アングロアラブ
August 19, 2014
アキヒロホマレ29歳大往生 http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20140819-1353074.html
88年セイユウ記念を制したアキヒロホマレ。騎手は柴田政人現調教師 http://cache2.nipc.jp/race/news/img/hr140819akihirohomare-ns-big.jpg
>87〜89年に3年連続で最優秀アラブに輝いたアキヒロホマレ(牡29)が18日、老衰のため、北海道・静内種馬場で死んだ。現役時代は坪憲章厩舎に所属。アラブで88年セイユウ記念など重賞3勝を含む20戦18勝の戦績を残した。レコード勝ち7回、単勝1・0倍が5回、2着との着差1秒以上が9回と無敵で、89年のアラブ王冠では70キロを背負い、19キロ軽い2着馬に快勝した。サラブレッド相手にも阪急杯など重賞に5度挑戦。9戦未勝利も、90年陽春S(オープン)で3着に入り、G1馬ラッキーゲランなどに先着した。中西信吾場長は「JRAアラブ競走の一時代を築いた名馬でした」と話した。
>[2014年8月19日8時49分 紙面から]
>アラブで88年セイユウ記念など重賞3勝を含む20戦18勝
>レコード勝ち7回、単勝1・0倍が5回、2着との着差1秒以上が9回
壮絶だ。サラブレッドを負かせなかったという点では、自身が勝った重賞の競走名になってるセイユウに見劣るとはいえ、JRAアラブ馬の最後の大物といって良いだろう。
ところで、今では意味が無いが『アラブに本命なし』という競馬格言が有って、でもその意味が人によってバラバラで、正味の意味を俺は未だに知らない。俺の周りだけでも「アキヒロホマレほど能力的に抜けてる馬というのはレアケースで、アラブ戦は基本的には能力拮抗だから、新聞の印通りに決まる事が少ない」「『アラブに本命は無い』の後に『大本命は有る』が隠れてる」「飛び抜けて強い本命馬が居る時は、次位級の馬が潰されて相手に人気薄を連れて来る」と、その言葉を口にする人によって違った意味合いで使われていた。それぞれ微妙にカブってて微妙に違ってるから、相手がどの意味で言ってるのか気を遣ったものだ。…まあ、今はアラブ系の限定競走が組まれてないから、いみじくも「今では意味が無い」と書いたように、知らなくても支障はないんだけども…( ´-`)y-~~~
セイ・ユー・ラヴ・ミー / Say You Love Me
アーティスト:ヴォックス・ワン
販売元:バップ
発売日:1995-11-01
88年セイユウ記念を制したアキヒロホマレ。騎手は柴田政人現調教師 http://cache2.nipc.jp/race/news/img/hr140819akihirohomare-ns-big.jpg
>87〜89年に3年連続で最優秀アラブに輝いたアキヒロホマレ(牡29)が18日、老衰のため、北海道・静内種馬場で死んだ。現役時代は坪憲章厩舎に所属。アラブで88年セイユウ記念など重賞3勝を含む20戦18勝の戦績を残した。レコード勝ち7回、単勝1・0倍が5回、2着との着差1秒以上が9回と無敵で、89年のアラブ王冠では70キロを背負い、19キロ軽い2着馬に快勝した。サラブレッド相手にも阪急杯など重賞に5度挑戦。9戦未勝利も、90年陽春S(オープン)で3着に入り、G1馬ラッキーゲランなどに先着した。中西信吾場長は「JRAアラブ競走の一時代を築いた名馬でした」と話した。
>[2014年8月19日8時49分 紙面から]
>アラブで88年セイユウ記念など重賞3勝を含む20戦18勝
>レコード勝ち7回、単勝1・0倍が5回、2着との着差1秒以上が9回
壮絶だ。サラブレッドを負かせなかったという点では、自身が勝った重賞の競走名になってるセイユウに見劣るとはいえ、JRAアラブ馬の最後の大物といって良いだろう。
ところで、今では意味が無いが『アラブに本命なし』という競馬格言が有って、でもその意味が人によってバラバラで、正味の意味を俺は未だに知らない。俺の周りだけでも「アキヒロホマレほど能力的に抜けてる馬というのはレアケースで、アラブ戦は基本的には能力拮抗だから、新聞の印通りに決まる事が少ない」「『アラブに本命は無い』の後に『大本命は有る』が隠れてる」「飛び抜けて強い本命馬が居る時は、次位級の馬が潰されて相手に人気薄を連れて来る」と、その言葉を口にする人によって違った意味合いで使われていた。それぞれ微妙にカブってて微妙に違ってるから、相手がどの意味で言ってるのか気を遣ったものだ。…まあ、今はアラブ系の限定競走が組まれてないから、いみじくも「今では意味が無い」と書いたように、知らなくても支障はないんだけども…( ´-`)y-~~~
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アーティスト:ヴォックス・ワン
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発売日:1995-11-01
