約束手形

December 26, 2011

 生地が捻ねくれ者なのに加え、人間オッサンになると記念日とか祭りのタグイがどうでも良くなるものだ、クリスマスを祝うという事は全くない。確か去年はウドン茹でて一杯っつう夜を送った様に記憶する。が、今年は震災もあったし、せめて被災地の子供達は幸せなクリスマスを過ごして欲しい…なんつう柄にもない感情を抱き、帰途立ち寄ったローソンでケーキに手が伸び掛け…あウチ箸しかねーや、と思いとどまった。ってな事を社で話したら、同僚が「俺割箸で食ったよ。朝どん兵衛食ったの洗って」(´;ω;`)ブワッ

関西生コン15社が連鎖破綻 舞台裏で浮上する手形操作疑惑 http://diamond.jp/articles/-/15468
>【第560回】 2011年12月26日
>大阪府の建設業界に激震が広がっている。12月14日までのわずか2週間で、府内を中心にセメント・生コン業者が15社も経営破綻したからだ。地元では、夜逃げ業者の社名まで飛び交い、大きな騒ぎとなっている。
>きっかけは、セメント・生コン卸の地場大手として知られる藤成商事(大阪市北区)が、11月30日に事業停止に追い込まれたこと。
>同社の破綻によって、生コンを製造するグループ3社をはじめ、取引先11社が年を越すことなく次々と経営破綻。地場の大手だけに影響力が大きかったこともあるが、じつはその舞台裏で、同社と取引先との不透明な手形操作の疑惑が浮上しているのだ。
>もともとこの業界では、一方が取引先にセメントを売って相手から生コンを買うという売買実態とともに、双方で手形を振り出し合うという習慣があった。それと並行するかたちで別の手口も利用されたというのだ。
>帝国データバンク大阪支社の和家浩紀氏は、「藤成商事と親密取引先は、融通手形を振り出し合うことで資金不足を解消していた疑いがある。同社の手形割引残高の推移は、事業規模に対してあまりにも多過ぎるし、売上高もこの建設不況下ではありえない増え方だ」と指摘する。
>現に11年3月期の同社の手形割引残高は39億0300万円と、過去6年で2倍以上にふくれ上がった。一方で、売上高は1.7倍にも増大している。
>(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者 内村 敬)

大阪の生コン業界っつうとかなりえげつない話が漏れ伝わってるが、これ↑はそれとは関係なく、手形を融通し合ってた同士が連鎖倒産したってだけの様だ。

 >11年3月期の同社の手形割引残高は39億0300万円と、過去6年で2倍
  以上にふくれ上がった。一方で、売上高は1.7倍にも増大している

売上高の増加率以上に手形割引残高が増えてるのは典型的な自転車操業の証、こりゃどもならん。…しかしバクチ打ち的には、日本ダービー馬アイネスフウジンのオーナーが本業で行き詰まり、3人(=手形を融通し合ってた3社の社長)でホテルの一室でテイクアウトの吉牛食って首吊った件をどうしても思い出してしまう。競馬ファンには有名な話だが何とも哀しく…(´・ω・`)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック