December 16, 2009

 年末の重大イヴェントの一つとして完全に定着したM-1グランプリ。今年も日曜が今から楽しみだが、第1回の時は見ていない。今でこそ島田紳介のプロデュース能力の非凡さは広く知られているが当時は『ヘキサゴン』も始まる前、「何で紳介が?」「これでひと商売ってか( ´,_ゝ`) 」みたいに感じたのを覚えている。俺が見出したのは2回目からだが、この時も暇だったとか他に視るモンないし…みたいな感覚だったような。

 M-1グランプリ2002完全版~その激闘のすべて・伝説の敗者復活戦完全収録~ [DVD]
 
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 販売元:R and C Ltd.
 発売日:2003-12-17
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まあとにかく、その2回目で笑い飯が全国に名を挙げるシンデレラストーリーを体現する訳だが、ネタ中の『I(はぁと)NY』のTシャツ買うつもりが間違って『ザ・めしや』のTシャツ買ったっつうギャグが、笑いつつも首都圏にそんな店ないから「ああ大阪にはそういうチェーン店あるのね」と漠然したものだった。
 評論家の故・ナンシー関は町山広美との対談集『隣家全焼』で

 隣家全焼
 
隣家全焼

 著 者:ナンシー関
 販売元:文藝春秋
 発売日:1998-07
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 >子供って自分の生活してる圏内が全世界でしょ。円の中心は自分だと
  思っているわけ。でも、中学ぐらいかな、円の中心はどうもココじゃなくて
  東京ってとこらしいって気づいてショックを受けた覚えがある。
 >テレビって東京の地理をすごいコンセンサスとして扱ってんだよね。
  昭和20年は終戦の年とかいうのと同じに、当然みんな知ってることとして
  山手通りがどうしたとか、渋谷と新宿の位置関係をふまえなきゃ
  通じないような話をするでしょ。

と発言している。ナンシーは青森出身だが、これは富山でも和歌山でも宮崎でも、地方出身者にとって同じ感覚だろう(少なくとも俺はそうだ)。で、ザ・めしやのギャグは、それの大阪(いや本社どっか知らんけど)ヴァージョンという事になる、関西在住お笑い好きとっちゃローカルギャグの全国化、関西ナショナリズムの第一歩、喜ばしい出来事かもしれない。とはいえ、笑ってもらえた(=ギャグが通じた)から良いものの、ローカルネタである事に変わりはない。U字工事のネタが北関東ローカル過ぎて解らん、と批判されるのと一緒で、本来は反則技だ。
 さて、かく言う俺は一度だけザ・めしやを見た事がある。玉野競輪の旅打ちで夜行バス0泊3日岡山行き、その岡山駅から直行バスが出てて、その車窓からでっかい看板が見えて「あれか!」と。…何か嬉しかった(´∀`)

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