ippachi_bakuchiuchi at 21:51│コメント(0)
November 19, 2012
福山競馬廃止表明へ http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201211190033.html
>'12/11/19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20121119003301.jpg
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20121119003302.jpg
>福山市が累積赤字19億円を抱える福山競馬について、「来年度の予算は組めない」として競馬事業の継続は不可能との認識を一部競馬関係者に伝えたことが18日、分かった。売り上げの減少が深刻化し、市が事業継続の条件とする本年度の「実質単年度収支の黒字」は困難な情勢。羽田皓市長は近く、本年度内での廃止を表明するとみられる。
>廃止されれば、中国地方に地方競馬はなくなる。存廃の岐路にあるほかの公営ギャンブルにも影響を与えそうだ。
>複数の競馬関係者によると、市幹部が18日、競馬関係者の一部に「売り上げの減少は深刻」などと伝え、事業の継続は不可能との見方を示したという。
>本年度の上半期(4〜9月)収支は、約2100万円の赤字を計上。1日当たりの売り上げも、当初予算の見込みを下回った。市は今月の市議会競馬事業特別委員会などでは、来年度の予算編成について「厳しいが可能かどうか検討を続ける」と説明した。
>【写真説明】モナクカバキチ(手前)が地方競馬の最多勝記録を更新した福山競馬のレース(7月14日)
ただただ残念だ。この前ネタにしたが地方競馬トップの大井であの惨状なら他はもっと酷いだろう、
東京もゴーストタウンか : 酒とワラwの日々
や、でもホッカイドウ競馬は売上目標クリアだしな…とか思ってたトコに寝耳に水な悲報。
この手の廃止反対運動で「競馬に従事する関係者がこれだけ居てその雇用や彼らが生む税収や経済効果云々」っつうヤカラが居るがそれは止めた方が良い、というのは『競馬』を建設業に置き換えれば解る、入居予定の無い再開発ビルとか車の通らない高速道路とかと一緒で、この物言いは「私達の血税がこんな穀潰しの生活のために無駄遣いされているムキーッヽ(`д´)ノ 」となってしまい、廃止派を勢い付けるだけの逆効果なのだ。どうしても経済効果を謳うなら、市外からこれだけ人を呼べて彼らが馬券のみならず競馬場内場外問わず飲み食いにこれだけカネを使い…という形でなければならない。
墓地や産廃処理場のように『ウチの近所に造られるのは嫌だけどどうしてもどこかに無ければならないもの』では公営競技場はない、3競オートどころか宝くじすら買った事ない人の方が圧倒的に多いのだから、公営競技の存在意義はひとえに自治体の財政に寄与する事だ。あるいは単純な決算は赤字でも前述の経済効果や宣伝効果(自身や親族、知己に出身者が居ない、という人のうち福山を知ってる人がどれだけ居るだろうか?)が充分見合うリターンが有る場合。それが満たせないのであれば廃止はやむを得ない。バクチ好き競馬好きとして、特に福山は一度だけだが旅打ちした事が有って、
エトワールセト号 : 酒とワラwの日々
凄く良い印象を持ってただけに無くなるのは残念だし嫌だ…と言いたいが、それはワガママに過ぎない…と一納税者としての分別も俺は持ち合わせてるだけに、廃止派の言い分は解る。ましてや福山市民でない余所者としては享受せざるを得ない。それにしても残念だ、寂しい(´・ω・`)
>'12/11/19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20121119003301.jpg
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20121119003302.jpg
>福山市が累積赤字19億円を抱える福山競馬について、「来年度の予算は組めない」として競馬事業の継続は不可能との認識を一部競馬関係者に伝えたことが18日、分かった。売り上げの減少が深刻化し、市が事業継続の条件とする本年度の「実質単年度収支の黒字」は困難な情勢。羽田皓市長は近く、本年度内での廃止を表明するとみられる。
>廃止されれば、中国地方に地方競馬はなくなる。存廃の岐路にあるほかの公営ギャンブルにも影響を与えそうだ。
>複数の競馬関係者によると、市幹部が18日、競馬関係者の一部に「売り上げの減少は深刻」などと伝え、事業の継続は不可能との見方を示したという。
>本年度の上半期(4〜9月)収支は、約2100万円の赤字を計上。1日当たりの売り上げも、当初予算の見込みを下回った。市は今月の市議会競馬事業特別委員会などでは、来年度の予算編成について「厳しいが可能かどうか検討を続ける」と説明した。
>【写真説明】モナクカバキチ(手前)が地方競馬の最多勝記録を更新した福山競馬のレース(7月14日)
