November 17, 2009

 いろんな人のブログ(ライブドアだけでも競馬カテゴリで6000以上有る)見てると、未だにエリザベス女王杯の話題でアツい。それだけ語られる、伝説のレースだったという事だ。実際競馬場では大ウケ、「逃げ切っちゃえ〜」的反応がほとんどだったのだと。それは、自分の馬券はどう足掻いてもダメと諦めた故のヤケクソばかりではない、おそらくは、合理的に説明付く大穴馬券を買えなかった事への悔しさや自戒も有ったろう。逃げ宣言してその通り逃げた馬を騎手も馬券客も軽視した結果だから、誰も文句は言えないし、競馬は血統や戦績とかだけで全て結果を得られるものではない(もしそうなら競馬は今よりずっとつまらないだろう)。こういう誤算も勝負のうちだ。
 また、あるブログでは、隣に居た見ず知らずのオッサンが当たったとハシャイでて、曰く「ブエナビスタが差される筈無いから、それより前で競馬する4頭へ一軸固定の三連複」だと。言われてみればごもっとも。各紙予想陣も「穴なら前残り」とクィーンスプマンテやテイエムプリキュアに印打ってた記者は少なくなかったし(2頭より人気無かった馬がまだ6頭も居る)、サンケイスポーツと東京スポーツには三連単ズバリ的中させた記者も居る。なればこそ、悔しさもひとしおだorz
 とはいえ、これだけ語る人が居れば、当然「こんなんGIじゃねぇよ」的イキドオリをぶち撒けてる幼稚な人も居て、それはそれで笑える。大レースに限らず未勝利でも良いが、有力馬や自分が馬券を買ってた馬が能力を出し切れずに終わった(ように見える)レースに憤りを覚えるってのは、競馬やってく上で必ず出会う事。出走全馬が不利(展開上の不利も含む)を受けずに全能力を発揮したレースの方が超レアだ(ブックでもギャロップでも良いが、レース後のコメントを読めば一目瞭然)。今回はたまたま、そのスケールの特大なヤツがGIの大舞台で出ちゃったってだけだ。福永の「死に役になりたくなかった」というコメントなど、むしろGIだからこそっつうべきか。何でも自分の思い通りにならないと気が済まないお子ちゃまに「世の中甘かぁないぞ」と競馬は教えてくれる。いい社会勉強だ。
 それでもなお腹を立てるなら、プリティキャストの天皇賞(秋)を思い出してみれば良い。2頭でなく単騎での大逃げだったが、2着との着差は7馬身も有る。その後も2馬身半〜1馬身4分の1〜4分の3馬身と来て、人気を分け合い牽制し合った『戦犯』カツラノハイセイコとホウヨウボーイはさらにその後ろ、掲示板にも載れない惨敗。しかるに、八百長だの凡戦だのといった声は挙がらなかった。いや今日(こんにち)では名勝負の一つに数えられてるではないか!
 まあ、ある程度キャリア有るにも拘わらずまだ寝言ほざいてるようなセンス無い奴は放っとくとして、若い人にそこまで昔の事を例示するのもアレだ。サニーブライアンの日本ダービーだってもう結構古いし。だから身の周りでイキドオってる人が居たら、こういう事も起きるのが勝負事(←競馬に限らない)の恐ろしさで、むしろ滅多に無いアップセットに立ち会えた幸運を喜べ後年自慢出来るぞ!と言ってあげるべきだろう。そしてこれを読め!と。
小島茂之厩舎の本音(公式ブログ) 第34回エリザベス女王杯 クィーンスプマンテ http://s-kojima-stable.at.webry.info/200911/article_3.html
この女王杯は競馬の面白さ、素晴らしさを教えてくれる( ´-`)y-~~~

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