May 22, 2016

アングル:トランプ波乱で賭けサイト台頭、世論調査超えるか http://jp.mobile.reuters.com/article/idJPKCN0YC00A
>2016年 5月 21日 9:38 AM JST
downloadfile5月16日、政治をテーマにしたオンライン株式市場「プレディクトイット」の登録トレーダーは、現在3万人を超え、専門家や大統領選を戦う候補のアドバイザーたちにも一目置かれる存在になっている。写真は先月19日、ニューヨークのバーでオンライン株式市場「プレディクトイット」のトレーダーが集まり、予備選の状況を見ている(2016年 ロイター/Anjali Athavaley) http://s2.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20160521&t=2&i=1138127440&w=640&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPEC4K003
>[ニューヨーク/ウェリントン 16日 ロイター] - エリック・デュハイムさんは株式投資には消極的だが、「ドナルド・トランプ売り」「ヒラリー・クリントン買い」には前向きだ。
>デュハイムさんが取引を行う市場は「プレディクトイット」だ。そこは、いわば政治をテーマにしたオンライン株式市場で、ユーザーは、ある出来事が起きるかどうかについて、「イエス」か「ノー」のいずれかに少額のお金を賭けることができる。
>プレディクトイットの開設は2014年。昨年末に1万9000名だった登録トレーダーは、現在3万人を超える。専門家や大統領選を戦う候補のアドバイザーたちにも一目置かれる存在になっている。ユーザーになれるのは、米国在住で有権者登録を済ませた人だけだ。
>プレディクトイットは、学術研究向けに大学へデータ提供をすることが主な存在理由であり、普通のオンライン賭けサイトとは違う、と主張。2014年に米国商品先物取引委員会(CFTC)が発行した通達によれば、これが同サイトの運営を合法と認めた主な理由の1つだという。
>主要な金融市場とは異なり、投資金額は小さい。CFTCが定めた参加者1人あたりの持ち高上限は各市場で850ドル(約9万4000円)であり、加入するときの保証金は平均100ドルにすぎない。
>世論調査の結果も、プレディクトイットでの賭けの判断に織り込まれている。
>たとえば、大統領選挙に向けて不動産王のトランプ候補が共和党指名を獲得する可能性は、各予備選が進行したこの3カ月のあいだ、プレディクトイットのサイト上で大幅に変動した。
>2月初めのアイオワ州予備選でライバルのテッド・クルーズ上院議員に敗れたときに30セントだった「トランプ」株は、1カ月後に「スーパーチューズデー」を制したことで80セントへ上昇。その後、4月初めのウィスコンシン州で大勝したクルーズ氏が勢いを取り戻したかに見えたことを受けて、半値に下がった。クルーズ候補ともう1人のライバルだったジョン・ケーシック・オハイオ州知事が指名争いから撤退した今、月曜日の時点で94セントにまで上昇している。
>だが11月の本選については、プレディクトイット上でのトランプ氏の評価は、クリントン氏の59セントに対して、40セントと後れを取っている。
>プレディクトイットの正確さについては研究者による今後の厳密な検証が待たれるところだが、アイオワ・エレクトロニック・マーケットなどの予想市場を研究した専門家によれば、世論調査と同じくらい正確であることが分かっているという。
>MITの学生であるデュハイムさんは、通常、途中で燃え尽きる可能性が高いと思われる候補が負ける方に賭けるという。
>「トランプ氏もその1人だった」と彼は言う。「7月にはトランプ株を売っていたから、その後の展開は面白くなかった」
>5月初めにインディアナ州でトランプ氏が勝ったことで、デュハイムさんは1000ドル近い損失を出した。彼がプレディクトイットで投資した金額の約3分の1に当たる。
>「もちろん損をしたことで落ち込んではいるが、このままトランプ氏が大統領になる方が心配だ」
>(Anjali Athavaley記者、Charlotte Greenfield記者、翻訳:エァクレーレン)

辞書を引くと、predictは過去の事実や経験に基づいた直感的(あるいは主観的)な予言や予測をする事で、データを基に天候や経済などを科学的(あるいは客観的)な予測をするforecastとは使い分けるのだそうな。競馬で、予想の目をフォーカスと呼ぶのはfocusではなくforecastから来ているそうだが、100%コンピュータ予想ならともかくヒトが予想を出す分にはpredictの方が英語表現的には相応しいよなあ。
 まあともかく、これは面白い。バクチやらない人に対して俺は「何か簡単なゲームやったとして、負けた奴が『こんなのシャレ、本気じゃないから』とか負け惜しみされるとこっちもカチンと来るから、あくまで本気度の表れとして負けたら痛い程度の額賭けようや」ってのが端緒だと説明してるのだが、アメリカでは、それを政治に関する事象に特化した上で、学術研究向けに大学へデータ提供をするのが主目的だし、何より金融市場としては極めて小規模だからバクチってレヴェルじゃないでしょね、ね、ね…とCFTCの合法認定を受けたと。すげえ。
 とはいえ、にも拘わらずトランプ株は2月からこっち30→80→40→94¢と底値→高値が3倍以上という乱高下。アメリカ国内に於いてをや、トランプがいかに読み難い穴馬であったかだが、そんなだから元のレートが低いにも拘らずデュハイムさん1000$ヤラレ、こりゃ結構な大敗だし、何より痛いよな。いやでもしかし、つくづくバクチって面白いよなと再認識したわ(´∀`)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメントする

名前
 
  絵文字