ただただ残念だ。この前ネタにしたが地方競馬トップの大井であの惨状なら他はもっと酷いだろう、
東京もゴーストタウンか : 酒とワラwの日々
や、でもホッカイドウ競馬は売上目標クリアだしな…とか思ってたトコに寝耳に水な悲報。
この手の廃止反対運動で「競馬に従事する関係者がこれだけ居てその雇用や彼らが生む税収や経済効果云々」っつうヤカラが居るがそれは止めた方が良い、というのは『競馬』を建設業に置き換えれば解る、入居予定の無い再開発ビルとか車の通らない高速道路とかと一緒で、この物言いは「私達の血税がこんな穀潰しの生活のために無駄遣いされているムキーッヽ(`д´)ノ 」となってしまい、廃止派を勢い付けるだけの逆効果なのだ。どうしても経済効果を謳うなら、市外からこれだけ人を呼べて彼らが馬券のみならず競馬場内場外問わず飲み食いにこれだけカネを使い…という形でなければならない。
墓地や産廃処理場のように『ウチの近所に造られるのは嫌だけどどうしてもどこかに無ければならないもの』では公営競技場はない、3競オートどころか宝くじすら買った事ない人の方が圧倒的に多いのだから、公営競技の存在意義はひとえに自治体の財政に寄与する事だ。あるいは単純な決算は赤字でも前述の経済効果や宣伝効果(自身や親族、知己に出身者が居ない、という人のうち福山を知ってる人がどれだけ居るだろうか?)が充分見合うリターンが有る場合。それが満たせないのであれば廃止はやむを得ない。バクチ好き競馬好きとして、特に福山は一度だけだが旅打ちした事が有って、
エトワールセト号 : 酒とワラwの日々
凄く良い印象を持ってただけに無くなるのは残念だし嫌だ…と言いたいが、それはワガママに過ぎない…と一納税者としての分別も俺は持ち合わせてるだけに、廃止派の言い分は解る。ましてや福山市民でない余所者としては享受せざるを得ない。それにしても残念だ、寂しい(´・ω・`)
ippachi_bakuchiuchi at 19:34│コメント(0)
June 16, 2012
消えゆくアラブ馬 競馬界、40年で6頭に http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001206150007
最後尾から追うザラストアラビアン=6日、日高町、杉本康弘撮影 http://mytown.asahi.com/hokkaido/k_img_render.php?k_id=01000001206150007&o_id=43763&type=kiji
>2012年06月14日
>■アラブ馬 消えゆく運命
>■競馬界 40年で1万頭 → 6頭
>日本の競馬を支えてきたアラブ馬=キーワード=が姿を消しつつある。40年ほど前は1万頭を超えていたが、時代はサラブレッド全盛に。現役は地方競馬のわずか6頭だ。
>馬の血統登録を扱う公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルによると、戦後間もなくは、サラブレッドが足りず、観客の期待に応えられるレース編成が出来なかった。そんな中、アラブ馬は重宝な存在だった。サラブレッドと違い、気性は穏やかで丈夫、粗食にも耐えて扱いやすい。血筋から能力が読みやすく、生産農家や馬主も手堅い経営ができたという。地方競馬に詳しく、アラブ馬主でもある札幌国際大学の大月隆寛教授(民俗学)は「アラブで稼いでサラブレッドで勝負をかける生産農家は多かった」。中央では1950年代に出走馬の3割程度、地方での登録数は70年代前半までサラブレッドを上回る1万2千頭前後に上った。
>しかし、人気はスピードに勝り華やかさがあるサラブレッドに集まり、95年には日本中央競馬会(JRA)がアラブ馬単独のレースを廃止。地方競馬も追随した。国内のアラブ馬単独のレースは09年9月27日の福山競馬(広島県福山市)が最後だ。
>いまも残る現役はホッカイドウ競馬(北海道)の1頭と福山競馬の5頭。アラブの競走馬の生産は止まっていて、競馬界から姿を消すのは時間の問題だ。
>馬産地・北海道では、最後のアラブ馬が約840頭のサラブレッドに闘いを挑み続けている。栗毛の7歳馬「ザラストアラビアン」だ。今月6日夜、門別競馬場(日高町)の最終レースでは、13頭中、最下位。伊藤千尋騎手(26)は「最後は息切れしてしまった」と残念がった。
>05年に北海道門別町(現・日高町)で生まれ、当時はアラブ馬が主流だった福山でデビューした。これまで61戦15勝。3年前の国内最後のアラブ馬単独レースは、最後の直線で猛烈に追い上げて接戦を制した。その後、サラブレッドとの混成レースで2勝したが、ここ2年は脚を痛め、勝利から遠のいている。
>馬主の鳳山(とりやま)信年さん(46)=広島市=は「衰退する一途のアラブ馬の中で最強になってほしい」と願い、ザ・ラスト(最後の)アラビアンと名付けた。「アラブ馬の全盛期を知る古くからの競馬ファンは懐かしんで応援してくれる。一日でも長く走り、ファンの記憶に残ってほしい」
