December 08, 2010

 今日の注目は船橋競馬、中央交流重賞・クイーン賞、だけでなく最終レースの地方交流競走・総の国オープンも名古屋のキングスゾーンを始めとする好メンバー。つっても結局どっちもやんなかったけど、結果は気になるのでチェックしたら4Rのオッズ・競走成績・払戻金の欄がスッカスカになっている。
地方競馬 データ情報
何だ?と調べたら、カンパイに気付かず全馬ゴールしてしまったため再発走は困難と判断し、競走不成立→全馬券返還なのだと。
競馬ニュース - netkeiba.com | カンパイの合図遅れレース取り止めに/船橋競馬 http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=52158&category=B
>8日、船橋競馬場で行われた4R・C2六七(ダート1200m)において、3番スパーナルフィリーのフライングによりカンパイとなったものの、発走委員のカンパイの合図が遅れたため、全馬が競走を続行、入線した。これにより全馬が競走能力を喪失したものと認められ、全馬が競走除外となった。
>なお、レースは不成立となったため勝馬投票券はすべて返還される。
>2010年12月08日

放馬した馬の疲労が著しく競走除外ってケースは稀に有るが、放馬どころか騎手本気で追ってるんだから疲労度パネエ!…にしても何ちゅうアホな、と思いつつ、では防げたかとなると困難だろう。一体に、ゲート突破っつうのは他馬の騎手が「あーやっちゃった」てなもんで、だからそれ以上の事は無いものだが、今回他馬の騎手が気付かず普通にレースが始まっている、だから本来ゲートが開くタイミングより僅かに早く、当該馬が自力で開けた事になる。それはスターター等、横から見てた人には一目瞭然だったのだろうが、カンパイ担当は走路からゲート正面受けで見ている、そういう微妙なタイミングをきちんと判断出来るだろうか。いや、そもそも船橋の千二は2コーナーから僅かにカーヴした短いシュートからの発走(JRA東京の芝千八に似てる)、カンパイ担当がちゃんと見れてるかも疑問だ。といって真っ正面を見れる位置を確保となるとゲートにかなり近く、カンパイ担当の安全性が問題となる。
 スタート異常センサーが感知→審判塔に送信→各審判赤旗提示、なオートの様にゲートにセンサー付けてカンパイ担当が受信出来る様にする…ったら結構な投資だ。スターターがトランシーヴァー持ってカンパイ担当に伝える方法なら少額で済むが、旗の提示がワンテンポツーテンポ遅れる、やはりカンパイ担当の安全性が懸念される。
 もちろん不祥事は不祥事で、誰か中の人が責任を負うのだろうが同情の余地は有って、主催者は出走馬関係者にいくばくかの補償金をしなければならない…金銭的損失を一身に受ける事を思うと、船橋を叩く気にはなれない。でも居るんだよな、ここを先途と叩くアンチが必ず( ´,_ゝ`)

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