February 22, 2010

 出勤途中、高速バスのあぶくま3号を毎日の様に見掛けるのだが、いつも片手で数えられる乗客なのに今日は20人ぐらい乗ってて驚いた。何が有った。どうしてこうなった!
 一体に、東京と地方都市を結ぶ高速バスそれも昼行便は、地方の人が朝の上り便で東京に来て用をこなし夕方〜夜の下り便で帰る、って使われ方がデフォ。だから逆方向は空気輸送となり易く、例えば先月俺の乗った伊勢崎ライナー1号は片手ぐらいしか乗ってなかったのに、擦れ違った上り便は満席に近い盛況だった。新宿〜新静岡の駿府ライナーは、朝の下り便と夜の上り便に特定割引料金を設定してる。そんな片輸送なら東京発朝の下りと夜の上りを廃止すりゃ良さげだが、そこは社内事情つうモンが有る。それに俺の様な都民にとっちゃ安く旅打ちに使えるありがたい存在、批判するつもりなんかサラサラ無い。
 そんな高速バスの中でも一見不可解なのが、郡山〜新越谷というもの。「何で郡山止まりなんだそこまで来たらもうちょっと、福島まで来いや」「東京側越谷なんつう半端なトコでどうするか、バスっつうのは繁華街や都心に直で行けるのがメリットなのに」と思ってしまうが、まず運送業法で一人の運転手が4時間以上運転してはいかんのだと。例えば二人の運転手が交互に3時間ずつ交代しながら運行するのはアリだが、一人の運転手が3時間走ってパーキングエリアで休憩してまた3時間…ってのはアウト。だからこの郡山〜新越谷っつうのは、渋滞等の余裕を見込むと一人で回せる距離の限度に近い(二人乗務なら福島にも都心にも行けるが、人件費が倍になるため採算ラインが一気に厳しくなる)。
 また、東北道乗った事有る人はご存知だろうが、浦和料金所と川口ジャンクションの間が激混みとなるため、郡山から来たら浦和で降りて下道で最寄駅に付け、そこから電車の方が時間読めるし合理的なのだと。でもって新越谷(≒南越谷)、東京スカイツリーにも浅草にもアキバにも築地にも銀座にも六本木にも恵比寿にも丸の内にも日本武道館にも表参道にも渋谷にも三軒茶屋にも二子玉川にもTDRにも乗り換え無しの一本で行ける、実は交通至便なトコなのだ。
 で、このバスで郡山の人が新越谷に来たとして、3競オート的にはどうか。中山競馬、船橋競馬、船橋オート、浦和競馬、西武園競輪、東京競馬の最寄駅または無料送迎バス発着駅に一本で行ける。一回乗り換えても良いなら、一都三県の全レース場に行ける(多摩川競艇は難問だが)。…てな事を俺が書いてもあまり意味は無い。ウチのブログ福島のお客さんて居ないし(´・ω・`)

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