>(熊井洋美)
>◆キーワード
>《アラブ馬》
>アラビア半島が原産。純血馬とサラブレッドとの交配で、アラブの血が25%以上が競馬に向く「アングロアラブ」とされ、競馬でアラブ馬と言えば、この種を指す。国内では少なくとも1920年代から血統登録の記録がある。
>一方、17世紀ごろから、競走馬としての品種改良を重ねてきたのがサラブレッド。世界各国のサラブレッドは父系の血統をさかのぼると3頭に絞られる。
俺が福山競馬旅打ちして生アラブ見たのが3年前。
エトワールセト号 : 酒とワラwの日々 http://blog.livedoor.jp/ippachi_bakuchiuchi/archives/51286447.html
いよいよアングロアラブも風前の灯か。時代の流れとはいえ、アレだな…(´・ω・`)
最後尾から追うザラストアラビアン=6日、日高町、杉本康弘撮影 http://mytown.asahi.com/hokkaido/k_img_render.php?k_id=01000001206150007&o_id=43763&type=kiji
>2012年06月14日
>■アラブ馬 消えゆく運命
>■競馬界 40年で1万頭 → 6頭
>日本の競馬を支えてきたアラブ馬=キーワード=が姿を消しつつある。40年ほど前は1万頭を超えていたが、時代はサラブレッド全盛に。現役は地方競馬のわずか6頭だ。
>馬の血統登録を扱う公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルによると、戦後間もなくは、サラブレッドが足りず、観客の期待に応えられるレース編成が出来なかった。そんな中、アラブ馬は重宝な存在だった。サラブレッドと違い、気性は穏やかで丈夫、粗食にも耐えて扱いやすい。血筋から能力が読みやすく、生産農家や馬主も手堅い経営ができたという。地方競馬に詳しく、アラブ馬主でもある札幌国際大学の大月隆寛教授(民俗学)は「アラブで稼いでサラブレッドで勝負をかける生産農家は多かった」。中央では1950年代に出走馬の3割程度、地方での登録数は70年代前半までサラブレッドを上回る1万2千頭前後に上った。
>しかし、人気はスピードに勝り華やかさがあるサラブレッドに集まり、95年には日本中央競馬会(JRA)がアラブ馬単独のレースを廃止。地方競馬も追随した。国内のアラブ馬単独のレースは09年9月27日の福山競馬(広島県福山市)が最後だ。
>いまも残る現役はホッカイドウ競馬(北海道)の1頭と福山競馬の5頭。アラブの競走馬の生産は止まっていて、競馬界から姿を消すのは時間の問題だ。
>馬産地・北海道では、最後のアラブ馬が約840頭のサラブレッドに闘いを挑み続けている。栗毛の7歳馬「ザラストアラビアン」だ。今月6日夜、門別競馬場(日高町)の最終レースでは、13頭中、最下位。伊藤千尋騎手(26)は「最後は息切れしてしまった」と残念がった。
>05年に北海道門別町(現・日高町)で生まれ、当時はアラブ馬が主流だった福山でデビューした。これまで61戦15勝。3年前の国内最後のアラブ馬単独レースは、最後の直線で猛烈に追い上げて接戦を制した。その後、サラブレッドとの混成レースで2勝したが、ここ2年は脚を痛め、勝利から遠のいている。
>馬主の鳳山(とりやま)信年さん(46)=広島市=は「衰退する一途のアラブ馬の中で最強になってほしい」と願い、ザ・ラスト(最後の)アラビアンと名付けた。「アラブ馬の全盛期を知る古くからの競馬ファンは懐かしんで応援してくれる。一日でも長く走り、ファンの記憶に残ってほしい」
>(熊井洋美)
>◆キーワード
>《アラブ馬》
>アラビア半島が原産。純血馬とサラブレッドとの交配で、アラブの血が25%以上が競馬に向く「アングロアラブ」とされ、競馬でアラブ馬と言えば、この種を指す。国内では少なくとも1920年代から血統登録の記録がある。
>一方、17世紀ごろから、競走馬としての品種改良を重ねてきたのがサラブレッド。世界各国のサラブレッドは父系の血統をさかのぼると3頭に絞られる。
俺が福山競馬旅打ちして生アラブ見たのが3年前。
エトワールセト号 : 酒とワラwの日々 http://blog.livedoor.jp/ippachi_bakuchiuchi/archives/51286447.html
いよいよアングロアラブも風前の灯か。時代の流れとはいえ、アレだな…(´・ω・`)
ippachi_bakuchiuchi at 19:46│コメント(0)
December 24, 2011
12歳アラブ馬、地方競馬最多勝記録ねらい奮闘中 http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111224-OYO1T00320.htm
>日本の競馬を支え、最盛期には約1万頭いた競走用のアラブ馬が、馬場から消えつつある。現役は福山競馬(広島県福山市)などの6頭。競走馬としては6〜12歳と高齢だが、サラブレッドに交じって出走し、地方競馬の最多勝記録の更新を目指す馬もいる。スピードはそこそこでも力強く走る“泥臭い姿”にファンらは声援を送っている。
