March 24, 2018

ハーレーダビッドソンが新モデル 街乗り快適、若年層に照準 - SankeiBiz(サンケイビズ) https://www.sankeibiz.jp/business/amp/180324/bsa1803240500001-a.htm
>2018.3.24 05:54
bsa1803240500001-p1-1 ハーレーダビッドソンの新モデル「アイアン1200」を紹介する日本法人のグレッグ・ウィリス社長(右)=23日、東京都江東区 https://www.sankeibiz.jp/images/news/180324/bsa1803240500001-p1.jpg
>米大手二輪車メーカー、ハーレーダビッドソンの日本法人(東京都新宿区)は23日、同日開幕した国内最大の二輪展示会「東京モーターサイクルショー」で、大型バイクの新モデル2車種を公開した。都会の街乗りに適したタイプなどを投入し、若年層の開拓に弾みをつけたい構えだ。

バイク興味皆無な人でもハーレーダビッドソンは知っているし「ああ、ああいうのね」ってなるだろう。その「ああいうの」が大好きな熱狂的支持者が居て、でも、であるがゆえに外野からは敷居が高いというか壁を感じるというか、新しいファンがなかなか入って来ない・育たないという側面もある。なのでそこで新味を打ち出そうとすると、既存ユーザーから「こんなのハーレーじゃない!」と酷評されるのが毎度の事だ。この画像のニューモデルだって、いわゆるハーレー然としたものでは全然ないし。でも、だからといって手をこまぬいてると先細りになってしまう。八方塞がり。
 といっても手がない訳ではない、サブブランドを作ってしまえば良いのだ。何か凄くヒットした雑誌があって、それが10年も続くと創刊当時のコンセプトと当時からの読者層にズレが生じるため、兄弟or姉妹誌を創刊するパターンが多々ある、それを思うと解り易い。雑誌に限らずファッション関係にはこの手の展開が多いが、ハーレーだってある種のファッション、ブランドとして捉えられてるのだから充分に可能だ。それでも既存のハーレーファンからはブーイングも出るだろうが、それなら100%子会社を作るなり既存の会社を買収するなりして、表面上だけでも独自展開すれば良いのだ。

これ↑、家電に詳しくない人だったら「○○メカ搭載ででこんなにキレイに!」なんて機能重視コピー打つよりよほど「刺さる」だろう。実はアクアって、最終的には倒産した三洋電機が経営再建中に白物家電部門を中国のハイアールに売却した、その日本向けブランドで、でも今まで「三洋か…」って感覚だったけどアクアだったから買ったって人も少なからず居るだろう。
 で、3競オートの新規ファン開拓戦略。既存ファンである側からすると「何これ」「センス悪っ!」ってものがほとんどであるように見えてしまう。既存ファンでない人に訴求するっていう点でそれは当然なのだが、でも既存ファン無視≠世間一般にとっての訴求力アリ・センス良し、ではない。それすら解ってない闇雲な旧来的価値観破壊は全く意味がないんだけど、ねえ( ´,_ゝ`)
Change Is
The Don Rendell/Ian Carr Quintet
Beat Goes On
2004-04-26



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