July 15, 2009

大須301ビル:舟券売り場誘致計画 住民ら「住環境悪化」と反発−−名古屋 /愛知 http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090715ddlk23040222000c.html
>名古屋市中区大須の複合ビル「大須301ビル」の3階に、競艇のミニ場外舟券売り場(ボートピア)を誘致する計画が持ち上がっている。医療・居住施設が入る建物にボートピアが設置されれば全国初だ。地元商店街は「活性化につながる」と期待するが、住民は「公営ギャンブル施設の入居で住環境が悪化する」と反発する。
>ビルを管理する「大須商業開発」などによると、ビルは地元商店主らが地域の再開発事業として計画し、03年に完成した。市が建設費約11億円を補助した。1〜3階には衣料品店などの商業施設、4、5階には医療施設が入る。4〜12階はマンションで現在約40世帯が入居している。
>3階の「大須中華街」には当初、13店の中華料理店が軒を連ねたが、中国製ギョーザ問題などで店舗の撤退が相次ぎ、現在は5店のみで、ボートピア誘致案が浮上した。
>今年3月末、大須商業開発と舟券売り場管理会社「名古屋港開発」(同市港区)が賃貸契約に関する覚書を交わした。3階のテナントの撤退が条件で、3階の約1200平方メートルに観戦用モニターや発売機15機前後を設ける計画だ。
>国土交通省によると、ボートピア設置の許可申請には▽地元自治会▽地元市町村長▽市町村議会−−の3者の同意が必要。同ビル隣の万松寺ビルには既に場外馬券売り場があり、地元商店主などは好意的だ。
>一方、マンション住人の多くは反発している。6月9日の住民説明会では「建物の資産価値が大きく下がる」「ビル事業の失敗を住民に押し付けるな」などの意見が相次ぎ、出席した住民12人全員が反対した。住民によるアンケートでも、回答した住民8人が反対するか誘致した際の損害補償を求めたという。
>住民の家入三津恵さん(62)は「管理会社は誘致で安定収入が見込めるが、住民に利点はない。市が税金を投入したビルにギャンブル施設が入るのも問題だ」と批判する。ビル内の「まきクリニック」の斎藤載次院長も「イメージ悪化は避けられず、我々にも影響が出るだろう。誘致が決まれば損害賠償請求も検討する」と話す。
>大須商業開発の松下和義社長は「ビルの経営だけでなく、地域の活性化にもつながる」と住民に理解を求めているが、誘致による損害補償は考えていないといい、協議は進んでいない。【稲垣衆史】
>毎日新聞 2009年7月15日 地方版

耐震化工事とかでスタンドを建て替える3競オート場は上層階に分譲マンションを作れ、といった趣旨の事を競馬ライター・須田鷹雄がいろんな所に書いている。ある種の公設住宅だから手抜き工事は見込み難いし、転売困難物件故最初から格安価格、でもその競技のファンにとっちゃ堪らない眺望だ。セキュリティも、一般的なマンションより遥かに優れてる(・∀・)!と。それは解る。が、この案件は素マンションのテナントにボートピアを誘致しようというもの、最初から了承済みで購入する須田案とは全く条件が異なる。BP業者が買い取って、中古物件として再度分譲する手は有るが、本場ならともかくBPじゃねえ。うーん…('A`)

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