http://osaka.yomiuri.co.jp/photo/20111224-129085-1-L.jpg
>純粋のアラブ馬はアラビア半島原産。日本では、サラブレッドとの交配種「アングロ・アラブ」が持久力に優れるとして戦前は軍馬として多く育てられた。
>地方競馬全国協会によると、戦後は各地の競馬場で活躍。地方競馬での登録数は1986年に9938頭に達したが、高速レースを展開するサラブレッドが主流になり、日本中央競馬会はアラブ馬だけのレースを95年に廃止、地方競馬も2009年に取りやめた。
>国内のアラブ馬は、乗馬用などに年10頭前後が生産されるが、競走馬は08年10月のデビューが最後。今年11月末の登録数は24頭だが、現役は福山競馬の4頭と門別競馬(北海道日高町)の1頭、荒尾競馬(熊本県荒尾市)の3頭のみだった。このうち廃止が決まり、23日に最後のレースが行われた荒尾競馬では2頭が引退、1頭が移籍を検討中だ。
>勝てなくなった馬も多い中、福山競馬では牡馬(ぼば)「モナクカバキチ」が奮闘する。12歳で人間なら50歳近いが、7月に2勝して通算54勝とし、地方競馬最多勝の新記録(55勝)を目指す。
>現在は勝利から遠ざかっているが、走る意欲は旺盛だ。元厩務(きゅうむ)員、加藤隆由さん(37)(岡山市)が開設するブログ「モナクカバキチ最多勝への道」には「アラブの心意気を見せて」「壮年パワーに元気をもらっている」などのメッセージも届く。加藤さんは「地道に勝利を重ねた姿に多くの人が勇気づけられている。少しでも長く、元気に走って」と願っている。
>「厩舎物語」の著者で、荒尾競馬の2頭の馬主でもある大月隆寛・札幌国際大教授(民俗学)は「負けん気が強く、走りに味があるアラブ馬に、日本の競馬界がどれだけ世話になったことか。最後の馬主になってもアラブの灯を消さないよう頑張る」と語る。
>(2011年12月24日 読売新聞)
大月さん馬主になってたのか。いやそれよりモナクカバキチ、まだ現役なんだよな。
地方競馬 データ情報
つくづく凄い、頑張れ…と思いつつ、こんな減っちゃってたのかアラブ馬。絶滅危惧種…や、ほとんどが人工交配で作られ(!)る生物にこの言葉は使わんか、単に売れなくなったから生産されなくなったってだけだもんな(´・ω・`)
政治家とか実業家の二世とかの『ええトコの子』をサラブレッドと呼ぶ事が有る。これって、公営競技全盛期、電車の中で専門紙開くのは憚られる時代だったとはいえ競馬そのものはポピュラーで、その頃は地方はもちろん中央競馬でもアラブ馬の方が主流だった時代が有った事の証左だ。で、この表現はもうほとんど死語と化しつつある、いずれ消えて行くんだろうな。それはしょうがないが、JRAも馬事公苑とか競馬場の乗馬馬にアラブを1頭ぐらい残しても良い様な( ´-`)y-~~~
地獄で仏
著 者:大月 隆寛
販売元:文藝春秋
発売日:1996-05
クチコミを見る
>日本の競馬を支え、最盛期には約1万頭いた競走用のアラブ馬が、馬場から消えつつある。現役は福山競馬(広島県福山市)などの6頭。競走馬としては6〜12歳と高齢だが、サラブレッドに交じって出走し、地方競馬の最多勝記録の更新を目指す馬もいる。スピードはそこそこでも力強く走る“泥臭い姿”にファンらは声援を送っている。
http://osaka.yomiuri.co.jp/photo/20111224-129085-1-L.jpg
>純粋のアラブ馬はアラビア半島原産。日本では、サラブレッドとの交配種「アングロ・アラブ」が持久力に優れるとして戦前は軍馬として多く育てられた。
>地方競馬全国協会によると、戦後は各地の競馬場で活躍。地方競馬での登録数は1986年に9938頭に達したが、高速レースを展開するサラブレッドが主流になり、日本中央競馬会はアラブ馬だけのレースを95年に廃止、地方競馬も2009年に取りやめた。
>国内のアラブ馬は、乗馬用などに年10頭前後が生産されるが、競走馬は08年10月のデビューが最後。今年11月末の登録数は24頭だが、現役は福山競馬の4頭と門別競馬(北海道日高町)の1頭、荒尾競馬(熊本県荒尾市)の3頭のみだった。このうち廃止が決まり、23日に最後のレースが行われた荒尾競馬では2頭が引退、1頭が移籍を検討中だ。
>勝てなくなった馬も多い中、福山競馬では牡馬(ぼば)「モナクカバキチ」が奮闘する。12歳で人間なら50歳近いが、7月に2勝して通算54勝とし、地方競馬最多勝の新記録(55勝)を目指す。
>現在は勝利から遠ざかっているが、走る意欲は旺盛だ。元厩務(きゅうむ)員、加藤隆由さん(37)(岡山市)が開設するブログ「モナクカバキチ最多勝への道」には「アラブの心意気を見せて」「壮年パワーに元気をもらっている」などのメッセージも届く。加藤さんは「地道に勝利を重ねた姿に多くの人が勇気づけられている。少しでも長く、元気に走って」と願っている。
