March 03, 2011

日記・コラム 武豊オフィシャルサイト 毎日考えなければいけないことばかりです http://sports.nifty.com/take/cs/diary-column/diary-list/201103/1.htm
>2011年03月03日
>騎手会長としては看過できない重要な案件も急浮上してきていて、毎日考えなければいけないことばかりです。
>そうです、お察しの通り、幸英明騎手が行なった裁決に対する不服申し立てのことです。問題のレース(阪神2日目6レース)のとき、ボクは中山で騎乗していましたが、すぐにパトロールビデオで確認して裁決内容に対する違和感を感じていました。彼は、妨害をしたとされる内側の馬に対して、むしろかばいながら進路を取っており、外側から押圧されて仕方なく手綱を控えているのがわかるからです。それを一方的に加害者扱いされたのですから、不服申し立ての手続きをした気持ちもよくわかります。しかし予想された通りに、申し立ては「理由がなく、これを棄却する」の一文だけで門前払いと同じ扱いにされてしまったわけですが。
>1月にボクが騎乗停止の処分を受けたときも、その裁決に納得していたわけでは決してありませんでした。ただ、不服申し立ての制度を使おうと思わなかったのは、そうしたところで裁定委員会のメンバーは同じ側に立つ人たちで変わりがないことを知っていたからでした。しかし今、幸騎手の勇気ある行動を見て、まずはこの制度で本当にいいのか? を考え直すべきではないかと思っています。
>幸騎手がこの件をスポーツ仲裁機構に持って行くというのであれば、騎手会長としても武豊個人としてもできる限りの応援をしようとも考えています。これは裁決委員の皆さんと対立するというのではなく、制度そのものがこのままでいいのかを考え直すいい機会だと思うからです。
>個人的には、あの1月の騎乗停止のときに「これがアウトだとおっしゃるなら、今後もこの基準で行なってくれるんですね」と、捨てゼリフとも取られかねないことを言ってしまったのが、その後の騎乗停止連発につながってしまっているような気がして、暗い気持ちにもなっているところです。
裁定委員会|藤田伸二オフィシャルブログ「藤田伸二の男道」 http://ameblo.jp/fujitashinji/entry-10818993550.html
>2011-03-03 13:00:00
>結局、幸ただ1人対競馬会役職員5名の「幸を落ち着かせる会」にすぎないのか…
>今回の騎乗停止処分には、被害馬に乗っていた俺の意見も、もちろん必要であろう!
>レース後、俺はパトロール室に呼ばれ裁決委員から被害の大きさについて、説明された訳だが…
>もちろん、俺と謙一の間に「一瞬」のスペースがあったのは事実である!
>が…俺達騎手には暗黙の了解と言うか、危険防止の為に入ってはいけないスペースも存在する。今回、幸は「入ろうとしたが、止めた。そして控えざる得なかった。そこで俺と接触した。」と言うことだ。
>そこで俺は裁決に、確かに被害はあったが、「たいした事ではない!」と言い切りパトロール室をでて、幸に「大丈夫やで〜。」と伝えた。だが結果は騎乗停止となり、周りはア然となった…
>実に重すぎる制裁だ!!
>パトロール室を出る時に裁決委員は一言…
>「後はこちらで決めるから!」と確かに言ってたが、まさかのジャッジに、まだ納得のいかない幸がいるパトロール室を覗き、裁決委員に俺は「ウソやろ〜?」と言いに行ったが覆る訳もなく確定した。
>正直、確かに多少の被害はあったが、俺に言わせればアウトかセーフで言うと完璧に「セーフ」である。
>裁決委員は今回、良いか悪いかは「悪い」に判断をしたのだろう…
>暗黙の了解のスペースに入ろうとした幸本人も戒告か、僅かな罰金は覚悟していた。しかし騎乗停止にまでなると納得いかない幸の気持ちが、とても良くわかる。そのレースを見ていた、ほぼ全員が幸に同情してたのも事実だった。
>これが、現場での一部始終である。
>さて、今回幸が意義申し立てした事は正当だと思うし、幸じゃなくても起こしてたに違いない!!
>今年はユタカさんの騎乗停止も不可思議なジャッジだったし、この辺りで本気で話し合わないといけないだろう…
>そこで、今回の裁定委員会に興味をもったのは元騎手である岡部さんが参加してると聞いたからだ!
>幸も騎乗経験者が加わる事で大いに期待してたんじゃなかろうか…?
>気になって幸本人に内容を聞いてみると…
>結局、岡部氏は援護の言葉、意見一つなかったらしい。最終的には幸を退室させ役職員だけで棄却する形だったらしいのだ。
>そりゃ、過去これまで5件の申し立ても、すべて棄却される訳だわな。
>色々なプロスポーツがありますが、審判となる人間には免許を持つことは当たり前で審判をジャッジする人間も当然いるのが普通である!
>だが今の裁決委員には、レースに騎乗経験者もいなくて、もちろん彼らをジャッジする人間もいない現状だ。
>人事異動でコロコロと代わるジャッジメントではなく、本当のプロばかり(騎乗経験者)の裁決委員を作って頂けたら、ファンも関係者も納得すると思うのだが…
>皆さんは、どう思うだろうか?
>今回の幸の騎乗停止処分は本当に残念でならない。覆らなかった裁定委員会だが起こしただけ、価値はある!と思っている。
>すべては今後の競馬会の為になるだろうし、1騎手としての意見でもある。
>これを期に、みんなで立ち上がりたいね。

それこそグリーングラスの有馬記念とかまで遡っても良いが、不可解な裁定っつうのは昔から有って、でも昨秋の外人ジョッキー(敢えて誰とは言わない)辺りからずっと燻って来た審判に対する不信(「何で先週のアレがセーフなのに今回アウトなの?」…あるいはその逆)は騎手や競馬マスコミや、もちろん競馬ファンの間にもずっと蓄積されてて、それが今回顕在化し遂に爆発した。
 俺は競馬「も」やる人間で主戦場はオートだが、このブログで何度もネタにしてる様に浜松の車券はもう3年ぐらい、ただの一枚も買ってない。SGであってもだ。理由はあまりにも不可解な裁定が多過ぎるから、こっちの見立て違いで外したのなら反省するし、買った選手が他の選手に反則食らって外れたのなら己が不運を呪う、しかし審判の不可解な裁定のせいで紙クズにされたら場に火ィ着けてやりたくなるぐらい腹立つ、表現が不穏だけど。で、毎年4月になるたびレースをチェックし、そういう事象が起きると「ああまだ審判移動してないのか」と。同様の事は松戸や高松競輪でも個人的に有って、でもこっちは無事移動した様で、今は普通に打ってるけども。
 で、オートや競輪の審判は各地の競技会から出てて、だから基本施行者サイドの人間で、基本同地専業だ(他場のビッグレースのをお手伝いみたい、な事は有るが)。ところがJRAは一括施行だから審判もローテーション制、東京と中山で違う(ex.昨秋のジャパンカップと朝日杯)ぐらいならまだしも、同一場の先週と今週ですら裁定が甘い・辛いなんて事が起こる。これじゃ買えんて、浜松だけボイコットとかの自衛手段が取れないんだから。俺この一年で中央競馬の購入額激減してる、おっかなくて手ェ出せないもの。
 一対一でなく複数の人間が加害者・被害者である事も多いし同じ事象は二度と起きない、全ての人間が納得する裁定を下せと言うのは現実的ではない。しかし、だから放置して良いという事はもちろん無く、差し当たっての解決策としては各審判の担当場を固定する事だろう。抜群のコントロールを誇った元巨人の江川卓は「〇〇さん(=その日の主審)は低目を(大き目に)ストライク取ってくれるから」なんてトコまで踏まえてピッチングを組み立てたっつう逸話が有るが、同様に「小倉(←例えば)はメチャメチャ厳しく取られるからな〜」とか各騎手が把握してる方がレースもやり易いし安全だろう。買う側だって、場によって裁定にバラツキが有っても、まだこの方式の方が納得行くというもんだ( ´-`)y-~~~

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