで通りにしか出来ないんだから公益法人は諦めて自由にやろう」というスタンス。もともとの相撲の出自が

 >伝統芸能、神事、格闘技の要素を融合させ、先祖が知恵を絞って
  引き継いできたもの

であるから、純粋にスポーツとして見た場合に合理性を欠く部分が多々ある。土俵の上にわざわざ屋根吊ったり(屋内だっつうのに余計な経費掛けて!)、必然性のないヘアスタイルだわ土俵入りのスタイル独特だわ土俵上は女人禁制だわ…と不合理のカタマリ。これらを否定的に捉える向きもあろうが、他のスポーツとの差別化を図れる極めて重大なアイデンティティでもある訳で、

 >単なるスポーツとして(改革を)推し進めれば必ず廃れる」と本来
  持つあいまいさを強調

それ棄てて純粋スポーツとして興行やってけるの?と。
 相撲を純粋に格闘技として見た(!)場合、ボクシングのように殴り倒した相手がさらに10秒経っても戦闘態勢取れなくなってやっと勝ち…ってなハードルの高さはない、ブン投げちゃえば勝ちだ。投げられても立ち上がってプロレスみたく「ふっふっふ効いちゃいねえぜ」とか吠えても「やかましい帰れ」だ。ブン投げちゃえば勝ちなのは柔道やアマレスも一緒だが、相撲はさらに外に出されたら負け、足の裏以外の部位が土俵に付いても負け。一番一番の対戦時間は極めて短く、だから中入後だけでも20番の取組がある。口入れから観たら100番以上、他のどんなスポーツで第13試合とかあるものか。で、これだけ他と掛け離れた競技を純粋スポーツ化して、ジャポネスクムードだけを売りに他の格闘技と伍してやって行けると考えるのは相当にオメデタイ。舞の海の持論は一見暴論だが、極めて現実的を知り分析した上での正論でもある。「相撲なんて八百長じゃねーか!」っつう声にも「ヤなら見んな」と言える。
 人と人が戦うから『情』の生まれる余地が有るのは、3競オートも同じ事だ。例えば引退を決めた(決まった、決めさせられた)選手に見得を切らせるよう、同レースで他の選手が立ち振舞う(手心を加えてる訳では断じてない。その選手が弱かったらそれまでだ)事とかは普通にある、これを「アリ」とする人は舞の海を支持するだろう。逆に「見苦しい!」と毛嫌いする人は八百長撲滅派の筈だ。お互い、でないと矛盾する。あと、競輪のUCIルール推進派も当然八百長撲滅派だろうな( ´-`)y-~~~

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