>「厩舎物語」の著者で、荒尾競馬の2頭の馬主でもある大月隆寛・札幌国際大教授(民俗学)は「負けん気が強く、走りに味があるアラブ馬に、日本の競馬界がどれだけ世話になったことか。最後の馬主になってもアラブの灯を消さないよう頑張る」と語る。
>(2011年12月24日 読売新聞)
大月さん馬主になってたのか。いやそれよりモナクカバキチ、まだ現役なんだよな。
地方競馬 データ情報
つくづく凄い、頑張れ…と思いつつ、こんな減っちゃってたのかアラブ馬。絶滅危惧種…や、ほとんどが人工交配で作られ(!)る生物にこの言葉は使わんか、単に売れなくなったから生産されなくなったってだけだもんな(´・ω・`)
政治家とか実業家の二世とかの『ええトコの子』をサラブレッドと呼ぶ事が有る。これって、公営競技全盛期、電車の中で専門紙開くのは憚られる時代だったとはいえ競馬そのものはポピュラーで、その頃は地方はもちろん中央競馬でもアラブ馬の方が主流だった時代が有った事の証左だ。で、この表現はもうほとんど死語と化しつつある、いずれ消えて行くんだろうな。それはしょうがないが、JRAも馬事公苑とか競馬場の乗馬馬にアラブを1頭ぐらい残しても良い様な( ´-`)y-~~~
地獄で仏
著 者:大月 隆寛
販売元:文藝春秋
発売日:1996-05
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July 26, 2010
ふくやまけいば/「バクシンオー号」の引退ならびに引退イベントの実施について http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/keiba/newstopics/bakushin-o.html
>『アラブ最後の怪物』と呼ばれ、多くの方々にご愛顧いただきましたバクシンオー号(牡7歳・堀部重昭厩舎)の引退が決まりました。生涯成績は、福山大賞典(2007)、福山ダービー(2006)など5つの重賞タイトルを含む58戦34勝。脚部不安との戦いが続きましたが、ユノフォーティーン、フジノコウザンらのライバルとアラブ競馬の最後を大いに盛り上げてくれました。
>この度、バクシンオー号の活躍を称え8月14日(土)に引退イベントを行うこととなりました。ファンのみなさまへ最後のお披露目と、関係者のご挨拶、記念品のプレゼントなどを予定しております。みなさまぜひご来場のうえ、バクシンオー号へのご声援をよろしくお願いいたします。
>2010年8月14日(土)バクシンオー号引退イベント
>【バクシンオー号ファンへのお披露目】
>第8レース終了後
>場所:スタンド前
>【関係者のご挨拶と記念品プレゼント】
>第8レース終了後
>場所:表彰台
>記念品(アルバム10冊・お菓子10個)と引換のカラーボールを表彰台からプレゼント
>【紅白パンのプレゼント】
>最終レース終了後、にこにこホールにおいて300名様に「紅白パン」をプレゼント
>【バクシンオー号・メモリアル映像の放映】
>優勝した重賞レースを中心にバクシンオー号のメモリアル映像を2回放映
>5R・7R終了後(予定)
同馬の成績はこう。
地方競馬 データ情報
なるほど『アラブ最後の怪物』ってコピーもそれほど大袈裟ではない、一流馬のそれだ。とはいえそんな同馬の引退で、一つの時代が確実に終わったんだなと。これでサラのオープン級に伍して戦えるアラブは居なくなってしまった(福山のサラのレヴェルがどうこういう話は別)、アラブもサラと同じレースを走ってますっつうだけだ。もう生産してる人も居ないんだろうなあ。ドバイじゃ純血アラブの競走やってるけど、馬券を売らないイスラム社会、経済生産性を考慮しない土地柄だから初めて成り立つ行為だ。これ、行ってみてー…って土曜か…(´・ω・`)
>『アラブ最後の怪物』と呼ばれ、多くの方々にご愛顧いただきましたバクシンオー号(牡7歳・堀部重昭厩舎)の引退が決まりました。生涯成績は、福山大賞典(2007)、福山ダービー(2006)など5つの重賞タイトルを含む58戦34勝。脚部不安との戦いが続きましたが、ユノフォーティーン、フジノコウザンらのライバルとアラブ競馬の最後を大いに盛り上げてくれました。
>この度、バクシンオー号の活躍を称え8月14日(土)に引退イベントを行うこととなりました。ファンのみなさまへ最後のお披露目と、関係者のご挨拶、記念品のプレゼントなどを予定しております。みなさまぜひご来場のうえ、バクシンオー号へのご声援をよろしくお願いいたします。
>2010年8月14日(土)バクシンオー号引退イベント
>【バクシンオー号ファンへのお披露目】
>第8レース終了後
>場所:スタンド前
>【関係者のご挨拶と記念品プレゼント】
>第8レース終了後
>場所:表彰台
>記念品(アルバム10冊・お菓子10個)と引換のカラーボールを表彰台からプレゼント
>【紅白パンのプレゼント】
>最終レース終了後、にこにこホールにおいて300名様に「紅白パン」をプレゼント
>【バクシンオー号・メモリアル映像の放映】
