May 09, 2016

 なか卯の幟が目に留まった。
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調べたら一月前から始まってたメニューのようで、
《予告》6種の具材で彩り鮮やか 「なか卯」の“海鮮バラちらし”新発売 | お知らせ | 丼ぶりと京風うどんのなか卯 http://www.nakau.co.jp/jp/news/124
今まで気付かなかったっていかに茫として過ごしてたかっていう事だが、とにかく、なぜ今回引っ掛かったかというと「ばら寿司」=「ちらし寿司」というのが俺の認識で、だから「ばらちらし」ってネーミングおかしくね?と。…っつう訳で調べてみると、いろいろとグシャグシャで大変な事になっていた。
 まず、ちらし寿司というのは「おにぎり」に対する「おにぎらず」みたいなもので、寿司ネタ(!)を寿司飯の上に散らしたものであるそうな(海鮮丼は、寿司飯ではなく白米なので、明確に違う料理)。ここでもう、俺の認識と存在を異にする。ちらし寿司ってこういうモンじゃなかったのか!?

だからそのまま食っても良いけど醤油を回したり、小皿に醤油とワサビを盛って…ってイヤイヤイヤイヤイヤ!サブちゃん嘘吐いてたってか!?と吼えまくりたいが、とにかくこの永谷園仕様こそが、本来はばら寿司と呼ばれるものであると。
 で、永谷園が真犯人かどうかは判らないが、とにかくこれでちらし寿司=ばら寿司って情報が拡まってしまったため、以後、サブちゃんちらしのつもりで寿司屋で注文したら「思うてたんと違う!」とか、サブちゃんタイプのちらしを前に「ちらし寿司ってのは本来はね…」とウンチク語りたがるウザ野郎出現とか、現場では対応に苦慮するケースも少なからずあったらしい。そういう苦慮の策として「ばらちらし」という呼称が生まれた…という流れなんだとか。なか卯がそういう経緯踏まえてそうしたとか、社内会議でクレーマー対策に先手打ったとか、その辺の事情は外野には伺い知れないが、とにかく企業活動としては全然おかしくないんだな、と。
 ところで、俺が初めてばら寿司の存在を知ったのは、旅打ち先の玉野競輪だった。みんなばら寿司とウドンをセットで頼んでて、客が受け取るのを見て「ああ、ちらし寿司の事こっちじゃこう言うんだ」と。結構前の事なんで、当時は【秘密のケンミンSHOW】なんてやってなかったし、絆創膏の呼び方とか
bansoko-101736 全国でこんなに違うバンソウコウの呼び方 | ロケットニュース24 https://sociorocketnews.files.wordpress.com/2011/06/bansoko-101736.jpg
上靴と上履きどう違うとか、
tomomi_140827uwabaki01 「うわぐつ」って言葉が通じない? 日本の「うわぐつ」「うわばき」分布図完成! - ねとらぼ
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1408/27/tomomi_140827uwabaki01.jpg
ホント知らなかったから、旅打ち先で地道にフィールドワークして行くしかなかったんだよな。旅打ちは大人の修学旅行ですわ( ´-`)y-~~~

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