February 16, 2011

オッズモニターなき場外馬券場の存在意義 http://www.tokyo-sports.co.jp/writer.php?itemid=12191
>2011年02月16日 11:40
>【白鳥幹太:ギャンブル裏街道】オフトにバオー、シャトルにニューウェーブ。地方競馬の場外馬券場には様々な別称がある。
>東海地区名古屋のそれはサンアール。アキバ系のオタクから古着が好きなおしゃれな若者、そして我々ギャンブラーが交錯するディープな街、大須(おおす)という場所にそのひとつがある。最寄り駅は地下鉄名城線の上前津。2駅先の栄も十分徒歩圏内で名古屋でも独特な空間だ。
>大通りに面した複合ビルの2階に2部屋のみ(券売機専用部屋は除く)。禁煙部屋は約30人、喫煙部屋はその倍も入ればいっぱいになる程度だ。
>部屋に入るとすぐ、違和感を覚える。何十年も競馬をやっているファンでも例外なく不思議な空間に戸惑うはずだ。レース映像を映す大型テレビはあるもののオッズを映すモニターがひとつもない。大型テレビで馬体重やパドック映像に交じってオッズがランダムに流れていることもあるが、馬券で勝負したい人間には物足りない内容だ。
>オッズも見ずに馬券を買えるか。ましてや情報量の少ない地方競馬。ではどこで見るのか。サンアールではそれぞれの部屋に設置されたパソコン(禁煙部屋には1台しかない)で客同士がセコセコと譲り合って見たい券種別にクリックするしかない。事情通に聞いたところ近隣住民との取り決めで客を長時間滞留させない=その一環としてオッズ専用モニターを置かないことが盛り込まれていたという。その理由を知りオッズモニターなき場外馬券場の存在意義に納得した。
>多くの人間が集う場所にたった数台のパソコン。トラブルのもとにも感じるが意外にもみな仲良く共用しているのだ。しばらく通っていると他人様の見ているオッズ(馬券)の種類でその人の性格まで見えてくることもある。

同席してるのはカネを取り合う敵であると同時に、ともすれば後ろ指差されがちな競馬という趣味に興ずる同好の士、譲り合い精神も当然生じる。ネットが普及してなかった昔、証券会社の店頭にはQUICKという板の様子が判る端末機があった。もう本当に相場で食ってるような人は一人黙々と端末を叩いてるのだが、そうでない零細株主に過ぎない俺みたいのは、空いてる端末をお互い遠慮しぃしぃ、今持ってる銘柄以外に気になるのを二つ三つ調べるとすぐクリアし他の人に回すのが不文律だった。…世は証券界もネット時代、そんなマナーもう廃れたんだろうな( ´-`)y-~~~

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