>優勝した重賞レースを中心にバクシンオー号のメモリアル映像を2回放映
>5R・7R終了後(予定)
同馬の成績はこう。
地方競馬 データ情報
なるほど『アラブ最後の怪物』ってコピーもそれほど大袈裟ではない、一流馬のそれだ。とはいえそんな同馬の引退で、一つの時代が確実に終わったんだなと。これでサラのオープン級に伍して戦えるアラブは居なくなってしまった(福山のサラのレヴェルがどうこういう話は別)、アラブもサラと同じレースを走ってますっつうだけだ。もう生産してる人も居ないんだろうなあ。ドバイじゃ純血アラブの競走やってるけど、馬券を売らないイスラム社会、経済生産性を考慮しない土地柄だから初めて成り立つ行為だ。これ、行ってみてー…って土曜か…(´・ω・`)
ippachi_bakuchiuchi at 23:05│コメント(0)
August 18, 2009
アラブ単独競走、ついに終了へ http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=38857&category=B
>全国で最後までアラブ系レースを実施してきた福山競馬場では、同競馬場におけるアラブ馬の在籍頭数が40頭以下となったことに伴い、9月27日(日)の「開設60周年記念アラブ特別レジェンド賞」をもってアラブ系の単独競走を終了することとなった。
>福山競馬場は長きに渡ってアラブ馬だけでの開催を行う競馬場として知られてきたが、05年12月よりサラブレッド系競走をスタート。今後、アラブ馬はサラブレッドと混合でレース編成される。
>なお、福山以外の全国の競馬場に所属しているアラブ馬は、金沢1頭、名古屋1頭、高知7頭、荒尾7頭となっている(7月現在)。
>2009年08月18日
俺が上京した頃はまだ中央競馬でもアラブが走ってて、1回中山の3〜4日目辺りに銀杯っていうアラブのオープン特別が組まれてた。この頃は成人の日が15日固定で、だから今年を例にすると1回中山開催は5、6、7、10、11、15、18、19という日取り。ちょっと中弛みな日の、重賞じゃないしメインですらないし、でも既にアラブ重賞もなくなってた中では比較的扱いの良いレースだった。ロータリーアイドルとかショウブラッキーとかいった馬の名を覚えてる。
で、中央がアラブ競走を廃止したのが96年。当時は馬房数の3倍の頭数まで預託出来るルールがまだなく、馬主はせっかく馬を買っても出走もままならない出走&除外ラッシュ…のさらに前の、入厩すら出来ない状態にストレス爆発。何とかせえやゴルァヽ(`Д´)ノ‼ という声にJRAは押し切られ、対応策としてアラブ競走を廃止する事で空いた枠にサラを…とせざるを得なくなる。地方競馬には馬資源不足の所もまだあったから、中央=サラ↔地方=アラと棲み分けが出来れば良かったのだが、アラブ生産者にとって一番のお得意様だった ━━ 当事でいう『カク抽』として、まとまった頭数をそれなりの額で買ってくれてた ━━ JRAが手を引いた事から生産界も急速にサラにシフトし出す。結果、地方もアラが減少し、真っ先に南関東がアラブ廃止。他地区もその波に抗えず、かつてはアラのメッカと呼ばれた兵庫(=園田&姫路)すらもサラ専用場となる。押し出される形でアラブ最後の砦となった福山だが、補助金不正が発覚しJRAの怒りを買う事に。
激震 福山アラブ王国 競走馬補助金詐欺 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/kikaku/034
>2006.11.26 Sunday
>福山競馬に馬を出走させている馬主の一人が、福山市の競走馬購入補助金を詐取した疑いで再逮捕された二十三日、競馬場関係者や馬主らは動揺を隠せなかった。売り上げ不振で今年度の単年度収支が約6億5000万円の赤字になる見通しの福山競馬。運営の見直しが迫られる中で起きた事件だけに、関係者らからは改めてイメージダウンを心配する声が相次いだ。
>県警が福山市千代田町の市競馬事務局で捜索を始めたのは午前十一時前。事務局はこの日、休業日だったが、塩手照之事務局長ら幹部六人が緊張した面持ちで約五時間三十分に及ぶ捜索に立ち会った。
>事務局によると、押収されたのは競り名簿や馬の血統登録証など補助馬に関する資料で、塩手事務局長は「逮捕は予想しておらず残念。売上金が不正に使われ、本当に申し訳ない」と謝罪。「厳正にやってきたつもりだが十分ではなかった。今後はいいレースをしてファンに応えていくしかない」と沈痛な表情で語った。
>同市はこの日、福山東署に被害届を出しており、今後は、県馬主会とも連携して、過去三年分の全補助馬について適正な購入が行われたかなどを調査。開原算彦助役は「市の補助金の関係ということで残念な思い。関係者と一体になって信頼回復に努めていきたい」と語った。
>一方、ショックは調教師や馬主にも広がった。ある馬主は「一部の馬主の行為で市民が不信感を募らせ、廃止論に向かうのが怖い」と不安げな表情を浮かべ、五十歳代の調教師は「残念でならない。来年度の事業費削減もほぼ決定的で、我々の生活は追いつめられている。事件でファンの競馬離れが進まなければいいが……」と落胆した様子で話した。
