ザスパクサツ群馬

October 24, 2013

万引き逮捕で浮かび上がるJリーガーの悲惨なフトコロ http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/197177/
>2013年10月23日 16時00分
>またまたサッカー界に衝撃が走った。群馬県警高崎署は22日に窃盗の疑いでJ2群馬のFW後藤涼容疑者(27)を逮捕した。後藤容疑者は今年8月に高崎市内の衣料品店で男性用の高級ブランドのブーツ2足、計15万3000円相当を盗んだ疑いが持たれており、盗品は他店に転売されたことが判明。本人も容疑を認めているという。
>現役Jリーガーの万引き逮捕というショッキングな事態にJリーグの大東和美チェアマン(65)は「大変遺憾である。Jリーグ側の処分は事実関係の確認と併せて検討する」と話し、厳罰は必至だ。
>群馬側は今後の対応を協議中としており、詳しい動機や経緯などは取り調べを待つことになるが、転売による金銭目当ての犯行の可能性が高い。その背景には、近年のJリーガーの非常に厳しい“フトコロ事情”が浮かび上がってくる。
>日本代表経験もある某Jリーガーによれば「すごいお金をもらえるのは外国人とか超有名選手とかひと握り。僕たちだって全然上げてもらえなくて不満はあるし、J2の選手だと本当に生活も厳しい選手がいますよ」。
>J1の主力クラスでも年俸は1000万円台という選手が多く、J2になるとほとんどが一般サラリーマン並み。中には100万円台という選手までいる。「選手だからいろいろなところに自腹でお金をかけなきゃいけないし、バイトをしなきゃ普通の生活もできないという選手は多い」と同選手が言うように、経営規模が小さく勝利給も望めない下位チームの選手は悲惨な状況に置かれているのだ。
>もちろん犯罪に手を染める者は論外だが、心の闇を生みかねないほど生活苦にあえぐ選手がいることも事実のようだ。
前園真聖は氷山の一角…元Jリーガーを待つ「貧困生活」の元凶 http://gendai.net/articles/view/sports/145289
>2013年10月16日 掲載
c33486c1.jpg
現役時代はスター選手だった前園でも…/(C)日刊ゲンダイ http://gendai.net/img/article/000/145/289/72ebe7f29839955de300704f16fe3737.jpg
>「現役時代から女遊びは好きだったけど、本人が言うように酒は苦手だった。泥酔して暴力をふるうなんて、ちょっと考えられない」
>こう言うのは、サッカー関係者。都内の路上でタクシー運転手に暴行を加えて逮捕された、元サッカー日本代表MFの前園真聖(39)の一件は今もって、衝撃が冷めやらない。知人の誕生日だったとはいえ、なぜ苦手な酒を記憶がなくなるまで飲んだのか。
>サッカーライターの平野史氏はこう言った。
>「ストレスがたまっていたのではないか。人気も実力も日本トップクラスだった前園でも、引退後は必ずしも仕事に恵まれているとは言えません。前園は12年にJリーグ及び日本代表の監督を務めるために必要なS級ライセンスを取得しているものの、このS級ライセンスは、例えば96年以降でも毎年20人前後が合格している。つまり、監督の有資格者がサッカー界には300人以上もいるわけですから、指導者という職にはなかなかありつけない。ライセンスを所持していないOBはもちろん、持っているOBでもサッカーでは飯を食っていけないというのが実情なのです」
>女優の女房を「殺す」と脅し、DV騒動を起こした元日本代表MFもそうだった。現役引退後に古巣のスタッフになったまではよかったが、チームの強化部長を辞任すると、サッカー界からフェードアウト。知人のお好み焼き店でのアルバイトなどで糊口(ここう)をしのいだ。騒動を起こしたのはまさにこの時期である。
>創成期に億の年俸を稼いだJリーガーも、清水の元運営会社が破綻した97年を境に右肩下がり。J1が18チーム、J2が22チームの計40チームの大所帯になった今は、年俸200万円に満たない選手がJ2にはゴロゴロいる。地方クラブには月給7万円、年俸84万円という選手までいるのだ。
>「Jリーグは選手のセカンドキャリアに力を入れているとはいえ、まだまだ完全とはいえない。振り込め詐欺や窃盗、恐喝などの犯罪を起こす元Jリーガーのニュースに触れるたび、華やかに見えるプロスポーツの光と影を感じざるを得ません」(前出の平野氏)
続きを読む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック