November 09, 2009

浦和記念、JRAからの出走予定馬発表
>25日(水)に浦和競馬場で行われる第30回浦和記念(3歳上、交流GII・ダート2000m、1着賞金4000万円)におけるJRAからの出走予定馬が発表された。
>JRAからは3日に行われたJBCクラシック(交流GI)2着のマコトスパルビエロ、ブリーダーズゴールドC(交流GII)など重賞8勝を挙げているスマートファルコンなどが出走を予定している。出走予定馬は以下の通り。
>( )内は性齢、所属・騎乗予定騎手
>【JRA所属馬】出走枠は4頭
>スマートファルコン(牡4、栗東・岩田康誠)
>ダイショウジェット(牡6、栗東・未定)
>ボンネビルレコード(牡7、美浦・的場文男)
>マコトスパルビエロ(牡5、栗東・未定)
>2009年11月09日

揺るぎないなスマートファルコン(´∀`) 半年前にもネタにしたが、どうせ種牡馬になれる訳でないし着実に小銭拾い…ってのは一つの生き方だ。
 片や、GI7勝もしたブルーコンコルドが種牡馬になれず乗馬となった事が、各方面で結構な話題となっている。でもこれ、大いなる誤解があって、まず競走の格付けと種牡馬選定レースとしての価値はイコールではない。オーストラリアの最高峰レースは言うまでもなくメルボルンカップだが、同国は世界でも一二を争う短距離王国、メルボルンCの成績など種牡馬の評価には一切影響しない。日本も同様で、歴代の日本ダービー馬が束になってもサクラバクシンオーの種牡馬成績に敵わないだろう。スプリンターを比較対象にするのは卑怯と言うならトウショウボーイでもサッカーボーイならどうだ。…せめて一頭だけでも最強クラスの馬を出せば種牡馬として格好は付く、シンボリルドルフがトウカイテイオーを輩出したように。でも他は?…どうしても競走の格付けと種牡馬選定レースとしての価値観を揃えなければいけないのであれば、日本ダービーなんか止めてNHKマイルカップ一本にすれば良い。でもそんな競馬面白いか?
 地方競馬のダート交流重賞だが、その競走格はダートグレード格付け委員会が恣意的に決めたものだ。本来、競走格はJRAが今年新設したレパードステークスを未格付けとした様に、前年度の出走全馬のレーティングから決定されるべきものだ。しかし地方のレースで実際それをやると、地元馬枠の明らかにレヴェルの低い何頭かに引っ張られ、ほぼ絶対に格付けが下がる。それは興行的に良くないし、当時日本はまだグループI国じゃなかったからそこは目を瞑り、各馬が最大目標としてるレースをGIっつう事にしてそれ基準で格付けしちゃって良いよね、ね、ね、と(競走格付けは種牡馬選定レースとしての価値とイコールでなければ論、はここでも否定されたのだ)。
地方競馬情報サイト ダートグレード競走年間予定 http://www.keiba.go.jp/dirtrace/schedule.html
を見ると解るが、地方施行のGIIIに1着賞金2500万のものがある。中央の古馬オープンは1着賞金2300万、200万しか違わない。しかも2着以下の賞金減額率が地方ほど急峻でないから、賞金総額では中央オープンの方が高い、これでもGIIIの価値があると言えるのか。同様に、中央のGIIIは1着3900万だが地方のGIIは4000万、ここでも総賞金の逆転現象が起きている。GII東海Sは1着5500万だからGI南部杯より上だ。(芝のレースだが)同じくGIIの阪神Cや札幌記念は7000万だから、GI川崎記念やかしわ記念をも上回る。そういう現実から目を背け『ヴァーミリアンGI8冠!』とか言われても、そりゃあ鼻白むってもんだ。
 ブルーコンコルドより成績や血統で見劣る(と思われる)馬で種牡馬入りしてるのもいるのに、という点でブルコンに同情の余地はある(中山千二の京王杯2歳Sを勝ってるのだからスピードも早熟性も備わってる筈だ)が、でもそんな嘆き悲しむほどの事でもないと思う。ある程度競馬やってりゃ、これぐらいの事はままあるものだ( ´-`)y-~~~

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