アラブ競馬という文化を売りにする気が当事者にすらなかったのだ。むしろ、よく今まで保ったというべきか。
アラブ限定競走がなくなるというだけで、直ちに在籍馬が居なくなるという訳ではない(最初の記事にもあったように、僅かな頭数だが残ってはいる)が、しかし時間の問題でもある。一つの時代の終わり、だな( ´-`)y-~~~
>全国で最後までアラブ系レースを実施してきた福山競馬場では、同競馬場におけるアラブ馬の在籍頭数が40頭以下となったことに伴い、9月27日(日)の「開設60周年記念アラブ特別レジェンド賞」をもってアラブ系の単独競走を終了することとなった。
>福山競馬場は長きに渡ってアラブ馬だけでの開催を行う競馬場として知られてきたが、05年12月よりサラブレッド系競走をスタート。今後、アラブ馬はサラブレッドと混合でレース編成される。
>なお、福山以外の全国の競馬場に所属しているアラブ馬は、金沢1頭、名古屋1頭、高知7頭、荒尾7頭となっている(7月現在)。
>2009年08月18日
俺が上京した頃はまだ中央競馬でもアラブが走ってて、1回中山の3〜4日目辺りに銀杯っていうアラブのオープン特別が組まれてた。この頃は成人の日が15日固定で、だから今年を例にすると1回中山開催は5、6、7、10、11、15、18、19という日取り。ちょっと中弛みな日の、重賞じゃないしメインですらないし、でも既にアラブ重賞もなくなってた中では比較的扱いの良いレースだった。ロータリーアイドルとかショウブラッキーとかいった馬の名を覚えてる。
で、中央がアラブ競走を廃止したのが96年。当時は馬房数の3倍の頭数まで預託出来るルールがまだなく、馬主はせっかく馬を買っても出走もままならない出走&除外ラッシュ…のさらに前の、入厩すら出来ない状態にストレス爆発。何とかせえやゴルァヽ(`Д´)ノ‼ という声にJRAは押し切られ、対応策としてアラブ競走を廃止する事で空いた枠にサラを…とせざるを得なくなる。地方競馬には馬資源不足の所もまだあったから、中央=サラ↔地方=アラと棲み分けが出来れば良かったのだが、アラブ生産者にとって一番のお得意様だった ━━ 当事でいう『カク抽』として、まとまった頭数をそれなりの額で買ってくれてた ━━ JRAが手を引いた事から生産界も急速にサラにシフトし出す。結果、地方もアラが減少し、真っ先に南関東がアラブ廃止。他地区もその波に抗えず、かつてはアラのメッカと呼ばれた兵庫(=園田&姫路)すらもサラ専用場となる。押し出される形でアラブ最後の砦となった福山だが、補助金不正が発覚しJRAの怒りを買う事に。
激震 福山アラブ王国 競走馬補助金詐欺 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/kikaku/034
>2006.11.26 Sunday
>福山競馬に馬を出走させている馬主の一人が、福山市の競走馬購入補助金を詐取した疑いで再逮捕された二十三日、競馬場関係者や馬主らは動揺を隠せなかった。売り上げ不振で今年度の単年度収支が約6億5000万円の赤字になる見通しの福山競馬。運営の見直しが迫られる中で起きた事件だけに、関係者らからは改めてイメージダウンを心配する声が相次いだ。
>県警が福山市千代田町の市競馬事務局で捜索を始めたのは午前十一時前。事務局はこの日、休業日だったが、塩手照之事務局長ら幹部六人が緊張した面持ちで約五時間三十分に及ぶ捜索に立ち会った。
>事務局によると、押収されたのは競り名簿や馬の血統登録証など補助馬に関する資料で、塩手事務局長は「逮捕は予想しておらず残念。売上金が不正に使われ、本当に申し訳ない」と謝罪。「厳正にやってきたつもりだが十分ではなかった。今後はいいレースをしてファンに応えていくしかない」と沈痛な表情で語った。
>同市はこの日、福山東署に被害届を出しており、今後は、県馬主会とも連携して、過去三年分の全補助馬について適正な購入が行われたかなどを調査。開原算彦助役は「市の補助金の関係ということで残念な思い。関係者と一体になって信頼回復に努めていきたい」と語った。
>一方、ショックは調教師や馬主にも広がった。ある馬主は「一部の馬主の行為で市民が不信感を募らせ、廃止論に向かうのが怖い」と不安げな表情を浮かべ、五十歳代の調教師は「残念でならない。来年度の事業費削減もほぼ決定的で、我々の生活は追いつめられている。事件でファンの競馬離れが進まなければいいが……」と落胆した様子で話した。
アラブ競馬という文化を売りにする気が当事者にすらなかったのだ。むしろ、よく今まで保ったというべきか。
アラブ限定競走がなくなるというだけで、直ちに在籍馬が居なくなるという訳ではない(最初の記事にもあったように、僅かな頭数だが残ってはいる)が、しかし時間の問題でもある。一つの時代の終わり、だな( ´-`)y-~~~
ippachi_bakuchiuchi at 23:05│コメント(0)