August 07, 2010

 全選抜@宇都宮が売れてない。初日二日目と売上が18.6億、これだと衝撃の100割れペースだ。
 理由は解る。まず6月18日の改正貸金業法施行で市民の金回りが悪くなってる事。サラ金=パチ、3競オート=質屋ってイメージが有るが(実際パチの落ち込みは半端ないのだが)、3競オートだってカネをオモチャにして遊ぶのだから無傷で居られると考える方がおかしい。寛仁親王牌に京王閣、川崎、豊橋記念の売上はそれまでとは明らかに異なる(元々売上の少ないサマーナイトフェスティバルはそれほどでもなかったが)、段付きで落ちてる事からもそれは明らかだ。競艇だって、オーシャンカップは116億に過ぎなかった(去年は125億)。
 もう一つは、全選抜自体の陰の薄さ。2002年4月の競輪制度改正は結果的には世紀の大改悪だった訳だが、その根幹を占めたのは、それまで三日間×2節のSA戦だった記念を1節四日制オールS級戦にした事だ。これで、記念と四日制GIIGIは見掛け上は同じ四日制オールS級戦となり、結果、GIIGIのグレードデフレを招いてしまった(ふるさとダービーなど廃止の憂き目に)。それでも、そんな中でも日本選手権は六日制と別格だし、何しろ名前が名前だ。オールスターも五日制だし、ファン投票という形で参加感も有る。先にグレードデフレと書いたが、競輪祭はKEIRINグランプリ出走権を掛けた最後の争いとして盛り上がる。高松宮記念は東西対抗という一風変わった概定番組、寛仁親王牌は全プロ記念との関連から通常見られない顔触れとなる事から、客には新味が有る。そこ行くと全選抜、何の売りもない。腐ってもGI、優勝者はKEIRINグランプリの出走権が…ってのが有るから選手は気持ちも入ろうが、客からしたらそれこそ「ちょっと豪華な記念」にしか映らない。キャラが立ってないのだ。GII共同通信杯春一番の方がよほどキャラ立ちしてる。
 番組改正私案なんていうと何だか電波ぽくてアレだが、一応俺なりに考えてみる。もういっそ全日本選抜を廃止してしまえ!っつうのも一つの手だが、これだと残る5ヶGIの過半数を常打ち場が占めてしまう訳で、施行者のバランス取りを考えると好ましくない。変わった概定番組や斡旋条件にするのは宮記念や親王牌のキャラを薄めてしまう。とすると、オールスターのようなギミックか。『選抜』ってぐらいなんだから、何らかの予選というかトライアルを設けるとか。例えばかつての共同杯の様に各地のFI戦を優勝した選手を斡旋要項にしてしまえば、S班選手も出走権欲しさにFI出て来て、車券の軸が出来るからFIも売上増?いや、武田豊樹が地元の2月取手で【3、5、欠】したように、傍で言うほど優勝って簡単じゃない。この手の一石二鳥アイディアは概して想定外の事が起きて企画倒れに終わるもので、ハナから全選抜を捨てて直前直後の記念はS班の斡旋自分独りで(゚д゚)ウマー なんて選手も出て来るだろうし。んー…何かないもんかねえ?

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